国見尾根(直登ルート)〜御在所岳(地獄谷からは断念)
- GPS
- 24:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,196m
コースタイム
出会いへ戻る(11:35)〜地獄谷大石(12:30)〜出会いに戻る(12:50/13:20)〜国見峠(13:50)〜御在所岳(14:30)〜一ノ谷新道で山の家に出る(16:00)
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北面にあたる、国見尾根・岳不動のガレ部〜県境稜線、地獄谷周辺の残雪は豊富。 一ノ谷新道には全く雪は見られず。 一ノ谷新道入り口でショウジョウバカマを見つけた。 |
写真
感想
今日は以前から気になっていた北谷から国見尾根へ突き上げるガレを登り、更に地獄谷経由で御在所岳を目指したが、
谷を間違え結局地獄谷からの頂上行きは断念した。
裏道を藤内小屋へ向かう。雪はすっかり消えている。
藤内小屋の主人に国見尾根の情況を確認して予定どうりガレを直登と決める。
兎の耳から北谷左岸に移り水場を過ぎると、すぐに比較的明るい樹林に囲まれた幅3mほどのガレが、国見尾根に突き上げている。
(そのすぐ左側にも2008年の豪雨で崩壊した新しいガレが見られるのでわかりやすい。)
指標はないので、先を透かして見ると古いが枝にテープらしき目印も確認できる。
ほぼ中央を落石に注意して直登する。しばらくして岩塊の脇から右手の樹林へ寄ってガレの脇を直登する。
振り返ると藤内壁・前尾根の岩場が近い。
枝や根を掴みながら急な斜面の直登が続く。意外に踏まれた道が伸びている。
大石の右脇を通過した後、徐々に左寄りに行くとガレの上部出る。、
この辺りから樹林越にゆるぎ岩が望まれる。ガレの右ヘリに絡むようになるとやがて
国見尾根コースに出会い、左へ一息登ると岳不動ガレの上部コルに立つ。
小休止の後、残雪が多くなった急な尾根を攀じて天狗岩、ゆるぎ岩に出る。岩の上で充分展望を楽しもう。
豊富に残る残雪を踏んで国見尾根から県境稜線に出て国見岳に立ち寄り、国見峠へ下る。
暖かい峠で小休止した後、ササを覆った雪の中を西へ下り上水晶谷に踏み込む。
ザレに座る岩を過ぎると、やがて靴を濡らして源流の谷底を下るようになる。
荒れた陰気な感じの谷筋に沿って下る。2〜3本の枝沢を横切りしばらくすると小さな平地に出る。
左に顕著な谷を見ると、木の幹に小さな指標を見つける。地獄谷の出会いだ。
ここでよく確認もせずに上水晶谷の左岸からまっすぐ合流する谷が地獄谷と思い込んだのが間違いだった。
左岸側が楽そうなので踏み込むが意外に傾斜もきつい。
流れも枯れた立派なガレ谷に沿って登って行くが、一度も目印らしきものが見つからない。
やっと尾根上の空らしき眺めになる頃、振り返ると国見岳〜御在所岳らしきピークが見える。
地獄谷は御在所岳に通じるはずだ。かなり西に向いて登ったと気づき引き返す。
上水晶谷まで戻り周囲を確認すると、雪に覆われて見逃がしていたがすぐ上流側にも谷が
合流している。よく見ると流れもあり、薄いが幹にペンキの目印も見られる。
時計は11:30を指している。引き返すことも計算に入れると1時間が限度と決め出発する。
地獄谷左岸をわずかに進み、すぐに沢筋に下り遡る。
なぜ地獄谷と名付けられたのかと思うほど平凡な感じがするが。
やがて立派なナメ滝が現れるので右岸寄りに逃げて通過する。
忠実に沢に従って行くと次第に流れも細くなり、枝谷に出会うが常に左俣を行く。
大石を見かけると左から流れのない、のびやかな谷が来ている。
限度と決めた時間になっても山頂が認められないので、残念だがここで引き返す。
バタバタしたので遅い昼食になったが、上水晶谷の流れで湯を沸かし一息入れた後、
国見峠へ登り返し、シャーベット状の雪を踏んで御在所岳山頂に向かう。
望湖台から地獄谷への下り口を確認して、
一ノ谷新道へ向かう。 3時を過ぎると山上に人影はなく風も冷たく感じる。
完全に雪の消えた急な痩せ尾根は高度を一気に下げて、御在所山の家に出る。
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