![]() |
![]() |
![]() |
東洋物産工業株式会社
次世代の超高性能ヘルメット ヴェンティープラス No.391 F-S-C 白
https://www.toyo-safety.co.jp/products/391f/
事前調査をしたり目星をつけていたわけではなく、店頭にあった何種類かを自転車と登山で兼用する観点で見比べて、これを選びました。544gとやや重いですが、ポイントは
・厚生労働省の「保護帽の規格」の「飛来・落下物用」および「墜落時保護用」それぞれの型式検定合格品。
→規格について後述
・保護帽の内側にシールド(飛来物、飛来粉塵、薬液などから目や顔を守るためのもの。紫外線を99.9%カット)が収納されており、必要な場面でカチャッと降ろせるのがオジサンの少年心をくすぐる。これまで雨の自転車では、つば広サンバイザーを顔まで下げて対応しており、その代替になりそう。シールドを省いて軽量・安価な製品(No.390)もあり。
→ひさしとシールドは、クリア・スモーク・グリーンの3種別売品と交換可能。
自転車に乗ってるみなさんのヘルメットを見ると、ファッショナブルだったりスポーティーであったりするのが多く、それに比べると無骨極まりないですが、見た目は二の次、三の次、機能優先で問題なし!通気性の面では、スカスカの自転車専用とは比べ物になりませんが、ヤマ専用のヘルメットとはいい勝負かな?
〜ヘルメットの規格・基準〜
国内のヘルメットの規格・基準は大きく分けて、
・厚生労働省の「保護帽の規格」←現場作業者向け
・一般財団法人製品安全協会の「SG (Safe Goods) 基準」←一般消費者向け
の2分野があるようです(さらにJIS規格もある模様)。
「登山用ヘルメット」にフォーカスすると、SG基準の中にあるものの、現在、休止品目となり事務受付をしていませんので国内には規格・基準がない、のが実態のようです。したがって製品を選ぶ際に近そうな基準を読み替えて流用するか、以下の海外規格に適合したヤマ専用製品から選ぶことになります。
・UIAA安全規格
UIAA(国際山岳連盟)による規格。ヘルメットその他、登山やクライミングの用品カテゴリー毎に耐久性や安全性に関する基準が定められている。
・EN規格-EN12492
山岳用ヘルメットのヨーロッパ統一規格。非常に厳しい5種類のテスト基準が定められている。
https://youtu.be/4HXBoEuhdtc
■厚生労働省の「保護帽の規格」
型式検定には以下の3つ
- 飛来・落下物用
- 墜落時保護用
- 電気用
の使用区分(種類)があり、ヤマ用に流用するなら「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」両方の型式検定に合格した製品から選ぶのが良さそうです。
■一般財団法人製品安全協会の「SG (Safe Goods) 基準」
基準は以下の5つ
- 0004乗車用ヘルメット
バイク用ヘルメット
- 0005野球及びソフトボール用ヘルメット
ボールが頭部に当たったときの衝撃吸収性を規定
- 0056自転車等用ヘルメット
自転車乗車時、走行遊具使用時に着用するヘルメット
- 0088野球及びソフトボール用捕手ヘルメット
ボールが頭部に当たったときの衝撃吸収性を規定
- 0118 スノーレジャー用ヘルメット
転倒時の頭部への衝撃吸収性を規定
論外の球技用を除く3つの基準を流用できそうか、は個々人の登山スタイル次第、でしょうか。
【オマケ】このヘルメットを着用した上に、先日導入した
==
XShelter暑熱フーディー
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-357651
==
および、昨シーズンから愛用中のラッシュガード、いずれのフードも被ることができました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する