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おそらく「洗い越し」という言葉を聴いても、それがなんのことか分かる人はそんなに多くはないと思いますが、要するに画像のように道の上に川(沢)の水が流れるままになっている場所のことです。これは別に大雨の直後というわけではなく、基本的に352号は常時こんな状態らしいです。ここまで極端な場所は流石に2〜3箇所くらいですが、洗い越し自体は走行中に大小含めて十数ヶ所はあったんじゃないかと思います。
仮にも国道指定された道が何故こんなことになっているのか? 沢の上に道を通すとなったら、普通は道の下に土管やU字溝を埋め込んで水の流れを逃がすか、もしくは橋を渡すように道を高架状にするのが常識的な判断だと思います。公式的な見解は分かりませんが、結局のところ沢の上を渡らねばならぬ箇所が多すぎるため、そこまでのコストをかけられないというあたりが、ことの真相ではないでしょうか? あるいは雪の影響で、1年のうち半分くらいが通行止めになるという豪雪地帯に立地していることも関係しているのかもしれません。
あの国道を初めて車で走ったのは30年以上前だったと記憶していますが、道の上を何か所も沢が流れているのを見て驚きました。昔は今のようにゲリラ豪雨は滅多に起こらなかったので問題なかったのかもしれませんが、今の時代は増水して通れないことがあるかもしれません。
この国道は冬季通行止め期間が異常に長いため(6月下旬まで通行止め)、残雪期に銀山平〜尾瀬間の超マイナーな山に入るために片道10km以上を大型連休に歩いたことがありますが、このような沢が横断する箇所は雪が溶けて路面が出ていて休憩にちょうど良かったです。
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