針ノ木岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
右岸を35分程登るとガスがなくなり展望が良くなりました
ここは標高約1800mでこの辺りから夏道が始まるはずです
感想
マヤクボ沢の雪の急斜面は緊張感のある登山でした。1時間程でマヤクボ沢の中間点に到着すると緊張感から解放されました。ここは平坦で雪の無い所があり休憩に適しています。ここを出発すると再び足がすくむ雪の急斜面でやはり1時間程緊張感のある登山をすると稜線に辿り着き、5分程で針ノ木岳に登頂しました。登るより下る方が難しいので無事に下山できるか大変不安で、この時達成感や喜びはありませんでした。BCの方はこの斜面を滑っているので本当に凄いと思います。そして今日の核心部へ?登ってきたマヤクボ沢を下るのは足がすくみ下を覗くのも怖いので無理です。針ノ木峠を経由して下山することを考えてましたが針ノ木岳山頂からも見える真っ白い急斜面のトラバース道がどの様な状態なのかそのことがずっーと気になってました。針ノ木岳から雪の稜線を10分程下るとトレースは稜線を外れて真っ直ぐ下に15m程下ってからトラバースしているので、まず後ろ向きでクライムダウンしてトラバース道は両手で雪を掴みながら横歩きで少しずつ進みました。この時気温が上昇して雪が緩んでいたので滑落しないように細心の注意を払っていたので神経をすり減らし心身ともに疲れました。針ノ木岳から約70分かけて針ノ木峠より高度差100m程高い稜線に辿り着くと緊張感から解放されました。ここからは稜線を下って針ノ木峠に着きましたが、この付近はかなり雪が緩んでいたので何回も踏み抜きをしました。針ノ木峠からは針ノ木雪渓を下りましたがマヤクボ沢より傾斜は緩いので全く怖くないしツボ足の明瞭なトレースなどがあるので富士山の大砂走りの様にメチャクチャ速く下れました。シリセードもしたのでさらに速い。針ノ木峠から1時間10分で扇沢無料駐車場に戻り無事に登山を終了しました。今日は決して忘れない登山となりました。
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