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張替は出来ても日数がかかる。夏山シーズンを前に、余り日数がかかるのは困るので、スペアを兼ねてニューブーツを入手することにした。
余りゴツイ奴だと、馴らしに時間がかかる。さりとてフニャフニャのブーツも心もとない。
スポルティバTorango Alp GTX、NHKの番組でルー大柴氏が履いていたブーツの皮革モデルだ。公称重量は片足780g。金44,100円也。かなり痛い出費ではあるが、小生の足にはピッタリとフィットする。カモシカスポーツの店内で暫く歩いていたが、確かに軽い。これまで履いていたオグラピトンのカラコルムは、インソールを追加すると、実測重量が片足1265gで、片足で500g近い差になるので軽いのは当然だ。概ねフルアイゼンを付けた程の差が有ることになる。
大枚を支払って購入し、自宅でキッチンスケールに載せて目を疑った。スケールは850gを示しているではないか。家庭用のキッチンスケール故に、スケールがいい加減なのではと、友人の米屋さんに持ち込んで計測してもらったが、やはり850gある。米屋さんのスケールは厳格な点検を毎年受けなければならないので狂っている筈はない。かくゆう小生も、親の代までは米穀商を営んでいたので米屋事情には詳しい。
小生のサイズは27.5と28の中間くらいであるので標準よりも多少重くなるのは得心が出来るが、公称780gと実測850gは誤差が大きすぎる。男物と女物ほどの差が有ることになる。
850gといえば、今時のマウンテンブーツとしては、特別に軽量とは言えないではないか。勿論、履いた感じでは充分に軽く感じるが、それは極端にヘビー級のブーツを使用していたから感じるものであり、大枚を支払った商取引としては、やはり釈然としないものが残る。
それはさておき、これまでの重登山靴とは比較になるまいが、一応レザーブーツであるので、いきなりハードな山行という訳にも行くまいので、この週末あたり、軽い山にでも行ってみるか。
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