残雪の蝶ケ岳テント泊(長塀から横尾周回)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特になし。森林限界後は強風のため要防寒。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
雪の穂高が見たくて、蝶ヶ岳を1泊2日テント泊で。
朝、歩き始めは曇り空。予報では午後から回復に向かうとのこと。
そのため、あまり登山者も多くなさそうだ。
バスターミナルから徳沢まで、軽快にハイペースで歩く。
久々の雪山装備のテント泊、荷物が重い。
徳沢から長塀へ登り始めるが、やはり重さに辟易。
ひたすら樹林帯の登りに、暑さが加わる。道程も長い。
往路は長塀山経由、復路は蝶槍ピストンで横尾下山の予定だった。
逆コースが正解だったか。
次第にガスが取れ、空が明るくなってきている。
早く視界が開けるところまで。と思い足を前へ一歩一歩。
森林限界付近まで、多少雪道だがノーアイゼンで問題なかった。
森林限界を超えたとたん強風で寒さが堪える。
だが、開けた視界にニヤついてしまった。
風は強いが、以前年末年始に登った燕岳ほどではなかった。
テントはハイマツ帯寄りの風が凌げる位置に。残雪上。
夜な夜な強風が吹き荒れていた。
翌8日は朝から快晴。寒い。
雪の穂高が、くっきりと目の前に。
槍や常念、乗鞍なども360度どこを見ていても飽きがこない特等席の蝶ヶ岳。
登って良かった。
下りは予定通り横尾へ。
結構な斜面、これを登るのもしんどそうだ。
長塀とどっちもどっちな労働必須。
横尾に着いても、バスターミナルまでの長い道のり。
徳沢のソフトクリームでひと息ついた。
もうひと踏ん張り。
下りでのアイゼン歩行の疲れもなんのその。
無心で歩くが、微妙にアップダウンがあるのが、上高地〜横尾間の特徴だ。
これが帰り際いちばんきついく感じる。
友人との会話もなくなり、ただただ歩く。
頭の中は、食べ物のことが占めている。
次はどこへ登ろうか。戻ったら仕事か。などなど。
今朝見た絶景の記憶は、記憶の奥深く。
風呂に早く浸かりたい。荷物下ろしたい。
そんな考えがひたすらループしていた。
いいねした人