赤城山 (黒檜山〜駒ヶ岳〜地蔵岳)
- GPS
- 09:18
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 848m
- 下り
- 839m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※公衆トイレあり、※自販機あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖メリノウールアンダーシャツ(中厚手)
防寒着
長ズボン
スポーツタイツ
登山用靴下
防寒グローブ
日よけ帽子(耳当て付き)
ソフトシェル
ゲイター
レインウェア
レイングローブ
レインハット
登山靴
軽アイゼン
ザック(40L)
昼食
行動食
飲料
山専ボトル(500ml)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ガイド地図(ブック)
温度計
笛
十徳ナイフ
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯電話
時計
タオル
ウェットティッシュ
ティッシュペーパー
ビニール袋
携帯トイレ
カイロ
ライター
ストック
カメラ
|
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感想
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■「大沼」が凍っている内に行きたいと思っていた、冬の『赤城山』へ!(≧∀≦)
前日にも雪が降っていたようで、「おのこ駐車場」に着いた6時半頃には
県道4号線も「姫百合駐車場」の手前辺りから路面には雪がありましたが
有り難いことに、除雪車による除雪が行われていたようだったので
冬タイヤでゆっくりと進んで行けば、問題なく登れました!(・∀・)
●『黒檜山』
「おのこ駐車場」に車を停め準備も完了したら、まず「大沼」の冬景色を見に行きました!
すると、既にワカサギ釣りの方々のテントが数多く見受けられ
「大沼」の冬の風物詩ともいえる景色と共に、真っ白な「大沼」を堪能できました♪
その後、「赤城神社」へ参拝し、色々と祈願してから(笑)『黒檜山』登山口へ!
雪を期待してやって来ていた訳ですが、ルートには予想以上に雪が・・・(,,゜∀゜)
一抹の不安を感じつつ登り始めましたが、この日の先行者のお陰でトレースもしっかりあって
ルートを外さなければ極端に嵌ることも無かった為、じっくり登る覚悟で先へ進むことに!
ということで、序盤の「猫岩」までは軽アイゼン(6本爪)でも特に問題なく登って行けました
・・・が、それ以降に現れ始める急登では、前爪の付いたアイゼンが欲しくなる状況に(汗)
それでも、新雪の下にある圧雪箇所に足場を作りながらマイペースで進みつつ
途中の景色をしっかり楽しんで登って行き、何とか山頂に到着!(≧∀≦)
山頂表示の看板が、頭だけ出ている積雪状態には、笑うしかなかった感じ!(゜∀゜)
そんな山頂もそこそこに(笑)、その先の見晴台へ!
この日は良く晴れてくれていたので、周囲の山々の雪化粧を存分に楽しめました!!
その景色を一通りカメラに納めたら、一旦戻ってその先の「黒檜山大神」へ!
そこで早めの昼休憩をしつつ、『駒ヶ岳』方向から登ってくる方々と山の挨拶♪
土曜日ということで、この雪でも中々沢山の人が登って来ていて
それは「猫岩」ルートも同じようで、冬も人気のお山ということも実感(・∀・)
●『駒ヶ岳』〜「鳥居峠」
『黒檜山』の次は『駒ヶ岳』へ向かう為、そちらのルートへ!
登って来たルートに比べれば、こちらの方が勾配も緩い・・・筈だったのですけど
それでも数か所あるちょっとした急登では、滑り台状態(笑)になっていたので
「大タルミ」まで慎重に降り、そこからは『駒ヶ岳』への登りになる為
気持ちも楽にマイペースで登れば山頂へ到着!(≧∀≦)
『駒ヶ岳』からの眺望を堪能しつつ小休止(・∀・)
靴紐を結び直し、軽アイゼンも付け直して、降り再開!
『駒ヶ岳』山頂から「大沼」分岐までは緩い降りになりますが
陽当りの良い尾根道の為、場所によってはトレースの圧雪も緩くなっていて
気を抜いて歩いてるとズボっと嵌りました(笑)
雪山はどんな場所を歩く場合でも、油断してはいけないと再認識(´〜`;
そうして分岐に到着!
ここの分岐は、「大沼」方面と「鳥居峠」方面との分岐になっていますが
トレース次第で「鳥居峠」へ向かおうかと考えていて、この日は複数の先行者が
そちらへと向かっているようだったので、自分も続いてみることにしてルート選択!
基本的には尾根道を進むルートで、分岐から直ぐに急登区間がありましたが
その先は「鳥居峠」直前の『竈山』の斜面降りまでは、比較的平和なルートです
・・・えぇ、雪が無ければ(笑)
ここまで、雪山歩きとしては比較的に順調なペースで来られていたので
トレーニングを兼ねた覚悟の上でのルート選択であったとはいえ
やはりトレースのみで、圧雪なしのツボ足歩きは堪えますねぇ(汗)
それでも、まだ稜線沿いの尾根道だったのが幸い♪
雪上は思っていたよりも乗れる場所が多かったのは、ホントに助かった・・・(´〜`)
そんなこんなで、何とか「鳥居峠」に到着!
良かった、良かった・・・(汗)
●『地蔵岳』
だがしかし!
この日、本当の試練はこの先にありました!(゜∀゜)
「鳥居峠」から『地蔵岳』へ向かう為、まずは「小沼」へということで
「小沼」手前の『長七郎山』分岐へ向かうルートに入って・・・後悔先に立たず(笑)
何か・・・後で思い返せば
1.風の駆け上がる北斜面
2.そこそこな新雪の積雪量
3.そもそも歩く人も少ないルート
と、歩き難い条件の”てんこ盛り”でした・・・思考が餡子のように甘すぎますた(゜A゜)
なまじ”トレース有り”を判断基準にし過ぎている点にも猛省
今回の山行で学んだ重要ポイント・・・(´〜`;
予想外に時間の掛かることになった訳ですが、それはルート後半にも顕現!
そこまで進めば、あとは最後の階段登りがあるだけという直前・・・
記憶を思い返せば確かにあったなぁ・・・という、小さな谷間
その谷間の一部が、見事に雪で”歩けない”状態になってました(汗)
実際、小さな谷間で、滑走しても下方から戻って来られないような
危険な場所という訳でもなかったので、今回は少し上から向こう側へ降る方法で
何とかなりました・・・
辿って来た先行者のトレースは、その場所から上方へと続いていたので・・・
恐らく『小地蔵岳』へと向かったのだと思われますが、
この時点の自分の体力と時間を鑑みると、その選択はかなり厳しかった為
回避できそうな案を考えたのが、少し段になっていた上からのアプローチ
雪で足場を固めつつ、少しづつ下へ・・・
で、何とか通過できたので良かったです、いやホント・・・つωT`)
といった具合に、思わぬルートで、予想外の事が幾つか起こった為
ここまでに出来ていた”時間的な余裕”が、だいぶ無くなったので(涙)
「小沼」近くには降らずに「八丁峠」へ
「八丁峠」から先は、登山者も多いルートになった為
しっかりした圧雪上のルートを、問題なく登って行くことが出来ました!
何だろうなぁ・・・この天地程の歩き易さの差は(笑)
ということで、順調に登って『地蔵岳』山頂に到着です!(≧∀≦)
その『地蔵岳』山頂からの眺めは、苦労してやって来た甲斐のある景色でした!
いやぁ・・・今回の眺望は、本当に達成感のあるものになりました(゜∀゜)~°
そして、流石に小腹も空いたので、景色を肴にコーヒーブレイク♪
昼休憩で飲んだものと同じの筈なのに、一味違う気がしました(笑)
■『地蔵岳』からの下山は、残り体力を考慮して降り易いルートを選択
「八丁峠」までピストンで降り、その先は「第一スキー場」へ緩く降るルートへ
「第一スキー場」へと降るルートは、ずっと緩い降りが続くという点と
スノーシューのトレースもあったので、ツボ足になっても楽しく歩けました♪
登りのツボ足とは比較にならない程に楽しい(笑)
その「第一スキー場」まで降れば、後は軽アイゼンを外し舗装路を進めば
「おのこ駐車場」へと戻れるので、無事にゴールです!(≧∀≦)
いやはや、終わってみればといった感じではありますが・・・
好天の下で素晴らしい雪景色を望め、雪道歩きの色々を経験することも出来、
本当に充実した山行になりました!(・∀・)
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