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2020年08月24日 10:27サイクリング全体に公開

秩父別〜霧立峠〜留萌

(8月23日)
前日入りしていた秩父別の道は、車中泊を快適に過ごすため要素が全て整っておりとても素晴らしい。
道路が見えるようになった日の出10分前の4時半に道の駅を出発。気温は7℃、日中は絶対暑くなるので上着は置いていきたかったが、寒すぎるのでウィンドブレーカーとアームウォーマー下は短パン生足にした。夜明けの静かな田園風景を眺めながら進むと30分もすれば体が温まり半袖に解禁。
しかし幌加内を過ぎた辺りから特濃ガスに見舞われ服にも水滴が纏わり付き寒い…53km地点の政和ルオントに着くがまだ8℃のまま。ここで少し休憩するつもりだったが寒いのでアームウォーマーを付けておにぎりを食べてすぐに走り出す。
添牛内を左に曲がり、霧達国道に入った途端ガスがブァっと無くなり青空が広がった。斜度1〜2%の坂を8km登るとあったいう間に霧達峠の頂上に到着。ここが本日の核心部と思っていたが呆気なかった。しかしこの区間が1番気持ち良い区間だった。

ここから古丹別まで40kmのロングDHだと思っていたが下り基調なりにアップダウンがあるのであまり気持ち良くはなかった。それでもロードを買った時からいつか走ってみたいと思っていた長大な霧立国道を走れて楽しかった。
古丹別のセコマで大休憩、ここまで115kmだが初めての道なので長く感じない。
海岸線を左折しR231に入った途端に強烈な向かい風に変わる。南風3mの予報だが、この辺りは風衝地なのでもっと強いだろうと覚悟していたが予想以上だ。風力発電の風車は僕の進行方向を向いてデカイ羽根がブンブンと回っており、見えない壁の中を進むような感じだった。前方に一緒にトレインを組めるサイクリストがいたらなぁ…など妄想しながら、下ハンを握って歯を食いしばりひたすらペダルを回す。
ここまで29km/hを指していたAvもドンドンと削られて下がっていくし、気温も上がって吹き出す汗が目に入ってイライラするし間違いなくここが核心部だった。やっとの思いで40km先の留萌に到着し安堵する。

そして本日最大のメインイベント高麗館(焼肉屋さん)でのご馳走だ。若い頃は仕事の時にここで昼にする事が多く、1番大好きなのはユッケジャンクッパなので躊躇なく注文した。十数年ぶりに食べる高麗館のは最高に美味しかった。お腹を満たしたら、あとは40km漕いで秩父別に帰るだけ。
あれだけキツかった風はフォローに変わったので軽く回すだけで楽に30km/hは出るし、小さな美葉牛峠を残すのみなので楽勝だ。
何度もやっている浜益200kmは100も走ればさっさと帰りたくなるが、カムイスキーリンクスが見えて残り10km、もう終わるのかと思うと何だかとても寂しい気持ちになった。それくらい楽しい旅だった。無事に道の駅に戻ってきて、やけに暑いのでサイコンの温度を見る31℃…朝との差は23℃は体に堪えた。

パクの言うとおり道北でのサイクリングは最高に楽しい。田園風景に癒やされ森の緑は濃くて美しい、道路は広くて路面も素晴らしくキレイで、車の往来は少なくサイクリングの聖地に認定。秩父別は札幌から以外と近いので道の駅を起点に今後も色々なルートを走ってみたい思う。

200km D+853m Av28.0km/h 8時40分
https://www.strava.com/activities/3952884412
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