小出俣山〜阿能川岳

2017年03月18日(土) [日帰り]

• GPS: 10:01
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,367m
• 下り: 1,139m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 1:34
• 合計: 10:01

距離 14.0km 登り 1,367m 下り 1,155m

7:17 川古温泉
11:14 12:00 小出俣山
13:44 14:32 阿能川岳
14:54 三岩山
16:01 鍋クウシ山
17:18 仏岩ポケットパーク

天候

曇り〜小雪〜晴れ
午前中風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ポケットパークに自転車をデポし、車は川古温泉に停めた。

コース状況／危険箇所等

川古温泉〜千曲平
林道は一部地面が出ている。
雪の部分はズボズボ多し。

千曲平〜小出俣山
尾根の急登。
途中1ヶ所、岩を巻くトラバース箇所の雪面が崩壊しており、危険。

小出俣山〜阿能川岳
踏み抜き多発地帯。
阿能川岳山頂直下付近の雪庇が落ちかかっているので注意するよう、対向PTに言われた。

阿能川岳〜仏岩ポケットパーク
前半は細かいアップダウンの細尾根が続く。
スノーシュー、アイゼンともに活躍した。

その他周辺情報

久しぶりに風和の湯（５７０円）へ。連休なのに貸し切りでのんびりできた。

写真

3/18 8:12

最初に林道歩き。3km位。

3/18 8:15

橋がかかってるヘアピンの所の先が千曲平。（振り返って撮りました）

3/18 8:16

No.30の看板があった。

3/18 8:34

ここから林道を外れてオゼノ尾根へ。シューもアイゼンも背負うと重いので、アイゼンをつけていくことに。あとから思えば、シューで登ったほうがラクでした。（汗）

3/18 8:36

すてきなブナの森♡

3/18 8:38

急尾根の直登といえば、私達の好きな部類w　ぐいぐい行きます。

3/18 8:56

イグルーの跡。上手！

3/18 9:20

ずっと曇ってたのが少し晴れて遠くに阿能川岳とそこへの吊尾根が見える。果たして到達できるのか？！

3/18 9:21

ぐいぐい高度を上げます。たーのーしー！！

3/18 10:06

大岩を巻くトラバース箇所。ここだけ雪面が崩壊してて危険だった。

3/18 10:07

かなり斜度がありました。

3/18 10:19

先行PTが見えた！朝からずっとトレース利用させていただきラクさせて頂きました。有り難い。実はレコユーザーのsnowfieldさんPTでした！＼(^o^)／

3/18 10:24

少し空が晴れてきて視界が出てきた。

3/18 10:24

だいぶ登ってきました。すっかり春の風景。

3/18 10:24

先行PTとはこの日最後まで抜きつ抜かれつとなりました。この日、この小出俣〜阿能川ルートを歩いたのは私達2PT4名だけだったみたい。

3/18 10:49

ここで先行PT休憩。私達は先に行きます。山頂がうっすら見えている。

3/18 11:00

ものすごい破断面。高さ1.5m位はありそう。

3/18 11:10

山頂ゾーンの両側は壁みたいになっていてなんだかよくわからないけれど、山頂とおぼしき左側へ向かって行く。

3/18 11:27

山頂に到着して写真を撮ってるうちに、急速に晴れてきた！！

3/18 11:27

向かい側の谷川連峰が見え始めた。

3/18 11:27

snowfieldさんPTも到着。

3/18 11:27

マナイタグラらへんの雲がまだ取れないけど、同行者のテンションが一気に上がって、今年イチ！を連発して写真を撮りまくっていたw

3/18 11:31

撮っていただきました♡

3/18 11:41

風が強くて寒いので、山頂付近にあった踏み抜き穴を利用。中に入って首だけ出して景色を楽しみながらのお昼タイム。45分ほど楽しみました。

3/18 12:04

雪庇。すごーい！

3/18 12:11

阿能川岳に向かいます。すっかり晴れて素晴らしい眺め。背後はマナイタグラの稜線。

3/18 12:11

これが阿能川岳への稜線。奥に武尊山も見えました。

3/18 12:12

snowfieldさんPT。絶景ですね！

3/18 12:12

すっかり晴れてオキトマも見えるように。

3/18 12:26

景色にみとれて油断すると踏み抜きますw

3/18 12:28

雪庇と踏み抜きが怖いので、樹林ギリギリの所を歩きます。

3/18 12:28

こんなところを登っています。

3/18 12:35

下を見るとデブリだらけ。左からは全層も。

3/18 12:36

小出俣岳を振り返る。

3/18 12:51

阿能川岳へ。

3/18 12:52

すっかり晴れてマナイタグラもオキトマもよく見えます。

3/18 13:09

途中でスノーシューに履き替えたら早い早い。最初から履き替えれば良かった。（汗）

3/18 13:45

阿能川岳に到着！リベンジ果たせました♡　しかしこの頃からまた薄曇りとなり風が強くなってきた。

3/18 13:52

恒例のTシャツ撮影。強風で寒いちゅうのに、色々セルフ撮影失敗してテイク6でやっと成功w

3/18 14:32

ツェルト被って40分ほどのんびりしちゃいました。さて、帰るかー。

3/18 14:48

最後にパノラマ写真で振り返る。登ってきた尾根、小出俣の山頂、そこからここまでの尾根が全部写ってる♡

3/18 14:51

三岩山。去年はここまでで力尽きた。ここから見た阿能川岳は絶望的に遠く感じたけど、そうでもなかったw　去年は雪が少なく踏み抜き地獄だったからとても消耗してたということが今年来てわかったのでした。

3/18 14:53

さようなら小出俣山。よいお山でした♡

3/18 14:54

気持ちのよい稜線。正面の吾妻耶山がかっこいい。

3/18 15:32

雪庇が落ちかかってた。ストックでつついただけで落ちそう。この先しばらく行った所に一張のエスパースがあり、ウィスキー飲んで行かない？って誘われましたw　杉並の山の会の皆様だそうです。楽しそうだった♡

3/18 16:21

鉄塔まで戻ってきた。

3/18 16:21

太陽が微妙にモヤってるのはやはり花粉なのでしょうか（汗）

3/18 16:37

尾根からPへのショートカットルートにご丁寧にこんなご案内がw 出口ってw

3/18 16:41

実はこの直後、アイゼンを片方落としました。しばらく下った所で同行者がそれに気づいて登り返して拾ってきてくれました。ありがとう＆ごめんなさい(>_<)　適当にぶら下げてたのが悪かった。反省Orz

3/18 17:41

下山し、ポケットパークで自転車とキックスケーターを回収。ここからスタート地点まで4．63kmのダウンヒルです。が、実はトンネル超えて少し行くまで全面登りだったことが判明（汗）。必死で登ってるところw

3/18 17:45

ので、この方法を使うなら、トンネルを抜けた川古温泉側のポケットパークにデポし、尾根からもそっち側に直接下りたほうが良いです。この写真のあたりから下りになります。あとは快適ダウンヒル♪

撮影機器：

TG-630 OLYMPUS IMAGING CORP.

COOLPIX AW130 NIKON

感想

Lynn_Kato

「今シーズンの雪山はこれで最後だからガッツリ行きたい」という同行者の希望があったので、昨年敗退した阿能川岳に行くことにしました。とはいえ、あのアップダウンだらけの尾根のピストンは辛いので、小出俣山とのセットで片道通行にしたいw
しかし、車は1台しかないので、標高を調べ、高いほうに自転車をデポっておきたい（帰りに疲れた状態で自転車でのアップヒルは避けたいw）。→調べると、ポケットパークのほうが200m高かったのでそこが下山口、川古温泉からのスタート決定。
最近は朝の関越大渋滞するし、連休初日だからヤバそう→前日うちに来てもらって仮眠してからいつもより早く出るという入念な？作戦にて、また、お天気にも恵まれ、先行者のラッセルにも助けられ、なんとか無事にミッションコンプリートできました。

阿能川岳はやっぱり帰りだけであってもアップダウンが多くて通行がめんどくさいw山で、ほんとにしんどかったです（汗）。あそこを登ってくる人は尊敬します。それに比べてオゼノ尾根のすっきりした直上ストレートどっかーん累積一気に1000mUPというのは本当に気持ちがよくて終始ゴキゲンでした。両者を結ぶ稜線はこれまたゴキゲンな展望尾根で、本当に充実した楽しい1日となりました。

楽しくて充実してて大満足で、気が抜けたのか、最後の最後、駐車場が見える所まで来て急激に坐骨神経痛が出てきちゃったり、アイゼンを片方落としてしまい、同行者が拾いに行ってくれたりしました（汗）。拾ってきてくれてありがとう♡　しかし、その同行者はピックカバーを落としてしまい、それをsnowfieldさんが拾ってくださいました。（落とし物大会かww）ありがとうございました。m(_ _)m

山行にあたってレコの皆様の記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました♪