【立山・雄山】雪山 KICK★OFF!美しくも厳しき白銀の世界へ!〜動画つき
- GPS
- 04:31
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 576m
- 下り
- 594m
コースタイム
天候 | ■天候 ・晴れ ・天気図:http://www.tenki.jp/past/2016/11/26/chart/ ・気温 :室堂-1度 雄山山頂-6度 ・風 :山頂は風速20m以上の暴風 ・立山ライブカメラ http://www.alpen-route.com/live_camera/murodou.html ・雪崩リスク情報はこちらで確認可能 http://toyamaken-sotaikyo.jp/avalanche ■服装 ドライレイヤー+厚手のベースレイヤー ・室堂→一ノ越では、さらに薄手のインサレーションジャケット(マムートアイガーヨッホジャケット)を重ねた ・一ノ越→雄山では、インサレーションジャケットを脱ぎ、冬用ソフトシェルを重ねた ・雄山→一ノ越の下りでは、インサレーションジャケットと、冬用ソフトシェルの両方を重ねた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・東京→富山(北陸新幹線) 9:04分東京発 22:00過ぎに富山着 ※富山で前日泊 ・富山→立山(富山地方鉄道 立山線) 7:20発の電車8:30に立山に到着 http://www.chitetsu.co.jp ・立山→室堂(ケーブルカー・バス) 8:50分発のケーブルカーで バスに接続し、 10:00過ぎに室堂に到着 https://www.alpen-route.com ※Webで予約ができる ■復路(逆ルート) ・室堂→立山(ケーブルカー・バス) バスの最終は15:30 この制約のため山行時間は5時間弱となってしまう ・立山→富山(富山地方鉄道 立山線) 立山で1時間待ち ・東京→富山(北陸新幹線) 19:25分の新幹線で22:00過ぎに東京に到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂の情報によると積雪10cm。 ■室堂→一ノ越 歩行面で危険箇所はない。新雪で柔らかく足を少し取られたが、ワカンやスノーシューを使うレベルではない。(あると楽かも)ところどころ雪の下に岩が隠れているのでひっかけに注意。一ノ越の直前はやや雪が固いが慣れていればノーアイゼンで問題ない。 ★★注意★★ この山行の3日後の29日に浄土山北面(写真10枚目・11枚目付近)にて雪崩で学生1人が亡くなる事故があった。雪崩のリスク情報が現地のサイトに発表されるため、この時期に行かれる方は事前に要チェック! http://toyamaken-sotaikyo.jp/avalanche ■一ノ越→雄山 岩と雪と氷のミックスしている箇所がところどころあるので12本爪アイゼンは必須。慣れていればストックでもいけるが、一般的にはピッケルを使うレベル。 大体30度くらいの傾斜。一箇所45度程度の傾斜や、山頂直下にトラバースするシーンがある。 |
その他周辺情報 | ■西町大喜 ブラックラーメン 富山名物、汁が黒いラーメン『富山ブラック』の発祥の店舗。駅前にもあるが、その支店が富山駅ビルのきときと市場とやマルシェ内にある。 もともとは労働者がご飯のおかずとして食べるものだったので、濃い味(しょっからい)になっている。ご飯を一緒に頼むのが正しい頼み方らしい。 |
写真
装備
MYアイテム |
cajaroa
重量:0.41kg
|
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個人装備 |
ベースレイヤー
冬用ソフトシェル
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
インサレーションジャケット
インサレーション
ゲイター
ネックゲイター
ニット帽
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
テルモス
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
スマートフォンGPS
予備バッテリー
筆記用具
保険証
時計(高度計)
サングラス
ゴーグル
ストック
カメラ
ピッケル
ビーコン
ゾンデ棒
ヘルメット
バラクラバ
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共同装備 |
レジャーシート
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ツェルト
スコップ
ガス
バーナー
コッフェル
カップ
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感想
↑映像だと風の凄さが伝わって来ます。風の音による臨場感が凄いです。
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わずかな期間にしか行けぬ山旅がある。秋の下の廊下に然り、雪の立山もそのひとつ。
立山は黒部アルペンルートのバスとケーブルカーが11月までの営業なので、雪山が楽しめるのはわずか初冬か残雪期のみ。冬は何処の山も交通機関の足がなくなるため、手軽にアクセスできる3000m級クラスの雪山としては非常に貴重である。
元々は土曜に雪上でテント泊をし、日曜に立山縦走をして別山まで回ろうと考えていたが、土曜の夜から天気が崩れるという予報。わざわざ遠く富山まで行くというのに、天気が悪いというのもあんまりである。ただ土曜は天気がもつとの予報だったので、急遽日帰りの計画に変更することにした。
今回初めて知ったのだが、新幹線を使って富山に前日泊すれば、土曜に立山に登れてしまうのである。これには驚いた。『行けるんだ・・』と、
ちょっと心配だったのが雪崩。24日に東京はかなりの雪が降ったからである。ドカ雪が降った直後は雪崩が起きやすいと聞いていたし、過去には室堂の近くでも雪崩が起こったという話を聞いていた。
だがサイトを調べると今回のコースの積雪は10cm程度。数日前まで発令され続けていた雪崩警報も解除されているではないか!これはイキである。
風はチョット(かなり?)強かったが、天気は最高!滞在時間はたった5時間だったけど、絶好の登山日和に恵まれ、紺碧の空の下、白銀の世界を堪能することが出来た。
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僕らは良かった。だが、なんとも悲痛なニュースが飛び込んで来たので追記する。
我々の登った3日後。29日に立山で東工大のワンゲル部が雪崩に飲まれ、1人が亡くなる事故が発生したのである。
26日に入山したということで、ひょっとすると何処かですれ違っていたのかもしれない。
事故が起こったのは我々の通ったルートと同じで(ただし当日はガスで視界が悪く、登山道から外れていた可能性もある)、室堂から一の越へ向かう途中の浄土山の北斜面。
26日時点で10cmだった積雪は、27〜28日に約30センチ、29日午前で積雪は70センチまで一気に達した。27日の時点ですでに室堂近くで雪崩が複数回発生していたようだ。ホームページでも警報が発令されていた。
実際11月にもかかわらず、立山では雪崩事故が発生する。2013年には大走りで大規模な雪崩が起こり、やはり犠牲者が出ているし、室堂近辺でも今回と同じように浄土山からの雪崩が発生して事故が起こっている。
ご冥福をお祈りするとともに、今後このような悲しい事故が起こらない事を願うばかりだ。
cajaroaさん、今晩は。
雪の立山、素敵ですね!
行ってみたいけれど、私には無理かなぁ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
雪山歩行に自信無いし、吹雪いたらパニクる、きっと💦
昨年9月に登りに行った時は、1日目2日目共に雨☔で、最終日は帰るのみだった予定が、朝目覚めたらドッピンカーンの晴れで、急遽雄山に登りました(本当は2日目に立山三山縦走の予定だった)。
下山後、バス、ケーブルカーを乗り継ぎ、立山駅駐車場へ。
愛車の軽自動車で帰路につきました。千葉までの道程は遠いのなんのって、息子と交代で運転したものの、ものすごく疲れました(><)
アイドル二人のダンス💃、今回も笑っちゃいました😂
ak0211さんこんばんは
自分の所感だとakさんの行かれた東天狗岳と同じくらいの難易度というイメージです。いつも吹雪いているわけではないので、手の届かないレベルでもないとは思います!
単独で行くとなると、技術や判断力をつけてからの方がいいとおもいますが、東天狗にツアーで行ったなら、ツアーを利用して行けるかもしれませんね。ただ、トラバースがあるので、雪上歩行は習ってからの方がいいかもです。
ホント天気は悩まされますよね。ただ雄山は室堂から2時間で山頂にたてるというなんとも融通が利く素晴らしい山です!困った時は雄山に行けです(笑)
車は大変そう!僕らは富山に行く時にバスという選択肢はとれません。7時間もバスに乗っていたら死んでしまう。。。しかも千葉ですものね。大変さが伝わってきました。
※ダンスは毎回振り付けに悩みます。今回は選曲がロックと決定(風の轟音にマッチするという理由)した時点で『腰を振って踊る』というアニメになりました。
こんばんは。今回も大変お疲れさまでした。
どの写真も絶景中の絶景ですね。素晴らしいです。映像も拝見しましたが突風というか暴風というか、雪山独特の強烈な臨場感が伝わってきました。これはたとえ滞在時間日帰り5時間弱のスプリントな山行だとしても行く価値は十二分にありますよねー。下山後のグルメも含めて北陸&雪山を存分に楽しまれましたね。
そして室堂の遭難事故のニュース、私も昨日見ておりました・・・。cajaroaさんの登った日から事故の日まで数日ありますが、その間にコンディションが激変してしまったんですね。こうした報を目にするたびにやるせない気持ちになりますが、夏であろうと冬であろうと山へ向かうリスクを常に頭に置きながら、1人1人が安全登山を心がけてゆきたいものですね。私からも謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ryoさんこんばんは
写真お褒めいただいてありがとうございます。写真は被写体次第とは言いますが、何を撮ってもすごく写ってしまうのは雪山のすごいところなのだと思います。ただ、写っている人物が可愛い山ガールだったら、もっといい写真になると思っているというのは秘密です(笑)
風速20m/sだと、山行を中止するかどうか迷い始めるあたりで、いつもはこんなに激しくはない・・・いや何度も撤退させらたのですが(笑)、いずれにせよ、山のパワーを感じながらピント気持ちの張った感じで山行するのが雪山の好きなところの一つだと思っています。
立山のニュース見られたていたのですね・・・。雄山から戻って来る時に、室堂のテント場にたくさんのテントが張られているのをみて、ああ、楽しそうだなんて相棒と話をしていたのですが、おそらくそのテントの中にいたはずなのですが今は亡くなっているのだなと思うと、、、なんとも言えない気持ちでした。
おっしゃられるとおり、夏も冬もリスクはつきものなのでそれを念頭に、回避する判断力や知識を高めていかないとな、とあらためて思いました。
読んでいただいてありがとうございました。
cajaroa, maam さん、こんにちは
11月末ともなると、流石、3000mエリアは、こんな世界なんですね
立山は、7月に登りましたが、まるで、違う世界で圧倒です!
一面の銀世界
地吹雪も、迫力あって凄いです
雪山を歩くスキルのある人だけに許される世界なんでしょうね〜、憧れます
合わせて、富山の美食レコも、ナイス
雪山は、マネできませんが、こちらは、参考にさせていただきますね
楽しく拝読させていただきました
最後に、亡くなられた東工大のワンゲル部の方のご冥福をお祈り申し上げます。
雪山は美しいけれども、常に死と隣り合わせ…なんですね
machagonさんこんにちは
コメントありがとうございます。
立山の夏も良さそうですね!今年剱に行った時に、登る予定だったのですが台風で登れず仕舞いでした。何気に今回初の立山デビューでした。
山頂に行くには確かにスキルと経験がいるのですが、手の届かないものでは決してありませんし、スノーハイクなら、道具さえあれば白銀の世界を楽しむこともできます。僕らは別に厳しいところを望んでいるわけではないのですが、一つの山を登ると次はここに行こう、と次の山がドンドン見つかり、知らぬ間にこんなことになっていたという感じです。初めは高尾山で満足してたんですけどね。(汗)
美食は、大事なんですよ。うん。私も家でザバス飲んでますけど、クライミングでフォールするとビレイしている相棒が吹っ飛ぶので痩せろと言われるのですけど。。。それでも外せません!
雪山はおっしゃる通り死と隣り合わせの世界だとおもいます・・・。今回の雪崩の件も、私が所属していた大学のワンゲル部で過去に人が亡くなったことを思い出し、複雑な気持ちでした。
こないだmachagonさんの行かれた熊倉山で行かれた前後に遭難事故が起こったようですし、最近VRの事故が増えてきているという話もききます。お互い気をつけましょう!
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