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先日の鷹取山クライミングで、外岩の楽しさ、厳しさを再認識したオイラ、花崗岩のスラブが無性に登りたくなり、クライミング好きのマッキーを口説き落とし、久しぶり(4年ぶりくらい)で、甲斐駒ケ岳の麓にある白州(神宮川)ボルダーに行ってきますた。
この日のメンバーは、山の会のメンバーに(←オイラは一応幽霊会員です)朴念くんも巻き込んで、5人。
中央高速を韮崎ICで降りて、白州の体育館わきの林道を進むと、どど〜んと通称、八間岩がそびえたっています。
オイラは数年前、ワンシーズン中ほぼ毎週通い込んだボルダーです。
当たり前のことですが、天然の岩はホールド替えは無いし、(たまに岩が欠けたりしますが。またチッピングなんぞは論外です)太古の昔から同じ姿を見せてくれとります。
久しぶりに見る、八間岩のその雄々しい姿に、思わずスリスリしちゃいますた。
んが、現実はそんなに甘くはありまへん。
オイラの今の実力で、ビミョーな足使いを要求される花崗岩のスラブにどこまで出来るのでしょうか・・・
まずは、アップ替わりに6Qあたりで・・・
おおお、スタンスが、バランスが・・・
それでも、数回、お触りしているうちに、なんとか思い出しつつトップアウト。
この程度なら、マッキーやT-WALLで登り込んでる浜Gあたりは、問題ありまへん。
朴念くんも初めての花崗岩にモノともせず、トップアウト。
お次は、7Qの「喜望峰」という課題名が付けられた課題。
やや最初のバランスが難しいものの、手が良いんで、これもほぼノー問題でクリア。
なんとなく花崗岩の感触を取り戻してきたオイラ、「ヒマラヤ」と名付けられた、3〜4Qのスラブ課題にTRY。
以前通い込んでいた時には、難なくクリアしていたもんですが、それは昔の話です。
左手を地面の少し上にあるガバを押さえて、左足でバランスを取ってスタートし、左足をガバに手に足で立ち込み、あとは花崗岩の結晶を使いながら、バランスと立ち込み力でトップアウトするスラブの醍醐味が味わえる名課題です。
まずは、2段クライマーのマッキーが一抜け。
オイラは、最初のスタートが出来ず、もじもじしてたんですが、なんとかスタートは出来るようになりますた。
んが、ここからの足位置が決まりまへん。
んで、浜Gのアドバイスに従って、ティックマーク(←チョークで足位置などを付けるコト、後でしっかり消しておきましょう)を付けたところ、浜Gが2抜け、それに続けてそのティックマークに従い、オイラもトップアウト。
足位置とバランスの感覚がわかったんで、もう何回やっても登ることが出来るようになりますた。
結局、面白くて3回位トップアウトしちゃいますた。(朴念くんが動画を撮ってくれたんで、そのうちアップします)
朴念くんと浜Gは薄被り面の「夏寒」という5Qもゲットン。
この日、白州に訪れていたローカルクライマーさんに対岸にできた新たな課題を教えてもらって、取りついたところ・・・
リップがじゃりじゃり・・・
これでトップアウトするのは、怖いです・・・心が折れますた。
再びスラブ面に戻って、朴念くんが「ヒマラヤ」を激撃ち・・・
一度はリップまで到達したものの、惜しいTRYとなりますた。
オイラは、「アラスカ」(左のガバを使って2Q、使わずに1Q)にTRYしたんですが、右足ハイステップから、右手のガストン(といっても結晶を使ったモノですが)で左足が切れず、敗退・・・
以前は登ったんだけどなぁ・・・と遠くを見つめてますた・・・ふぅ
最後は、ローカルクライマーさんと小さな課題の無いボルダーで大セッション大会。
いやいや、面白かった!!(登れまへんですたが・・・)
帰りにほうとうを食べて帰路に着きますた。
「
外岩の楽しさ、厳しさ、その日知り合った人とのセッション(「クライミングは、コミュニケーションのツール」BY sauda2さん)を十分に実感したこの日ですた。
おしまい。
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