我が山塊さ行ぐべ!・真木渓谷〜薬師岳

2011年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,102m
• 下り: 1,093m

コースタイム

駐車　　　　　　　　　　　　　6:10
山菜物色林道 6:20
キャンプ場トイレタイム 6:35
甘露水口 7:00
ブナ台 7:30
滝倉 8:10
薬師分岐 9:50
薬師岳山頂 10:00
小杉山 11:00
GEZAN! 14:05
乾杯　　　　　　 16:10

天候

バッカスと松尾様のご加護があった模様

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・近年できたみずほの里ロードを使って横手〜太田に上陸しました。(この道路は田沢湖に続いています)
http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1182488942134&SiteID=0

・角六線も交通量が少なく良い道路です。

・とりあえず真木渓谷に辿り着ければ大丈夫だ問題ない。
http://www.kensoudan.com/firu-naka-y/makikeikoku2.html

・全く関係ありませんがどさくさに紛れて我が心の渓谷2・抱返り渓谷の宣伝もしたい。
http://www.kensoudan.com/firu-naka-y/dakigaeri2.html

コース状況／危険箇所等

☆5月3日現在、薬師・和賀岳駐車場までは除雪されていません。
☆小路又橋の少し先から甘露水口までは徒歩となります(よほどハイスペックな車でない限り)
☆今春も絶賛落石注意!中です。
☆危険箇所はありません。
☆登山口まではトイレが豊富です。
☆夏道を少し外していますのでルート図は参考までにひきました。
☆ニゴイチ地形図にある薬師岳避難小屋は既にありませんのでご注意下さい。
☆びゃっこ訛ります。ご注意下さい。
★★★後三年の湯ートピアは入浴料400円でサウナもあるし、アルコールフリービールあります。
　
　滝倉までは既にほとんど雪がありませんでした。
　今年は豪雪につき遅れているかと思いましたが
　ここ数日の雨のせいでしょうか。
　林道は除雪予算が足りなかっただけでしょうか…


湯ーとぴあ　→http://www.town.misato.akita.jp/misatochoukankou/sisetumeisho/onsen/yutopia.asp　
　

写真

あ〜着ぃだ。着ぃだ。

というわけでkudaさんの力を借りて
なんじょかかんじょか真木渓谷に
到着したペーパードライバー。

真木は雪どけ大解放中。

今春も期待を裏切らないわっぱがな水量である。

アプローチの林道も絶賛落石注意中。
めずらしく前日下調べした。

したら、行きますか。

で登山口のだいぶ手前から徒歩。

ふむふむ。ロッククライミング?

名前が良いな。

ふぁんくさんに見せたいような見せたくないような。

だって下はもろ…(高所恐怖症基準)

kudaさんはコゴミだのドガランポだのサクだの(シドケだっけが?)やたらみつけるのが早い。すごい。

ばっけだけ腐る程ある。

これは…仙北マタギの狩り場だった名残なんだべが。

ここのキャンプ場はトイレもあるし水にも困らなくていい。

なので2人ともトイレタイム。

夏になったら溯行するにいいがな?

登山口近くの避難小屋。
無駄にきれい。
無駄にトイレ多い(個室4つ)
内訳:男子・和式・洋式・洋式　だったはず。多分。

甘露水登山口に到着。

久々の安心して飲める水。
安心できなくても飲む。

登山道入り口。
何かがおかしい。
嫌な予感がする。

なして雪ないの?
今年はじゃんがじゃんが降ったしゃ。

もっと雪あるはずだべ。
出でこい雪。

「大丈夫ですよ。山菜でも探しながら…行げば…」
と乾いた笑いを放ちながら山菜を同定するkudaさん。

判断基準はもちろん食えるか食えないか。
これキノコだったらマジとめるがら。

ブナ台に到着するも雪がない。

鳥海に行けば良かったんじゃないかと
数日前の思い出が走馬灯のように駆け巡る。

ブナか。

今回はブナ見に来たわけじゃないわけで。
これじゃ家の裏山と何も変わらないわけで。

帰るに帰れずノロノロ登る。
少し残ってはいるもののうすら汚い。

もとい薄い。

が、滝倉の徒渉地点でにわかにテンション上がる。

あれに見えるは雪でねが!
そうでねが!

これも真木の雪しろに。
道標が行き倒れていようがいまいが関係ない。

これは始まった。

やっとの雪に大喜びしている私達ですが。

豪雪地帯の出身です。
除雪に苦しむ土地の者です(キリッ!

アイゼンさん出番です!

かまくらから木が生え放題。

もとい。木のおかげでかまくらができ放題。

5/3 8:50

【管】突如ガスってICO的な雰囲気に。サングラスかけると蛍光テープが死ぬほど見やすくなる事を知る

行ったわ。
すごい勢いで直登してったわ。
ほわー

おれは休みながらゆるゆる追っかげる。

今年も張られていたKEEP OUTテープ。

稜線に向かって南西側に一カ所。

同じく稜線に向かって東側に一カ所。

これは谷筋が入っていくあたりの右手だがな?

kudaさんのトレース泥棒しようとするも
歩幅があわず結局自力。

なにやら既視感を感じるのよふぁんくさん。

夏道よりけっこう手前で稜線に上がると地味に得した気分。

おおっ!これは!
酒の神様はちゃんと見ていた。
今日は2人とも行動酒とか持ってません。

まあ約1名は朝から酒抜けてねがったけどな。
(もちろん飲酒運転なぞしてません)

その約1名、山頂に向かう。

5/3 9:19

【管】酒が抜けてる方のもう一名もまた、雪庇を山頂へ向かう

雪庇途中で切れる。

残念だが戻る。

春だなや。

ツボ足にヒヨって登山道を登る約1名。

こや〜

その横を喜び勇んで直登する約1名。

楽しそうだなや。。

上はこれなので途中で合流合流先生。

分岐の道標もあらぬ方向を向いている。

あっちが甲山だべおん。

きれいな雪をわらわらど踏みながら山頂に向かう。

到着。

360度パノラマ最高。
来て良がった。

薬師平のお花畑に向かう。
つっても今なブッシュしかねけど。

何これ!
踏んでいいなが?
踏みまぐるど!

という訳で再びテンションが鰻登る。約2名。

5/3 10:35

【管】薬師岳直下のこの広場、夏場きたらどんなパノラマが開けるかと思うともう、楽天かどっかでタープをポチらずにはいられませんよね

空と雪の境界線。
トレースないとか贅沢すぎる。

はいはい。
キャラではありませんがこんなもの書いてしまいましたよ。

まあキャラがブレるくらい良い山塊なのです。

おお!
なんだべ?なんだべ?

太陽のまわりに虹色の輪が…

あら。
また直登してら。
ゆっくりおれも行ぐ。

小杉山に到着。

和賀岳縦走や甲山周遊は約1名鈍足が紛れているので断念。
ごめん。もっと鍛える。

5/3 11:49

【管】fooさんは先日の鳥海山以来、尻セードしないと死ぬ病気を患ったため、隙あらばケツで滑ろうとするのでヤバい(写真左はガケです

戻ってきた薬師岳山頂から近隣の山々を見つめるkudaさん。

縦走に想いを馳せているのか。
はたまた忘れてきた正露丸に想いを馳せているのか。

数日前よりパワーアップした尻セードで童心にかえる一時。
kudaさん新たな技をあみだした。

これはぜひ角さんにも体験して欲しい。
次回はグリセードとフュージョンする試み。

【コゴミとおがったばっけの食べ方を教えでけた地元のおかあさんありがとうございます。】

育った蕗のとうの茎を米のとぎ汁で2日ばかりアク抜きすると、食べられると教わってただいま実家でアク抜き中。ワクワク。

流れを眺めながら山菜を採りつつ下界に向かう。

あ!野生のHBどぅわー!

湯っこは久しぶりの湯ーとぴあにするごどに。

奇跡の(ど素面・アタックザック)山行ここでフィナーレ。
めでたしめでたし。

撮影機器：

EXILIM G EX-G1 カシオ

SoftBank 731SC サムスン

感想

___

「鳥海だげじゃねぐ和賀山塊行ごで!」
「分かりました行きましょう」
「和賀山塊の何が良いって言うどな……(中略)和賀山塊行ごで!」
「分かりました行きましょう」
「和賀山塊の何が略」

というループを渋沢駅前の飲み屋で繰り広げたのち、
遂に実行に移した本山行、和賀山塊すげえわ。
秋田県内だと鳥海山と神室山、二つぐらいしか知らなかったんですが、
今回三つ目の県内山に登りました。
印象として言うなれば、「プチ白神山地」。
マジ人入ってねーから!というか県民登山とかしねーから!
山菜は採っても、そんな毎日見てるような山を山頂まで登るとかねーから!
そんなプリミティブな森を見た気がします。

今夏は真木渓谷か虎毛沢遡行か迷う。

ゲスト

ホーム鳥海のkudaさんにホーム和賀山塊に
来てもらえて嬉しがった。

鳥海は自分にとっても特別な山だけど
気候/天候と時間によっては気軽に行げねがったりするがら。
そんた時は縦走や沢も楽しめるこごいらをぜひ押しで。

地元は沢山、山があって(山しかねーな)みんな個性的だでな。
人に会わないを通り越して人の痕跡ない山どが。
ていうがただの山だべ…登山者登らせる気ないべ…みった。

kudaさん、そんたのも好きではねがと
思うんだどもオレの誤解だべがw

また機会があったら今度は春先一番目になりそうな山狙うべ。
ワンダーランドだがら。

今回はしつこく誘っておいで雪も無がったら
なんじょしよがと思ったけど少しはあっていがったいがった。
道中はいつもながら心遣いと適切な判断ありがど。
お相伴してけでありがど。
ばんがばんが男の直登やるにいいようにおれも足鍛える。


いや〜今日もおもしぇがった。
まだ行ごで。

コメント

lizhijp

薬師岳？
最初、このルート図を見たとき「ここってどこ？」と思い地図を縮小、縮小してやっとどこなのか判って、こんなところの山に登るんだあと感心しました。

　ドガランポって懐かしい響きだぁ、口の中ツバが出てきて考えただけで、すっぺぇ〜〜。

ゲスト

地味山好きの原点
千畑・太田住まいの人からすれば正に単なる裏山ですよね（笑）

山に囲まれてる時はまるで興味なかったけど。
好きです地元の地味山。手付かずというか人には手のつけられない野生感が。
山のてっぺん＝見晴らしがいいという勘違いもこの森林限界の低い地元山に刷り込まれたと思われ…

そちらのコゴミもうめがったんすべ(^q^)
今年はライチさんのホームにも行ぐんしよ！
ドガランポもあるがな？

pikahamuco

ドガランポwww
渋沢駅前の飲み屋wwwwwwwww
私が帰った後にそだ濃ゆいことになってたとはwwwww
おつかれさまですたw

ゲスト

ドガランポはR君の好物だったはず
そう。あの後、熱燗の肴にこの山どもの宣伝をしまくった。
いい気なもんで、くだ巻いた本人はどう魅力的と説明したか忘れておる…

管さんお疲れ様でした。姉さん、先帰る用事あって正解正解先生www