木曽駒ヶ岳と宝剣岳 雪山訓練
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- GPS
- 25:52
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 642m
- 下り
- 651m
コースタイム
- 山行
- 1:18
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 1:48
天候 | 初日はガスガス&強風で萎えるほどの寒さ。 打って変わって2日目は快晴!強風だけど日差しの下は暖かかったほど。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
今回は雪山訓練てことで、場所探しにちょいと悩みながら、すでに何件か雪訓がはいっているという記録を参考に木曽駒ヶ岳に行き先を決めました。
たっぷり訓練をしようということで1泊2日で臨んだメンバーは6名。
天気予報ではなかなかの好天が期待でき、訓練メニューはどうしようか、などと話題にしたのも行きの車の前半まで。高速の途中、大きい青空バックのくっきりとした富士山に感動したのもつかの間、次第に雲が出、厚くなり、なんとも微妙な天気になってしまった。バス、そしてロープウェイからの景色はガスがちで、とても好天とはいえない感じ。千畳敷に到着したころはすっかりガスガスの中で風も非常に強く、視界も悪い状況となっておりました。あー・・・。
といいつつも、吹雪くような状況でないのはありがたい。千畳敷ホテルのカール側出口で装備を調え、出発。なんとなぜか私が先頭で歩き始めてしまったのですが・・・最初からやっちまった。ルート間違えたorz。50mくらいだけど、「踏み跡ないけど、ま、雪だし」と変な方向に向かってしまいました。エヘ。おかげさまで「なんか変」に気づくのは早いので、その旨をメンバーに伝え、出発5分で早くも登り返し。登り返すと明瞭な正しいルートを示すロープがすぐに目にはいる、という、なんともマーフィーの法則ぷりでした。
で、カールに降りていき、乗越浄土までの登り道に入ることができました。
私はここは夏場も含め始めてで、どのようなルートだか体感はありませんで。踏み跡によりルートはわかるものの、先頭は足場を作っていかなければいけないので、スイスイとは行かない状況。ちなみに、雪山経験の浅いわたくしは、その大変さをすっかり忘れてしまっており「なんでこんなに遅いのかなー」などと不遜な思いを抱きながら4番目くらいを歩いておりました。お恥ずかしい。自分が先頭になると、すべて思い出しました。前シーズン、ソロの膝ラッセルで敗退した八ツの硫黄岳のことなどもなあw。
なお、ガスで視界が悪いため、乗越浄土までの急登が始まる地点もよくわからなかったのですが、途中、メンバーの一人が貧血になり、ああ、急登になったからか、と思ったり。そのときはあわや敗退?と思ったのもつかの間、すぐに体調がもどったので、無事に皆で上り詰めることができました。登り時はアイゼン装着せず。アイゼンが欲しいかなあ、と思い始めたときには、すでに乗越浄土直下に至っていました。ちなみに、その時点でアイゼンを装着するのは困難なので、今度一人で来ることがある場合は、念のため最初から怠けずにアイゼンを装着しておこうと思いました。
乗越浄土に至ると強風が暴風になりまして。さっむーい!いったーい!やっばーい!てな感じ。がんばってテン場探しに宝剣山荘軒下まで行き、ぐるっと一周してようやくテンバを決めました。ちなみに先行の1人用テントがすでに設営されていたのですが、なんか様子がへんでして。ペグがいっさい打たれていない。中に人がいるのかもわからない。荷物がデポされているだけなのかな?そうだとすると暴風にテントごととばされてしまうリスクありそう?な感じ。念のため、声を掛けあけさせていただいたら、中にひとがうずくまっていました。結果的に、その方は特にリスクある感じではなかったのでほっと一息。推測としては、テントを設営する途中で暴風により手足がかじかみ、「とりあえずテントの形になったら中にはいらねばやってらんね!」という気持ちになったのではないか、という。推測、というか我々がまさにその状況に陥った訳なのですがねw。
簡略記録(記入途中、暇なときに書き足す予定w)
・6人なのに鍋が小さく食事も水作りもたいへんだった件
・暴風により雪がテント内に入りまくりたいへんだった件
・結果的に寝ている最中も暴風アタックを受ける度にテント内に雪が舞った件
・サーマレストプロライトPLUSのWにモンベルシュラフ800#0だと暑かった件
・翌日は素晴らしい好天で木曽駒ヶ岳はあっという間だった件
・木曽駒後、2名パーティで宝剣岳に登ったらあんがいあっという間だった件
・ただしそれは雪が凍ってなくてアックスとアイゼンワークが容易だったおかげという件。トップで下ったときは凍っているところを避けるのにルート取るの必死だった
・山頂直下でロープ出して登頂、その後そのままスタカットで下山、わたくしは1と3ピッチ目を先に降りて恐怖だった件
・グローブ装着でロープ&ギア操作にメチャもたもたした件
・下山時に乗越浄土からの急下りが激しく渋滞だった謎の件
・渋滞避けるために脇から下ったけど自分も下り下手だった件
・降りたあとのコーヒーがメチャうまだった件w
・グローブ再考必須の件
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