最高の伊吹山ブルー!からのBCスキー滑降
- GPS
- 05:37
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,191m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:35
天候 | 超・快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口までにコンビニは多数あります。 伊吹山麓には沢山の民間駐車場があります。呼び込みしてます。 大抵500円/日です。300円/日もちらほら。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山口〜一合目; 樹林帯の登山道です。土や岩は雪が付いていますが、シール登高は無理です。 ●一合目〜五合目; 旧・伊吹スキー場ゲレンデ斜面を登山道通り進みます。 スキー場のハイシーズンくらいの積雪量です。 積雪量としては余裕を持ってスキーシール登高可能です。 早朝だとトレースが凍結していて二合目付近の急登が少しきついです。 ●五合目〜七合目付近; 夏道の登山道は見えないほどの直登コースです。 避難小屋を過ぎた辺りから斜度がきつくなります。 ●七合目付近〜九合目付近; 急斜面の雪道直登です。ツボ足トレースの凍結でシール登行は非常に苦しいです。 私は七合目過ぎくらいで潔く担ぎました。アイゼンはよく刺さります。 ●九合目付近〜山頂; 平坦に近い雪道です。スキーシールで行けます。 スキー板以外の方も雪道は硬いので自由に歩けます。 ●山頂台地周遊; 雪の凍結はなく、スキーシールで歩きやすい雪道です。 [スキー滑降] 直登ルートよりも琵琶湖寄りへ移動してドロップイン。 前日のシュプールが凍結していて転倒注意です。 七合目くらいから下は雪が緩んで斜面も広くて快適でした。 五合目からは旧ゲレンデを滑りますが、トレースがボコボコで足にキツイです。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況 全体として概ね良好ですが、タイミングによってまれに圏外もあり。 |
その他周辺情報 | 道の駅 「伊吹の里」では、地元の野菜やいちご等が売っています。 周辺に薬草の湯があります。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS 1 GARMIN VENTURE HC
ストーブ・ライター 1
ダウン防寒着 1
オーバージャケット 1
ビーコン 1
シャベル 1
アイゼン 1 10本爪
ゾンデ棒 1 3m
ヘッドライト 1
携帯電話 1 iPhone5c
地図 1 1/25000
ツエルト 1 2人用
カイロ 3
ゴーグル 1
グローブ 2
携行食 1 2日分
救急セット 1
着替え 1 アンダー、ソックス
ピッケルストック 1
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感想
先週ホワイトだった伊吹山BCスキー。
今週大寒波の後、午前中だけでも晴れが期待できそうな今日、再訪問することにしました。
二週連続同じ場所なので、準備はスムーズに。
昼過ぎには帰宅したいので、前回より2時間早く5:15スタート。空には星も見えています。
すでに数名の登山者。ヘッドライトにて樹林帯登山道を進み、一合目からはシール登行へ。
まだ夜明け前なので暗闇の中ですが、暗くても先週より雪が多いことはわかります。
しかし、カリカリに凍結している上に昨日の足跡でボコボコなので苦戦。
特に二合目過ぎの急斜面直登では二回くらいコケマシタ・・
意外な苦心にも、振り返ると米原の夜景にうっすら琵琶湖も見えます。イイ天気だ。
静かな暗闇に響くクトーの音がとても心地よく。なるべく歩かれてないところを順調に。
三合目手前では、先週は見えなかった真っ白な伊吹山の全貌がバーン!
最もテンションが上がる瞬間を迎えます。
足元は凍結ボコボコでも、景色が良いのでほとんど気になりません。
六合目過ぎでご来光。一気に暖かくなり、空もキラキラのブルーに。まさに伊吹山ブルー。
予想より晴れています。こんな日に来れた喜びを嚙み締めます。斜度は徐々に急に。
先週は雪の状態が良く柔らかかったのでシールで登りあげましたが、今週はカリカリ・・
軟らかいところはボコボコ、滑らかな斜面はツルツルときたらもう無理は禁物。
七合目付近でシールを諦め、潔く板を担ぎアイゼンへ。
いつもなら苦行ですが、青と白に琵琶湖の景色も相まり、ほとんど苦しくありませんでした。
吸い込まれそうな空へ向かって登り続け、担いでから30分ほど。山頂台地に乗り上げます。
ロンダルキアへ乗り上げたらあとはボーナスタイム。
ほとんど無風のポカポカ陽気の中、通算16度目の山頂標識へ。いつもの板と記念撮影。
それにしてもあまりの景色の良さに長居。薄着でも全く寒くありません。
よくみる白山だけでなく、北アルプス、乗鞍、御嶽の姿もクッキリ。
伊吹山からこんな景色が無風の陽気の中観れたのは、初めてではないでしょうか。
ゆっくりブランチし、シールを剥ぐってスキー滑降準備です。
まずは琵琶湖へ向かってスキー移動開始。人の上がってこない西側のドロップ地点へ移動。
滑り降りてしまうので勿体ない景色と陽気。
移動中にもたくさんの人たちとすれ違い。皆さん青空にイイ笑顔です。
さて滑降はと言えば・・
さすがに昨日一昨日で食われまくってますが、無傷の斜面もあり意を決しドロップ。
早朝でまだ雪が硬く、太腿にキマシタが、休みながら最高の一本を堪能します。
もう少し緩んだ方が良いが、緩みすぎるとストップになるし、タイミングが難しいですね。
八合目の高さからは快適ツリーラン。七合目からは大斜面を大きめのターンで。
とにかく暑い。五合目まで降りた頃には大汗です。
五合目からは旧スキー場の斜面を快適に。
まだまだどんどん上がってこられる登山者の方々と挨拶しながら休みながらゆっくりと。
・・というか、さすがに5000mも一気の滑走は足にキマス。
最後は一合目までの高速バーンを風を切って一気で滑走完了。山頂から45分ほど。
あとは板を担いで下山完了は10:45。まだまだ残りの日曜日を楽しむ余裕がありました。
雪質は先週の方が良かったが、何はともあれ最高の伊吹山ブルー!
今年も味わえて最高でした!
・・ところで今回、、
旧ゲレンデマップ初めて見たら、五合目から東側の快適バーンの存在を初めて知った・・
まぁこれは次回リベンジしますわ。
◎ 2週連続の伊吹山、お疲れ様です〜! 今回は伊吹山に有難く笑顔で迎えてもらい良かったですね! 伊吹山ブルーは本当に綺麗ですね! 山頂からの遠望も綺麗に見えて羨ましい限りです!
◎ 滑降の西側(琵琶湖方面コース)は人も少なくて良いなぁ〜と思ってます。 最初が急斜面なだけで、他に特別危険な箇所は無かったですか? ^,^;;;
◎ 明日初滑りに行こうと思ってます。 久し振りなので色んな手順など忘れてなければ良いのですが、、。(;;汗;;) 雪質はコロコロと変わっているみたいですね!? 当たり前ですが、、。 そうそう旧ゲレンデマップって知りませんでした。 どの辺に有りましたか??
◎ 詳細で助かるレコを有難うございました! そしてお疲れ様でした〜! m(_ _)m
こんにちは!コメントありがとうございます!
明日行かれるんですね!羨ましいです!
早朝は凍結してるのでお気をつけて。
琵琶湖側の斜面は、自分よりもっと琵琶湖よりに滑っても良さそうです。
斜度が急なこと以外は特に危険箇所は無かったと思いますよ!
ゲレンデマップは、三合目付近の旧ゴンドラの降り口(伊吹高原ホテルって書いてたような?)にあります。
夏道通りに回り込むと通らないので、ホテル側へ直登すると良いでしょう。
ぜひ、あの五合目Aコースとやらを試し滑りしてもらいたいところです。。
私も伊吹山再訪を考えましたが、装備の都合がつかないことと、「固いんじゃないかなぁ〜 」とのビビりで、結局ご存じのとおり大日にしました。
Mahitoさんのレコを見て、やはり私には難度が高すぎの状況だったようで、チキンな自分に「ナイス判断、オレ!」とw。
少しづつでも経験を重ね、いつかMahitoさん他、山スキー熟達者の皆さんに少しでも近づければ、と頑張ります。
大日正解ですよ。ナイス判断です!
まさに想像通りで、カッチカチでしたから!
あと1〜2時間遅い方がちょうど良い感じだったかも。
僕も当初、大日あたりも候補に入れてましたが、午前中には帰宅したかったので諦めました。。
land-raiderさんなら、すぐにすごいところ行けそうです。
同世代でしょうし、お互い気をつけて山スキーを楽しみましょう!!
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