バス停から車道を歩くこと十数分。スキー場のチケット売場で一回券2枚を買って、登山スタートです。
最初のリフト区間は歩いても時間が変わらなそうなので、ケチって歩きました。
緩い坂に・・・薄い雪。不足気味でしょうね。
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1/2 9:32
バス停から車道を歩くこと十数分。スキー場のチケット売場で一回券2枚を買って、登山スタートです。
最初のリフト区間は歩いても時間が変わらなそうなので、ケチって歩きました。
緩い坂に・・・薄い雪。不足気味でしょうね。
四人乗りのリフトより。らくちんらくちん。
朝から天気が良く、めざすべき頂が白く輝いています!
スキー場の放送で「雪が固く、スピードが出やすくなっています。また藪に注意」と訴えていました。
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1/2 9:43
四人乗りのリフトより。らくちんらくちん。
朝から天気が良く、めざすべき頂が白く輝いています!
スキー場の放送で「雪が固く、スピードが出やすくなっています。また藪に注意」と訴えていました。
傾斜のきつい、中級者以上のゲレンデを「かもしかリフト」でパス。これを足で登るのはなかなか体力奪われそう。
好天の年始休暇ということもあって、スキーヤーで賑わっています。
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1/2 9:51
傾斜のきつい、中級者以上のゲレンデを「かもしかリフト」でパス。これを足で登るのはなかなか体力奪われそう。
好天の年始休暇ということもあって、スキーヤーで賑わっています。
かもしかリフト上部。
さて、アイゼンを着けていよいよ本格登山の開始。
で、のっけから急坂です。締まった雪にトレースが連なっています。
積雪量はブッシュの出かたを見ての通り。
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1/2 10:17
かもしかリフト上部。
さて、アイゼンを着けていよいよ本格登山の開始。
で、のっけから急坂です。締まった雪にトレースが連なっています。
積雪量はブッシュの出かたを見ての通り。
このルートは「ツアーコース」と名付けられています。
昭文社『山と高原地図』には紹介されていないので、コースタイムなどの計画は自己責任で。
とはいえ、ゲレンデ並みに広いので、迷うことはないはずです。
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1/2 10:31
このルートは「ツアーコース」と名付けられています。
昭文社『山と高原地図』には紹介されていないので、コースタイムなどの計画は自己責任で。
とはいえ、ゲレンデ並みに広いので、迷うことはないはずです。
基本的にはGo West!
ひたすら西に向かうことになります。
「伊奈川右股」という沢に近づいていくようにして、しばらく沿って進みます。
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1/2 10:34
基本的にはGo West!
ひたすら西に向かうことになります。
「伊奈川右股」という沢に近づいていくようにして、しばらく沿って進みます。
振り返ると、はるかな山々が。
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1/2 10:48
振り返ると、はるかな山々が。
ときどき目印もあり。
BCスキーヤーさんたちが、山頂からの日帰り滑走をめざして登っていました。この日はシールが効きにくいらしく、スキーアイゼンの人や担いで登る人もいました。
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1/2 10:48
ときどき目印もあり。
BCスキーヤーさんたちが、山頂からの日帰り滑走をめざして登っていました。この日はシールが効きにくいらしく、スキーアイゼンの人や担いで登る人もいました。
急な坂はまだまだ続く。そして、ときどきコブコブに隆起しています。ぐねぐね軌跡を描くようにして、疲れないように効率的に上げていきましょう。
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1/2 10:49
急な坂はまだまだ続く。そして、ときどきコブコブに隆起しています。ぐねぐね軌跡を描くようにして、疲れないように効率的に上げていきましょう。
左手を見上げれば、飛行機雲が落ちるように伸びていきます。
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1/2 10:56
左手を見上げれば、飛行機雲が落ちるように伸びていきます。
アップダウン、アップダウン、・・・。
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1/2 11:07
アップダウン、アップダウン、・・・。
「ツアーコース」の終点。
とても目立つ案内標識がありました。
内容をしっかり読んでから、さらに西へ高度を上げて行きます。
ピークハントするのに時間的な余裕がないと思う人は、先に山荘に宿泊し、明朝早めに出発することになるでしょう。
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1/2 11:17
「ツアーコース」の終点。
とても目立つ案内標識がありました。
内容をしっかり読んでから、さらに西へ高度を上げて行きます。
ピークハントするのに時間的な余裕がないと思う人は、先に山荘に宿泊し、明朝早めに出発することになるでしょう。
森林限界が近づいてきました。
この辺りから、いきなり風が強くなってきました。
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1/2 11:17
森林限界が近づいてきました。
この辺りから、いきなり風が強くなってきました。
よく晴れてはいますが・・・
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1/2 11:28
よく晴れてはいますが・・・
・・・西からの向かい風が、雪煙を巻き上げます!
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1/2 11:28
・・・西からの向かい風が、雪煙を巻き上げます!
この前後の区間は、足首が埋まる程度のパウダーエリアでした。
風がトレースの多くを覆い隠してしまいます。
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1/2 11:29
この前後の区間は、足首が埋まる程度のパウダーエリアでした。
風がトレースの多くを覆い隠してしまいます。
それでも積雪量は少ない年。
車道のガードレールが露出していました。
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1/2 11:32
それでも積雪量は少ない年。
車道のガードレールが露出していました。
最高のホワイトパラダイス。
ただし、冷風が体力を確実に奪っていくようです。
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1/2 11:32
最高のホワイトパラダイス。
ただし、冷風が体力を確実に奪っていくようです。
シュカブラだらけ。
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1/2 11:38
シュカブラだらけ。
ここまで上げると、雪も固くなってきました。
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1/2 11:40
ここまで上げると、雪も固くなってきました。
西へ、西へ。
風に負けず、トレッキングポールと両足をリズミカルに。
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1/2 11:40
西へ、西へ。
風に負けず、トレッキングポールと両足をリズミカルに。
真正面から強風を身に受けて。
シュカブラを踏みしめて。
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1/2 11:43
真正面から強風を身に受けて。
シュカブラを踏みしめて。
快晴です!
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1/2 11:59
快晴です!
ここまで見事な眺めを得られるとは思ってもみませんでした!
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1/2 12:06
ここまで見事な眺めを得られるとは思ってもみませんでした!
「肩の小屋口」にある観光トイレが見えてきました。
あそこにたどり着くまでは、風除けはひとつもありません。
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1/2 12:07
「肩の小屋口」にある観光トイレが見えてきました。
あそこにたどり着くまでは、風除けはひとつもありません。
窪みにお地蔵さんなど。
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1/2 12:07
窪みにお地蔵さんなど。
肩の小屋口。
ここで息と体制を整えます。行動食、水分、サプリメントを補給。地図による地形確認。そしてピッケル装備。
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1/2 12:26
肩の小屋口。
ここで息と体制を整えます。行動食、水分、サプリメントを補給。地図による地形確認。そしてピッケル装備。
雪煙が暴れていますが、この天気で行かないわけにはいきません!?
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1/2 12:27
雪煙が暴れていますが、この天気で行かないわけにはいきません!?
山頂アタック開始!
強風と急坂に立ち向かって。闘志がギラギラ燃えています。
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1/2 12:35
山頂アタック開始!
強風と急坂に立ち向かって。闘志がギラギラ燃えています。
だだっ広いので、GPSを片手に常備でもしていないと、最大効率でのルート取りは難しいかもしれません。トレースも薄め。
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1/2 12:36
だだっ広いので、GPSを片手に常備でもしていないと、最大効率でのルート取りは難しいかもしれません。トレースも薄め。
とはいえ年始効果で、早朝にピークから滑走したスキーヤーさんなどの跡が残るところもあります。参考になります。
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1/2 12:36
とはいえ年始効果で、早朝にピークから滑走したスキーヤーさんなどの跡が残るところもあります。参考になります。
西へ・・・西へ・・・
ああ、右前方に見える人工物は。
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1/2 12:44
西へ・・・西へ・・・
ああ、右前方に見える人工物は。
コロナ観測所です。
かつて紅葉の季節に、畳平から乗鞍ハイキングをしたことを思い出させてくれます。今は、雪煙に巻かれていますが。
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1/2 12:44
コロナ観測所です。
かつて紅葉の季節に、畳平から乗鞍ハイキングをしたことを思い出させてくれます。今は、雪煙に巻かれていますが。
こんなに快晴なのに、寒い。きつい。
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1/2 12:44
こんなに快晴なのに、寒い。きつい。
まだまだ標高3000mに届きません。
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1/2 12:45
まだまだ標高3000mに届きません。
風が!吹きおろしてくるっ!
乗鞍は北アルプスの一角でありながら、独立峰的な性格ももった山塊。なにも防いでくれる壁がないのです。
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1/2 12:48
風が!吹きおろしてくるっ!
乗鞍は北アルプスの一角でありながら、独立峰的な性格ももった山塊。なにも防いでくれる壁がないのです。
過酷な環境に耐えながら、肩ノ小屋に到着。
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1/2 12:57
過酷な環境に耐えながら、肩ノ小屋に到着。
ビョオーバタバタバタバババババ!
叩かれながら小屋をスルー。
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1/2 13:00
ビョオーバタバタバタバババババ!
叩かれながら小屋をスルー。
ううっ、東面を風除けにして休むのもいいですが、あまり止まってばかりだと時間ばかり失ってしまいます。
このままバトる!
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1/2 13:00
ううっ、東面を風除けにして休むのもいいですが、あまり止まってばかりだと時間ばかり失ってしまいます。
このままバトる!
ピョーーヒュルヒュルババババ!
登るぞー。
2
1/2 13:03
ピョーーヒュルヒュルババババ!
登るぞー。
飛騨の国から、容赦ないウィンドアタック。
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1/2 13:03
飛騨の国から、容赦ないウィンドアタック。
(いちど野麦峠の方にも行ってみたいなあ、とするとスキーで訪れるのが普通なんだろうなあ、でもスキー出来ないんだよなあ)などと考えながら、足だけはヨタヨタと動かしつづけます。
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1/2 13:07
(いちど野麦峠の方にも行ってみたいなあ、とするとスキーで訪れるのが普通なんだろうなあ、でもスキー出来ないんだよなあ)などと考えながら、足だけはヨタヨタと動かしつづけます。
冬の太陽ギラギラ。
ここが最大の難関のはず。
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1/2 13:08
冬の太陽ギラギラ。
ここが最大の難関のはず。
この標高ともなると、パウダーは吹き飛び、ガリガリくん乗鞍味です。
ピッケルもほとんど刺さりませんが、凹凸面をアイゼンの爪が捉えています。クラストやアイスバーンではないので、先へ進む判断をしました。
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1/2 13:31
この標高ともなると、パウダーは吹き飛び、ガリガリくん乗鞍味です。
ピッケルもほとんど刺さりませんが、凹凸面をアイゼンの爪が捉えています。クラストやアイスバーンではないので、先へ進む判断をしました。
強風が、雲を運んで来ているような?
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1/2 13:36
強風が、雲を運んで来ているような?
しかし、上空を気にしすぎている余裕はありません。
急登を少しづつでもこなしていきます。足元に感覚を集中。風に耐えるメンタルを維持しつつ。
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1/2 13:36
しかし、上空を気にしすぎている余裕はありません。
急登を少しづつでもこなしていきます。足元に感覚を集中。風に耐えるメンタルを維持しつつ。
足が疲労してきます。ゆっくりでも一歩一歩、動かすしかありません。
岩の露出も多いので、天然フリーフォールを滑るわけにはいきません。注意して、あともう少しで完全に稜線上!
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1/2 13:36
足が疲労してきます。ゆっくりでも一歩一歩、動かすしかありません。
岩の露出も多いので、天然フリーフォールを滑るわけにはいきません。注意して、あともう少しで完全に稜線上!
ついに朝日岳付近にまで乗り上げました。権現池は雪に埋まっていますが、これは美しい地形!
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1/2 13:38
ついに朝日岳付近にまで乗り上げました。権現池は雪に埋まっていますが、これは美しい地形!
蚕玉岳(こだまだけ)の方面へ。
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1/2 13:39
蚕玉岳(こだまだけ)の方面へ。
雲が、増えてきた。
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1/2 13:39
雲が、増えてきた。
この環境下では、ほんの登りでも息があがってしまいます。
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1/2 13:39
この環境下では、ほんの登りでも息があがってしまいます。
・・・・・。
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1/2 13:42
・・・・・。
・・・・・・・・・。
(ほとんど無心になってきています。)
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1/2 13:44
・・・・・・・・・。
(ほとんど無心になってきています。)
蚕玉岳に到着。めざすゴールは目と鼻の先!
のはずですが、目を上げてみると真っ白になっていました。
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1/2 13:51
蚕玉岳に到着。めざすゴールは目と鼻の先!
のはずですが、目を上げてみると真っ白になっていました。
最高峰・剣ヶ峰をピークハント成功。3026m。
しかし、あっという間に視界ゼロ。木曽御嶽山があるはずの方向を指してみるも、その姿は消滅していました。
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1/2 14:14
最高峰・剣ヶ峰をピークハント成功。3026m。
しかし、あっという間に視界ゼロ。木曽御嶽山があるはずの方向を指してみるも、その姿は消滅していました。
白く、恐ろしい世界で、新年の祈り。
『ヤマノススメ』の4人娘と共に、この世界が平和でありますように。
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1/2 14:08
白く、恐ろしい世界で、新年の祈り。
『ヤマノススメ』の4人娘と共に、この世界が平和でありますように。
いったん祠の壁で烈風から身を守り、一息ついて。
それから雪村あおい嬢にも、ご登場願いました。なにはともあれ、厳冬期乗鞍岳を登頂できてよかった!
2
1/2 14:13
いったん祠の壁で烈風から身を守り、一息ついて。
それから雪村あおい嬢にも、ご登場願いました。なにはともあれ、厳冬期乗鞍岳を登頂できてよかった!
さあ、死と隣り合わせの世界にはずっといられません。
展望回復を待つ余裕なし。時間にもそれほど余裕ないかも。
ホワイトアウト寸前の山頂部を、足元もおぼつかなく歩きます。ルートに迷いがあるのが、ログからも確認できるかと。
2
1/2 14:32
さあ、死と隣り合わせの世界にはずっといられません。
展望回復を待つ余裕なし。時間にもそれほど余裕ないかも。
ホワイトアウト寸前の山頂部を、足元もおぼつかなく歩きます。ルートに迷いがあるのが、ログからも確認できるかと。
ここまで写真はありません。
苦戦しながら急坂を下ってきました。すると視界がマシになってきて、肩ノ小屋が視認できるように。
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1/2 14:44
ここまで写真はありません。
苦戦しながら急坂を下ってきました。すると視界がマシになってきて、肩ノ小屋が視認できるように。
とりあえず風除け、じゃなかった肩ノ小屋に着いてひと安心。
でもピッケル外せるところまでは頑張って下りつづけたいところ。
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1/2 14:55
とりあえず風除け、じゃなかった肩ノ小屋に着いてひと安心。
でもピッケル外せるところまでは頑張って下りつづけたいところ。
こっち、でいいんだよね?
トレースはほぼ消失し、コンパスで確認しながら雪煙とガスの向こうへ。だけど青空も垣間見えてきました。
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1/2 14:59
こっち、でいいんだよね?
トレースはほぼ消失し、コンパスで確認しながら雪煙とガスの向こうへ。だけど青空も垣間見えてきました。
肩の小屋口あたりまで下ると、雪質は激変。
太平洋からも日本海からも遠い、乾燥した乗鞍パウダーが特徴的です。モフモフ。
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1/2 15:05
肩の小屋口あたりまで下ると、雪質は激変。
太平洋からも日本海からも遠い、乾燥した乗鞍パウダーが特徴的です。モフモフ。
振り返って見上げると、山頂の気象が回復してきました。
まさに登頂する前後だけが、あの状態でした。でも時間とタイミングとしては、あの時に登るしか道はありませんでした。
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1/2 15:14
振り返って見上げると、山頂の気象が回復してきました。
まさに登頂する前後だけが、あの状態でした。でも時間とタイミングとしては、あの時に登るしか道はありませんでした。
観光トイレに帰還。
とりあえずの安全圏と言ってよいでしょう。壁に身を寄せ、装備を脱着します。バトルモード発動は終了。あとはできるだけ早めに山小屋に辿り着いて、横になりたい気持ちだけです。
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1/2 15:14
観光トイレに帰還。
とりあえずの安全圏と言ってよいでしょう。壁に身を寄せ、装備を脱着します。バトルモード発動は終了。あとはできるだけ早めに山小屋に辿り着いて、横になりたい気持ちだけです。
天候が回復してきました。
BCerさんは、日帰りで颯爽と滑走していく模様でした。
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1/2 15:14
天候が回復してきました。
BCerさんは、日帰りで颯爽と滑走していく模様でした。
陽が短い冬の山。
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1/2 15:28
陽が短い冬の山。
ん?あの位置に集まっているのは・・・
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1/2 15:30
ん?あの位置に集まっているのは・・・
おそらく、先ほど山頂部で私を苦しめた雲の一部です。
固まって、まるでUFOのように青空に残余していました。
山に登っていると、フシギなことに出会うものです。
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1/2 15:30
おそらく、先ほど山頂部で私を苦しめた雲の一部です。
固まって、まるでUFOのように青空に残余していました。
山に登っていると、フシギなことに出会うものです。
位ヶ原山荘までは、どう進んでも特に問題はなさそうなので、試しに直感でショートカットしてみることにしました。
(ログが酷いので決して参考にしないでくださいw)
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1/2 15:36
位ヶ原山荘までは、どう進んでも特に問題はなさそうなので、試しに直感でショートカットしてみることにしました。
(ログが酷いので決して参考にしないでくださいw)
木々の間、斜面を縦横無尽に通過〜♪
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1/2 15:42
木々の間、斜面を縦横無尽に通過〜♪
最後に車道を見つけ、そこに沿って建つ位ヶ原山荘へ。
なんとか計画通り、16時前に到着しました。空はもう、美しく穏やかに。
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1/2 15:55
最後に車道を見つけ、そこに沿って建つ位ヶ原山荘へ。
なんとか計画通り、16時前に到着しました。空はもう、美しく穏やかに。
「剣ヶ峰」とう名の部屋を、個室として案内されました。私を入れて5パーティーの宿泊。年始とはいえ、過酷な自然をほこる乗鞍岳に入る人数じたいが多くはないのでしょうか。
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1/2 17:19
「剣ヶ峰」とう名の部屋を、個室として案内されました。私を入れて5パーティーの宿泊。年始とはいえ、過酷な自然をほこる乗鞍岳に入る人数じたいが多くはないのでしょうか。
うんうん、自転車の憧れの聖地でもありますね。
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1/2 17:57
うんうん、自転車の憧れの聖地でもありますね。
雪山関連のハードな参考書が棚にあります。
あとは、ゆるふわ系マンガも?
こたつで読もうかな。
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1/2 17:58
雪山関連のハードな参考書が棚にあります。
あとは、ゆるふわ系マンガも?
こたつで読もうかな。
18:00。位ヶ原山荘のディナーです。
酉年だからなのかは知りませんが、鶏肉のホイル焼きでビールが進みました。豪華。おなかいっぱいになりますね。
2
1/2 18:12
18:00。位ヶ原山荘のディナーです。
酉年だからなのかは知りませんが、鶏肉のホイル焼きでビールが進みました。豪華。おなかいっぱいになりますね。
そして、名物は「鹿肉の鍋」。
野菜とキクラゲもたっぷり。山の幸で良い雰囲気になれました!
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1/2 18:14
そして、名物は「鹿肉の鍋」。
野菜とキクラゲもたっぷり。山の幸で良い雰囲気になれました!
翌朝。
外を見ると、粉雪が舞っています。
0
1/3 6:56
翌朝。
外を見ると、粉雪が舞っています。
あさごはん。
前日夜に希望時間を選ぶことができます。
6:00/6:30/7:00の三択でした。
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1/3 6:39
あさごはん。
前日夜に希望時間を選ぶことができます。
6:00/6:30/7:00の三択でした。
どんどん雪が激しくなっています。
ずっとぬくぬくしていたいけど、えいやっと早めの下山へと踏み出しました。
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1/2 18:40
どんどん雪が激しくなっています。
ずっとぬくぬくしていたいけど、えいやっと早めの下山へと踏み出しました。
山荘の主人に見送られて、まずは車道を赤旗沿いに登っていきます。
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1/3 8:01
山荘の主人に見送られて、まずは車道を赤旗沿いに登っていきます。
その後、赤リボンを探し出しながら「ツアーコース最上部終点」まで復帰します。
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1/3 8:17
その後、赤リボンを探し出しながら「ツアーコース最上部終点」まで復帰します。
雪の森といった風情。
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1/3 8:19
雪の森といった風情。
パウダースノーの新雪が、トレースを埋めてしまいました。
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1/3 8:25
パウダースノーの新雪が、トレースを埋めてしまいました。
ここに合流。
雪がしんしんと降り積もるので、フードをしっかり被りなおしました。
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1/3 8:27
ここに合流。
雪がしんしんと降り積もるので、フードをしっかり被りなおしました。
下山にむけて、淡々と下ります。
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1/3 8:38
下山にむけて、淡々と下ります。
この降雪で、昨日とはまったく足場のコンディションが変わってしまいました。すれ違うスキーヤーさんたちも、シールでうまく登れるようです。今日はスキー有利のターンでしょうか。
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1/3 8:55
この降雪で、昨日とはまったく足場のコンディションが変わってしまいました。すれ違うスキーヤーさんたちも、シールでうまく登れるようです。今日はスキー有利のターンでしょうか。
かもしかリフト上部まで来ました。
あとは文明圏内。ゲレンデです。
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1/3 9:00
かもしかリフト上部まで来ました。
あとは文明圏内。ゲレンデです。
復路ではリフトに乗ることはできません。
ひたすらゲレンデのはしっこなどを下ります。雪が降りつづきますが、明るい曇り空なので寒さは感じませんでした。
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1/3 9:02
復路ではリフトに乗ることはできません。
ひたすらゲレンデのはしっこなどを下ります。雪が降りつづきますが、明るい曇り空なので寒さは感じませんでした。
休暇村の駐車場に到着。
往路はこの手前あたりをスタート地点としましたが、復路はもう少し歩きつづけるつもりです。滝が見たい。温泉にも入りたい。
早い時間のバスは、ここまで迎えに来てもくれませんし。
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1/3 9:35
休暇村の駐車場に到着。
往路はこの手前あたりをスタート地点としましたが、復路はもう少し歩きつづけるつもりです。滝が見たい。温泉にも入りたい。
早い時間のバスは、ここまで迎えに来てもくれませんし。
自然散策路「ふたりの小径」に入ります。
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1/3 9:36
自然散策路「ふたりの小径」に入ります。
5年以上ぶりに、善五郎の滝に行ってみたくなったので。
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1/3 9:36
5年以上ぶりに、善五郎の滝に行ってみたくなったので。
到着。
今年はまだ全面的には氷瀑になっていませんでした。
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1/3 9:50
到着。
今年はまだ全面的には氷瀑になっていませんでした。
向かって左側が、どうどうと流れ落ちていきます。
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1/3 9:49
向かって左側が、どうどうと流れ落ちていきます。
凍結している箇所は、あの独特の青みが宿りかかっていました。
例年どおり、二月中旬には完成しているといいですね。
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1/3 9:49
凍結している箇所は、あの独特の青みが宿りかかっていました。
例年どおり、二月中旬には完成しているといいですね。
晴れたり曇ったりする空から、雪だけは絶えずパラついてきます。
軽く、乾いた乗鞍スノーは、風に乗って上下に舞っていました。
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1/3 9:57
晴れたり曇ったりする空から、雪だけは絶えずパラついてきます。
軽く、乾いた乗鞍スノーは、風に乗って上下に舞っていました。
乗鞍スキー場バス停。
ここまでは全部のバスが上がってきてくれますが、私はもう少しだけ圧雪ぎみの車道を歩いて・・・
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1/3 10:09
乗鞍スキー場バス停。
ここまでは全部のバスが上がってきてくれますが、私はもう少しだけ圧雪ぎみの車道を歩いて・・・
ゴール!
乗鞍観光センターまで下山しました。冬季乗鞍岳、成功です。
10:51の新島々駅・松本駅行のバスに乗ってしまいたいので、急いで向かいにある温泉へ。
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1/3 10:54
ゴール!
乗鞍観光センターまで下山しました。冬季乗鞍岳、成功です。
10:51の新島々駅・松本駅行のバスに乗ってしまいたいので、急いで向かいにある温泉へ。
ひさしぶりに入りました。
乳白色の、濃厚な硫黄泉であたたまりました。
三千メートル峰の世界は厳しかったですが、その緊張も完全に終わりました。
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1/3 10:52
ひさしぶりに入りました。
乳白色の、濃厚な硫黄泉であたたまりました。
三千メートル峰の世界は厳しかったですが、その緊張も完全に終わりました。
バスで新島々駅に着いてから、松本駅に移動。
有名な老舗洋食屋「おきな堂」でランチしてから帰ることに。
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1/3 12:54
バスで新島々駅に着いてから、松本駅に移動。
有名な老舗洋食屋「おきな堂」でランチしてから帰ることに。
名門高等学校のバンカラ男子学生が愛した、料理と音楽。
ひさしぶりの、4度目の来店になります。
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1/3 13:01
名門高等学校のバンカラ男子学生が愛した、料理と音楽。
ひさしぶりの、4度目の来店になります。
ハヤシハンバーグスパゲティ。
ミルクセーキ。
解っていただけるだろうか、このチョイス。
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1/3 13:17
ハヤシハンバーグスパゲティ。
ミルクセーキ。
解っていただけるだろうか、このチョイス。
厳冬期北アルプスからの下山後グルメ、味わいました。
次回来るときは、まだ食べていないコレにしたいかな。
ということで、さらば岳都・松本市。
乗鞍は、山頂から山麓までとても刺激的で感動的でした!
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1/3 13:43
厳冬期北アルプスからの下山後グルメ、味わいました。
次回来るときは、まだ食べていないコレにしたいかな。
ということで、さらば岳都・松本市。
乗鞍は、山頂から山麓までとても刺激的で感動的でした!
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