阿弥陀岳、赤岳 〜敗退の貴重さ〜

2015年02月02日(月) 〜 2015年02月03日(火)

• GPS: 10:50
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,409m
• 下り: 1,403m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:40

14:30 美濃戸口
15:30 15:30 やまのこ村
16:20 16:20 堰堤広場
17:10 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:45
• 合計: 9:30

8:00 赤岳鉱泉
8:30 8:50 行者小屋
10:40 10:50 中岳のコル
11:30 11:30 中岳
12:05 12:10 文三郎尾根分岐
13:25 13:25 阿弥陀岳分岐
13:40 13:50 行者小屋
14:10 15:10 赤岳鉱泉
17:30 美濃戸口

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
10:12着・JR中央線・茅野駅
10:25発・茅野駅
（アルピコバス）
11:03着・美濃戸口

復路
16:30発・美濃戸口
（アルピコバス）
17:08着・茅野駅
17:35発・JR中央線・茅野駅

コース状況／危険箇所等

■積雪30cm〜50cm。
■赤岳は何度も山行しているが、
阿弥陀岳は初なので、慎重に。

その他周辺情報

11月より赤岳鉱泉は風呂stop。
行者小屋閉鎖。赤岳展望荘閉鎖。

写真

2/2 17:08

赤岳鉱泉到着。
アイスキャンディは完璧。

2/3 2:55

日が暮れ、

2/3 7:23

朝になり、

2/3 8:35

行者小屋に着き、

2/3 8:37

厳冬期登山者も気合十分に、

2/3 9:00

赤岳を目指す者も、
阿弥陀を目指す者も、

2/3 9:20

時々、粉雪を
ラッセルしながら、

2/3 10:15

！！！

2/3 10:30

中岳直下で！

2/3 10:31

カモシカに会い、

2/3 10:42

珍しく稜線が無風で、

2/3 11:06

経験したことない
さらさらナイフリッジで、

2/3 11:10

アイゼンが効きづらく、
急騰は登れても下りれないと思い、

2/3 11:32

阿弥陀を断念、
中岳の稜線を赤岳へ、

2/3 11:32

目指すが、ここも危険で、
阿弥陀方面へすれ違う人も
「怖い〜、怖え〜！」

2/3 11:33

無我夢中で
幾度も登った
赤岳を目指し、

2/3 11:33

それでも
赤岳〜硫黄岳稜線に
目を惹かれ、

2/3 11:53

中岳を下りたコルから
文三郎分岐までは
安心で、

2/3 12:05

一息をつく。

2/3 12:05

阿弥陀〜文三郎分岐、
こんなに怖かったことはなく、

2/3 12:06

赤岳までの40分を、

2/3 12:30

歩いてみるが、
いつもと違って、
ここも怖くて、

2/3 12:30

なんて
遠く感じるんだろうと、

2/3 12:37

赤岳すら断念し、

2/3 13:00

いつもイージーな
文三郎下りもさらさらノーステップで、
滑落したら止まらないだろうと、

2/3 13:26

ひやひやしながら
なんとか行者まで、

2/3 13:40

振り返ると
赤岳は実は難しいんだと、

2/3 13:41

思うのでありました。

2/3 13:53

鉱泉までの道のりは
安心が過ぎて、
気が緩みっぱなしで、

2/3 14:23

到着し、

2/3 14:36

武智さんの笑顔と、

2/3 14:43

新人さんの笑顔で
鼻の下伸びっぱなしで、

2/3 14:38

いつもより
カレーが旨く、

2/3 14:57

テント撤収も軽やかに、

2/3 15:46

美濃戸口への
帰路途中で、

2/3 15:59

また、カモシカ君に
出会うのでした。

撮影機器：

COOLPIX S8200 ニコン

装備

個人装備

フリース(1) ダウンジャケット(1) オールウェザーウェア(1) バラクラバ(1) グローブ・インナー ロングスパッツ(1) ビーニー(1) アタックザック(1) ヘッドランプ(2) コンパス(1) 高度計(1) 概念図（地図）(1) ファーストエイドキット 行動食(6) 冬靴(1) アイゼン(1) 軽アイゼン(1) ピッケル(1) ツェルト(1) ロープ(1) ハーネス(1) スリング(10) カラビナ(10) ATC(1) エイト環(1) 食料 飲料水 テルモス(1) ホイッスル(1) テント(1) シュラフ(1) テントマット(1) スリーピングマット(1) コッフェル(2) ガスストーブ(1) ライター(2) 食器 ウェットティッシュ(1) ランタン(1) サングラス(1) カメラ(1) 携帯電話(1) 健康保険証(1) 筆記用具(1)

感想

くましかてん

敗退は皆さん"恥ずかしい"事と
思う人が多いですが、
最も学習します。

登山のツライとこは
大きな失敗が出来ないという事で（死んじゃうから）、
失敗から学べないのです。（小さな失敗は凄い勉強になります）
経験を積むと危険予知力が高まり、
判断力がつき、
敗退せざる得ない状況が判るようになります。
"これ以上行ってはいけない"
と同時に悔しい気持ちはいっぱいですが、
実力がつく感じが実感できます。

たくさん敗退しましょう(笑)