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Yamareco

記録ID: 1028474
全員に公開
雪山ハイキング
中央アルプス

木曽駒ヶ岳と宝剣岳 雪山訓練

2016年12月17日(土) 〜 2016年12月18日(日)
 - 拍手
hnhn その他5人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
25:52
距離
9.8km
登り
642m
下り
651m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:18
休憩
0:30
合計
1:48
11:44
74
12:58
13:18
3
13:21
13:26
0
13:26
13:31
1
13:32
2日目
山行
1:27
休憩
3:52
合計
5:19
8:13
1
8:14
8:16
12
8:28
8:30
2
8:51
9:07
4
9:17
9:26
8
9:34
9:37
1
9:38
10:07
3
10:10
11:28
5
11:33
12:45
3
12:48
13:02
30
13:32
天候 初日はガスガス&強風で萎えるほどの寒さ。
打って変わって2日目は快晴!強風だけど日差しの下は暖かかったほど。
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープ、ガチャ類、冬山三種の神器に加え、6人分の食担(半分)によりぱんぱんに詰め込んだDIVA60。22〜23kgとなりました。
2016年12月17日 09:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/17 9:28
ロープ、ガチャ類、冬山三種の神器に加え、6人分の食担(半分)によりぱんぱんに詰め込んだDIVA60。22〜23kgとなりました。
菅の台駐車場で出発準備。9:15のロープウェイにギリ間に合わず、1時間の時間ができましてのんびり。
2016年12月17日 09:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/17 9:29
菅の台駐車場で出発準備。9:15のロープウェイにギリ間に合わず、1時間の時間ができましてのんびり。
10:15のバスで出発。
2016年12月17日 10:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 10:02
10:15のバスで出発。
10:48頃ロープウェイ駅に到着。雪だ。
2016年12月17日 10:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 10:48
10:48頃ロープウェイ駅に到着。雪だ。
雪山バスらしい景色。窓の氷結も。
2016年12月17日 11:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 11:04
雪山バスらしい景色。窓の氷結も。
11:15発のロープウェイで山頂駅へ。外国人観光客だらけでした。
2016年12月17日 11:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 11:26
11:15発のロープウェイで山頂駅へ。外国人観光客だらけでした。
うだうだ準備の後、11:38出発。
2016年12月17日 11:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 11:38
うだうだ準備の後、11:38出発。
ガスで見えず、先頭歩いてたわたくし、少々ルート間違えました。帰路時、なぜ間違えたのだろう?と思うほど明確なルートだったのにね。ガス怖いわー。
2016年12月17日 12:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 12:02
ガスで見えず、先頭歩いてたわたくし、少々ルート間違えました。帰路時、なぜ間違えたのだろう?と思うほど明確なルートだったのにね。ガス怖いわー。
登り中は、いっさいカメラ撮れず(あっという間に電池が死んだ)。ほうほうの体でとりあえず立てたテントで7人ビバークw。休んで体を復活させました。
2016年12月17日 14:57撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 14:57
登り中は、いっさいカメラ撮れず(あっという間に電池が死んだ)。ほうほうの体でとりあえず立てたテントで7人ビバークw。休んで体を復活させました。
ひと心地着いた後、ちゃんと設営。4テンと3テン。ペグよりもピッケルやストックを使って張りつなを張るのも勉強になりました。
2016年12月17日 15:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/17 15:28
ひと心地着いた後、ちゃんと設営。4テンと3テン。ペグよりもピッケルやストックを使って張りつなを張るのも勉強になりました。
夕飯は鍋。人数に対し小さすぎる鍋で少々困難もあり。雪を溶かすの何度繰り返したことか。。
2016年12月17日 17:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/17 17:25
夕飯は鍋。人数に対し小さすぎる鍋で少々困難もあり。雪を溶かすの何度繰り返したことか。。
翌朝は、前日とうって変わっての好天。
2016年12月18日 06:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 6:24
翌朝は、前日とうって変わっての好天。
夜中はとばされるかと思うほどの強風だったのにねえ。
2016年12月18日 06:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/18 6:25
夜中はとばされるかと思うほどの強風だったのにねえ。
朝焼けが美しい。
2016年12月18日 06:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 6:25
朝焼けが美しい。
さっそく木曽駒ケ岳へ。7時出発予定が8時出発になったけれど。
2016年12月18日 08:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 8:28
さっそく木曽駒ケ岳へ。7時出発予定が8時出発になったけれど。
中岳から降りて登って、なんかみえた、と思ったら
2016年12月18日 08:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 8:49
中岳から降りて登って、なんかみえた、と思ったら
あらま、あっというまに山頂だった。近!
2016年12月18日 08:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 8:51
あらま、あっというまに山頂だった。近!
神社に無事と晴天を感謝のお参り。
2016年12月18日 08:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 8:51
神社に無事と晴天を感謝のお参り。
美しい御嶽山バックに記念撮影。
2016年12月18日 08:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 8:56
美しい御嶽山バックに記念撮影。
下山時の中岳手前にて。強風に雪が舞う
2016年12月18日 09:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 9:21
下山時の中岳手前にて。強風に雪が舞う
中岳からの風景。
2016年12月18日 09:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/18 9:29
中岳からの風景。
宝剣岳、かっこいい!
2016年12月18日 09:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/18 9:29
宝剣岳、かっこいい!
で、テントに戻って、登攀装備を装着して、宝剣岳へ向かいまして。山頂直下のみ、念のためてことでロープ出しました。
2016年12月18日 10:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 10:28
で、テントに戻って、登攀装備を装着して、宝剣岳へ向かいまして。山頂直下のみ、念のためてことでロープ出しました。
思いがけずあっという間に登頂。テントから30分くらい?
2016年12月18日 10:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/18 10:39
思いがけずあっという間に登頂。テントから30分くらい?
下山はそのままロープつけて、スタカットで順番に降りました。3ピッチだったかな。
2016年12月18日 10:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/18 10:46
下山はそのままロープつけて、スタカットで順番に降りました。3ピッチだったかな。
このトラバース、こういうの初めてで恐怖だったよ・・・。
2016年12月18日 11:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 11:07
このトラバース、こういうの初めてで恐怖だったよ・・・。
で、1日組パーティと合流してみんなでテント場から下山。乗越浄土からの下りが思ったより急で。雪道下るの下手だー、と実感。
2016年12月18日 13:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 13:18
で、1日組パーティと合流してみんなでテント場から下山。乗越浄土からの下りが思ったより急で。雪道下るの下手だー、と実感。
千畳敷ホテルまでの道、こんなに明快だったとは。
2016年12月18日 13:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 13:25
千畳敷ホテルまでの道、こんなに明快だったとは。
14:15に臨時のロープウェイが出てありがたかった。
2016年12月18日 14:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/18 14:12
14:15に臨時のロープウェイが出てありがたかった。

感想

今回は雪山訓練てことで、場所探しにちょいと悩みながら、すでに何件か雪訓がはいっているという記録を参考に木曽駒ヶ岳に行き先を決めました。
たっぷり訓練をしようということで1泊2日で臨んだメンバーは6名。
天気予報ではなかなかの好天が期待でき、訓練メニューはどうしようか、などと話題にしたのも行きの車の前半まで。高速の途中、大きい青空バックのくっきりとした富士山に感動したのもつかの間、次第に雲が出、厚くなり、なんとも微妙な天気になってしまった。バス、そしてロープウェイからの景色はガスがちで、とても好天とはいえない感じ。千畳敷に到着したころはすっかりガスガスの中で風も非常に強く、視界も悪い状況となっておりました。あー・・・。

といいつつも、吹雪くような状況でないのはありがたい。千畳敷ホテルのカール側出口で装備を調え、出発。なんとなぜか私が先頭で歩き始めてしまったのですが・・・最初からやっちまった。ルート間違えたorz。50mくらいだけど、「踏み跡ないけど、ま、雪だし」と変な方向に向かってしまいました。エヘ。おかげさまで「なんか変」に気づくのは早いので、その旨をメンバーに伝え、出発5分で早くも登り返し。登り返すと明瞭な正しいルートを示すロープがすぐに目にはいる、という、なんともマーフィーの法則ぷりでした。
で、カールに降りていき、乗越浄土までの登り道に入ることができました。
私はここは夏場も含め始めてで、どのようなルートだか体感はありませんで。踏み跡によりルートはわかるものの、先頭は足場を作っていかなければいけないので、スイスイとは行かない状況。ちなみに、雪山経験の浅いわたくしは、その大変さをすっかり忘れてしまっており「なんでこんなに遅いのかなー」などと不遜な思いを抱きながら4番目くらいを歩いておりました。お恥ずかしい。自分が先頭になると、すべて思い出しました。前シーズン、ソロの膝ラッセルで敗退した八ツの硫黄岳のことなどもなあw。
なお、ガスで視界が悪いため、乗越浄土までの急登が始まる地点もよくわからなかったのですが、途中、メンバーの一人が貧血になり、ああ、急登になったからか、と思ったり。そのときはあわや敗退?と思ったのもつかの間、すぐに体調がもどったので、無事に皆で上り詰めることができました。登り時はアイゼン装着せず。アイゼンが欲しいかなあ、と思い始めたときには、すでに乗越浄土直下に至っていました。ちなみに、その時点でアイゼンを装着するのは困難なので、今度一人で来ることがある場合は、念のため最初から怠けずにアイゼンを装着しておこうと思いました。

乗越浄土に至ると強風が暴風になりまして。さっむーい!いったーい!やっばーい!てな感じ。がんばってテン場探しに宝剣山荘軒下まで行き、ぐるっと一周してようやくテンバを決めました。ちなみに先行の1人用テントがすでに設営されていたのですが、なんか様子がへんでして。ペグがいっさい打たれていない。中に人がいるのかもわからない。荷物がデポされているだけなのかな?そうだとすると暴風にテントごととばされてしまうリスクありそう?な感じ。念のため、声を掛けあけさせていただいたら、中にひとがうずくまっていました。結果的に、その方は特にリスクある感じではなかったのでほっと一息。推測としては、テントを設営する途中で暴風により手足がかじかみ、「とりあえずテントの形になったら中にはいらねばやってらんね!」という気持ちになったのではないか、という。推測、というか我々がまさにその状況に陥った訳なのですがねw。

簡略記録(記入途中、暇なときに書き足す予定w)
・6人なのに鍋が小さく食事も水作りもたいへんだった件
・暴風により雪がテント内に入りまくりたいへんだった件
・結果的に寝ている最中も暴風アタックを受ける度にテント内に雪が舞った件
・サーマレストプロライトPLUSのWにモンベルシュラフ800#0だと暑かった件
・翌日は素晴らしい好天で木曽駒ヶ岳はあっという間だった件
・木曽駒後、2名パーティで宝剣岳に登ったらあんがいあっという間だった件
・ただしそれは雪が凍ってなくてアックスとアイゼンワークが容易だったおかげという件。トップで下ったときは凍っているところを避けるのにルート取るの必死だった
・山頂直下でロープ出して登頂、その後そのままスタカットで下山、わたくしは1と3ピッチ目を先に降りて恐怖だった件
・グローブ装着でロープ&ギア操作にメチャもたもたした件
・下山時に乗越浄土からの急下りが激しく渋滞だった謎の件
・渋滞避けるために脇から下ったけど自分も下り下手だった件
・降りたあとのコーヒーがメチャうまだった件w
・グローブ再考必須の件

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