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令和のコメ騒動を数字で眺めてみた
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-362334
の中で、その原因について
「今回のコメの価格高騰は、Q1の通り、昨年の米の生産量に全く問題がなく無関係でした。つまり人為的に仕掛けられたマネーゲームの結果であり、流通されるはずだったコメがどこかの倉庫に大量に死蔵されているはずです。」
と書きましたが、これは政府のウソを鵜呑みにした事実無根の誤りでしたので訂正します。
毎年のコメの「需要量」と「生産量」と「6月末の民間在庫量」を対比したグラフ（左図）から読み取れる通り、2022年から始まったコメの生産不足が累積した結果、2024年には民間在庫量が153万トンとなりましたが、これは適正とされる180〜200万トンを大幅に下回る数値でした。複数年の生産不足の累積が原因であるにも関わらず、政府はそれを認めず流通の問題であるとごまかし、新米が出れば落ち着くとウソをついたわけです。
ではなぜ2022年からコメの生産不足が始まったのか、その根本原因は、以下に列挙した「農政における４つの失政」にあるようです。
�（鴇暖颪�毎年減ることを前提に減反・減産を押し付けた
政府が米の生産を積極的に減らすようにした結果、2年間50万tもの原産を行った。
�∪源佐霹廚鮗綢硫修気擦拭別閏臈淦�権が導入した「農地10aあたり15,000円の所得保障」を自公政権が2018年に撤廃し、農家から年間1500億円の所得を事実上奪った）稲作農家数は2000年の174万戸から2024年の53万戸まで激減。
�８哉拭Ω沙困琉貶�で、毎年77万トンの外国産米（ミニマムアクセス米。その約45%がアメリカ産）を輸入した
�で誠緲住擦鮑鏝困靴拭�1980年代から2/3に。対して軍事費は4倍に。右図）
つまり、これら４つの失政を正して、我が国のコメ作りを抜本的に取り戻さない限り、我が国の主食を取り巻く安全保障は成立しない深刻な状況にある、というのが実態のようです。軍事費なんかを増強してる場合ではありませんね。
出典：しんぶん赤旗
【緊急解説】コメ不足の真相と共産党の打開策〜自民農政の転換を−日曜版ダイジェスト
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