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経木(薄く削いだ木)の蓋を裏返すと、ご飯粒が数個貼り付いているのはいつも通りのことですが、親から「米は一粒たりとも無駄にしてはならない」と躾けられた私は、まず始めにこれを丁寧に片付けます。
蓋が片付くと、いよいよメインに着手です。ご飯は8つの俵形になっており、その俵を半分ずつに切って口に運ぶのですが、ここでも割り箸捌きの腕前が問われます。米粒の水分が経木に程よく吸われて貼り付いているのを上手に剥がすのには多少のコツが要り、箸捌きが雑だと多くの米粒が経木に残ってしまいます。
いつも思うのですが、筍煮はもうちょい少なくてもエエのでは?それに加えて切り昆布&千切り生姜、これら3者のペース配分はいつも難題です。普段から薄味志向なので、俵4つが片付いた時点で「やべ、後半戦が濃い味になってしまった」と配分ミスを悔やむのが毎度のパターンです(俵3つめくらいで小梅を片付けて先を読んだつもりでも、その認識は甘かったか、とここで思い知らされる)。
5個入っているシウマイの配分には全く悩むこともなく、だいたい平均的に片付いてゆくんですけどね。そして8つの俵が全て片付いた時点で、鶏の唐揚げ、玉子焼き、あんずの3点が残っています。あんずは食後のデザート枠なので当然として、いつも鶏の唐揚げと玉子焼きを最後まで温存させてしまうのはナゼだろう?
そして、端っこ少しだけ残った切り昆布&千切り生姜のカケラを一掃すると、容器はスッカラカン(但し、添付の醤油と辛子はいつも出番がないため例外的残置物)となり、蓋を戻して紐で括りなおして終わり。
久しぶりに食べたので、食べることに集中して、写真を撮り忘れましたが、まさにこの通りです。
https://kiyoken.com/products/obento/shiben.html
(写真枠の余りの埋め草にストックから)
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