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Yamareco

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2016年05月17日 22:40未分類全体に公開

ゴールデンウィークでの出来事

ゴールデンウィーク中、奥多摩で遭難事故が発生した。
メディアでも報道していたらしいが私は知らなかった。

五月六日奥多摩駅前で地元の親しい方から聞いた話しだった。
女性が自宅に戻らず捜索願が出ている。山救隊が捜索しているとの事。
女性から登山計画書が提出されていてルートは
鍾乳洞付近のタワ尾根から入山 ウトウの頭〜酉谷〜天目山〜日原
日帰り予定だったらしい。

登山歴15年ほど、年齢62歳だったらしい。
此のルートを日帰りで62歳の女性
私が其の時思ったのは、ソロでタワ尾根からの周回日帰り。
かなり健脚で、タワ尾根を何度か歩いている方なんだろうな っと。

今年の初め、タワ尾根〜ウトウの頭〜大京谷のくびれ〜ウトウ谷〜日原
此のルートを歩いた。
其の時の事を振り返って、ウトウの頭少し手前の斜面。大京のクビレ付近の岩場の怖さと、ミズナラの巨木に到着した付近から其の先が幅の広い尾根になっており「迷い易そうだ」っと感じた事を思い出す。

先日、奥多摩駅にて情報に詳しい方にその後の事を伺った。
この事も報道されたそうだが私は知らなかった。
報道では、「酉谷山での遭難」っとなっていたらしい。

しかし、正確にはウトウの頭手前から、ウトウ谷に落ちたっとの事。
どうも大きい木を巻くか跨いだ時に滑ってしまったのではないか っと。
進行方向左下がウトウ谷。登山道でバランスを崩したか滑ったのか?

確かにあの辺は左は切れ落ちていた記憶がある。
そして下のウトウ谷はかなり深く急で岩が多い荒々しい処。
発見された時の状態も伺ったが、此処に記する事はしない出来ない。

最悪の結果になってしまったが、せめてもの救いはご家族の元に帰られた事だろう。
これも、登山計画書を出された事につながる。
登山経験15年、経験も積まれて充分注意して挑まれた山行であったと思う。
だれも、遭難したくて山に入らない。充分注意して歩いた山で一瞬のスキなのか解らないが、私達は此の事故を無駄にしてはいけない。
充分に注意した結果でも事故に遭われたのであろう。
私達は、充分の上に充分注意して。高くとも低くとも山は山。事故に遭遇する確立は変わらないであろう。標高が高くとも低くても滑れば同じ。
無事下山 何が何でも自力下山 肝に銘じて。

今回事故に遭われた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして残されたご家族の皆様におかれましては、謹んでお悔やみ申し上げます。
僕たちは、事故に遭われた方々の死を無駄にしません。
そして、登山計画書の重要性を大切にします。
残された方々の為に、そして自分の家族の為に。
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