唐松岳〜2017年アルプス初めは八方尾根から


- GPS
- 05:41
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 967m
- 下り
- 953m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
トイレあり24時間使用可能。 八方尾根スキー場のゴンドラ、リフト2基を乗り継いで八方池山荘まで上がれます。 登山でゴンドラに乗るためには登山届けが必要です。その場で記入できますが事前にネット(長野県警のサイト)なら用紙をダウンロードして記入して持って行くのをお勧めします。(登山届けがないとチケットを売ってくれません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラ・アダム、スキーリフト2本を乗り継ぐと八方池山荘まで殆ど歩かずに着きます。 ここは1,830m、山頂までの標高差は860m程、天気が良ければ楽々日帰りコースです。 この日は前日からのトレースもしっかり着いていたため、ラッセルやルートファインディングは無し。天気も良く風も弱いため、快適な雪山ハイキングとなりました。 つぼ足でもOKですが、アイゼン(6本爪以上)とストックが有れば楽に歩ける状態でした。 ピッケルやスノーシューは持参しましたが使う場面は有りませんでした。 ■2600mを越える高山です。一旦天気が荒れると厳しい状態となります。八方尾根は稜線が広く目印も少ないため、基本的に悪天候時は中止するのが良いと思います。天気が良くても北アルプスですので雪山初心者だけで入山するのは危険です。 【八方池山荘→丸山】 広い八方尾根を基本的に直登します。登山、バックカントリー、スノーシューウオーク、等色々なトレースが入り乱れていますので、稜線の一番高いところを上に登って行くトレースが登山用です。 特に危険箇所は有りません。 【丸山→後立山主稜線】 丸山からもしばらく広い稜線が続きますが、標高が上がった分風が強くなります。 頂上稜線に近づくと尾根が狭くなり右側(北側)に雪庇が出て来ます。悪天候時は雪庇に近づかないよう注意が必要です。尚、夏道は途中から尾根の左側(南側)を巻いて山小屋に向かいますが、積雪期は巻き道は無く全て稜線の上を歩きます。 後立山主稜線に登り着いた場所は唐松岳頂上山荘の裏手の小ピークの上です。 この時期小屋は閉鎖、冬期小屋も有りません。 【後立山主稜線→唐松岳】 登り着いた小ピークから一旦下り、夏道と合流します。 山頂まではほぼ夏道と同じです。稜線の右側(北側)に雪庇が出ていますので、悪天候時は注意が必要です。 山頂は小広く、晴天ならばゆっくりくつろげます。 【リフトの注意】 リフトの終了時刻を確認し必ず時間までに下山して下さい。強風時は上部のリフトは止まることが有りますので場合によってはゴンドラ終点から歩くことになります(登り1時間程度) |
その他周辺情報 | 近くの八方の湯に入りました。 新しくきれいですが全体に狭め。日曜日午後ですので相当混雑してました。 入浴料800円はちょっともったいない。別の温泉をお勧めします。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
このところ天気が良い週末が続いていますので、例年よりちょっと早めに「アルプス始め」に行ってきました。
目的地は積雪期の北アルプスで一番お手軽な八方尾根からの唐松岳です。
このコースはヤマレコにも頻繁に記録が上がって来ていますが、雪をまとった後立山連峰の峰々や剱・立山が間近に眺められる絶景のコースです。
唐松岳・八方尾根は夏冬通して何度も行ったことが有るのですが、天気の良い週末は相当混むとの情報だったため、最近はちょっと敬遠しておりました。
今回久々に積雪期のこのコースに行ったのですが、あまりに登山者が多いのは驚きました。
普通、スキー場のリフトを登山で使う場合、完全にアウエーでちょっと肩身が狭いのですが、この日の始発はスキー(スノボ)と登山者が半々か登山者の方が多いくらいでびっくりしました。
八方尾根は下から上まで殆ど見渡せるのですが、ずっと登山者の行列が続き、この日入ったのは2〜300人、場合によってはもっと居たかも知れません。
数年前とはあまりに違って登山者が多いのに驚きました。
この日は評判通りの大展望で登り始めは白馬三山、途中からは鹿島槍、五竜、稜線に上がると剱岳や立山、遠くに槍ヶ岳まで見える大展望で、立ち止まって写真を撮ったり景色を眺めたりでなかなか進みませんでした。
天気も良く風も弱いので、完全に春山気分満開。
頂上近くではやや風が強くなり、ハードシェルを着込みましたが厳冬期とは違い春山の優しさに包まれた一日となりました。
山頂からは先日行った四阿山や浅間山、この冬あまり行けなかった八ヶ岳などを眺めながら、ゆっくりランチが取れるほど暖かい良い日でした。
さて、いよいよ2017年アルプスシーズンの始まりです。
今年は何処に行きましょうか?行きたい山は沢山有るのですが体力がついて行けるか心配な山ばかりで、今年は毎日トレーニングに励もう、と決意を新たにした1日でした。
yamayaさん、こんばんは。
先週末は天気も良かったのでどちらかに出向かれているとは思いましたが、やっぱり山歩きに行かれてましたね
そして後立山の唐松岳で天候にも恵まれ、2017年も幸先の良いアルプス初め、お疲れさまでした。
唐松岳は歩きだしから白馬三山・五竜岳・鹿島槍ヶ岳、小屋近くまで詰めれば剱岳・遠くに槍ヶ岳、振り返れば妙高・火打・四阿山・浅間山等々、山々の景色が良い所ですね。それにyamayaさんは天気の引きが良いですからね〜
年明けから赤岳・安達太良山・四阿山等々、緩急織り交ぜながらの雪山歩きを楽しまれ、すでに充実感に浸っているんじゃないかと察しております。
私は変わらずパウダーを求め、先週も滑りに行って、明日あたりに寒気が入ってくるらしいので今シーズン最後のパウダーを狙って滑りに行こうかと色々と調整中です
そろそろスキーシーズンも終わりかなと思っておりますが、「寒気が入ってきます」とか「雪」とか天気予報で聞いちゃうとソワソワしている今日この頃です。
なので自分が山に出向く頃は、春の残雪歩きですね
おはようございます。
今年は週末と好天が重なる日が多くて、順調に登って居ます
3月のアルプス初めは多分過去最早だと思います。
以前は4月どころか5月に入らないと、なかなかアルプスには入れなかったのですが、やはり年々雪が少なくなっているのでしょうかね
久しぶりに訪れた八方尾根は、最高の天気と大展望で迎えてくれました。
その分人も多かったですが、私もその中の一人ですから文句は言えませんね
逆にスキーのゲレンデの方が空いていて、やはりスキーやスノボをする人は以前と比べめっきり減っているのが気になりました。
opiroさんはこの冬はスキー三昧でしたね。
スキーは快適に出来る時期が限られていますので、いま目一杯満喫してください。
春になったらまたどこかに山でコラボしたいですね
yamayaさん、こんにちは(・∀・)ノ
いやぁ〜、北アルプスがこれほどまでに天気が良いとは!春が近づいてきたと思わせる天候に恵まれましたね!
春山のようでも、山頂からの山々を見ると真っ白で、まだまだ冬なんですね!
冬の北アルプスはまだ行ったことないので、雪が溶けてしまわないうちに北アルプスへと赴きたくなるようなレコですね!
おはようございます。
このところ週末に好天のサイクルがうまくはまっていて今回も大正解でした
ただ最初のうちは暑くてハードシェルどころかミッドレイヤーも脱ぎたい様な春を通り越して夏山の様でした
人は多かったですが、思う存分春の1日を満喫できました。
可能なら天気の良い平日がお薦めですね
いつもコメントありがとうございます
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