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令和元年(2019) 726
令和2年(2020) 702
令和3年(2021) 701
令和4年(2022) 670
令和5年(2023) 661
令和6年(2024) 679万トン
【Q2:政府備蓄米として保管しているコメの量は?】
約100万トンを適正水準とする。
5年の保管期限を越えたものから飼料用として売却。
毎年約20万トンを買い入れてきたが、令和7年(2025)は買い入れを見送り。
【Q3:放出された政府備蓄米の量は?残りは?】
すでに約61万トンが市場に供給され、在庫は30万トン余りとみられる。
・一般競争入札:第1回から第3回までの入札で、合計約29.6万トンが落札。
・随意契約:特定の大手小売業者と直接契約を結び、約30万トンが放出。
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今回のコメの価格高騰は、Q1の通り、昨年の米の生産量に全く問題がなく無関係でした。つまり人為的に仕掛けられたマネーゲームの結果であり、流通されるはずだったコメがどこかの倉庫に大量に死蔵されているはずです。
日本政府が食料安全保障の観点から実施している主食用米の備蓄量は、10年に1度の不作、通常程度の不作が2年連続した場合などを想定して約100万トンと想定された前提があります。不作だったわけでもないのに、その6〜7割が放出されてしまったことになります。
小泉農水大臣のスピード対応によって安いコメが店頭に並び、大臣は「随意契約の高速道路でどんどん流していきたい」と述べてさらなる放出に積極的ですが、異常気象が頻発する昨今、もし今年〜来年〜再来年あたりにコメの不作に見舞われた場合には、頼みの備蓄米が底を尽きた本当の危機的状況に陥ることが懸念されます。
【追記】原因に関する記載は、政府のウソを鵜呑みにした事実無根の誤りでしたので、こちらに訂正しました。お詫び申し上げます。
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訂正:令和のコメ騒動の真相
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-362582
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