奥穂高岳 直登ルンゼスキー
- GPS
- 38:25
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,922m
- 下り
- 2,904m
コースタイム
02:35 審穂高登山口出発 1100m
03:30 穂高平避難小屋 1350m
04:25 白出沢出合 1540m
06:30 白出大滝付近(迂回ポイント) 2000m
08:30 白出沢再合流(迂回終了ポイント) 2200m
12:30 穂高岳山荘 2983m
14:50 涸沢岳 3103m
15:20 穂高岳山荘 2983m
■5月4日
08:30 穂高岳山荘発 2983m
09:30 穂高岳山頂 3190m
直登ルンゼ滑走準備
10:00 直登ルンゼ滑走
10:25 涸沢登山道合流 2500m付近
11:30 穂高岳山荘 2983m
休憩
12:50 白出沢滑走開始
13:40 白出大滝 巻きポイント(ちょっとミス) 2200m付近
14:40 巻き完了 2000m
15:30 白出沢出合 1550m
15:55 穂高平避難小屋 1350m
17:00 審穂高登山口 1100m
天候 | 5月3日 晴 後 雪 5月4日 雪 後 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは新穂高登山センターに提出できます。下山届けも出しましょう。 危険ポイント : ※2011年5月3日〜4日の状況です。 ■新穂高登山口〜穂高平避難小屋 特に危険な場所は無い。所々残雪があるが、スニーカーで行ける。 ■穂高平避難小屋〜白出沢出合 林道は雪に覆われている。特に危険箇所は無い ■白出沢下部 大規模な雪崩跡あり。この日は雪崩発生後、数日経過していたので比較的安全だったが、日によって安全は違う。基本的には大規模雪崩の巣となるので十分な判断力が必要 ■白出大滝の巻き 夏道は所々雪が無くなっていた箇所があったため、夏道を使わず、小さな名も無い沢を登ったが、上部はカチカチの45度オーバーの沢。滑落の危険性大。素直に夏道を使った方が良さそう。 ■白出沢上部 ここらか30度〜30度後半の急斜面が小屋まで続く。雪の状態もシビヤに判断する必要あり。雪崩れたら逃げ場が無い。左右からも雪崩の危険性あり。安全第一で決して無理はしてはいけない。 通過時間帯も雪が締っている朝が望ましいと思う。 ■穂高岳山荘〜涸沢岳 特に危険は無いが、滑落注意。アイゼンは必須 ■穂高岳山荘〜穂高岳 最初、梯子と急斜面を登る事になる。アイゼン/ピッケル必須。滑落の可能性がある斜度な為、注意が必要 ■穂高岳直登ルンゼ滑走 エントリーポイントは50度近い。転けたら先ず止まらず岩にあたる。注意が必要。 この日の雪の状態はカチカチのアイスバーンだったが、ザラメ化するまで待った方が良さそう。 下部は快適な斜度が続く ■涸沢〜穂高岳山荘 特に危険は無い ■白出沢滑走 上部はまだアイスバーンだったため、滑落注意。雪崩に注意。デブリに注意 ■白出大滝の巻き 夏道は所々雪が無くなっていた箇所があったため、夏道を使わず、登りと違うルートを辿ったが、これがまた失敗。。。素直に夏道を行くのが正解なようです。 ■白出沢下部 大規模なデブリが続く。怪我に注意 ■白出沢出合〜穂高平避難小屋 雪は繋がっている。スキーで滑って帰れる。 |
写真
感想
念願だった奥穂直登ルンゼを滑る為、計画をしてきたが、白出沢のアプローチがいつまでたっても不安だった。危険性が払拭できないままスタートしたが、現場で判断し、不安定なら引き返し、槍を目指す覚悟でスタート。
白出沢出合までは最初は板を担いで林道を歩く。途中、穂高平避難小屋からは問題無くシールが使えたのでラッキーだった。
白出沢下部は、巨大なデブリがあり、改めて危険なところだと認識。このエリアの雪崩規模はハンパない。
白出大滝の巻きに多くの時間を要するものの、何とか順調に歩を進め、昼過ぎに穂高岳山荘に到着できた。
個人的には、この時期はロングハイクし易い(みんなそうだと思うけど)。ポカポカ陽気で体が良く動く。この日も特に辛くも無く一気に登り上げれた。
山荘でしばし休んでいると、涸沢からスキーヤーとボーダーのお兄さんが登っていらっしゃった。
どこから着たのか聞いたら、何と坂巻温泉を6時出発だとか。。
脱帽!!!!!!!
凄い人は凄いな〜。
彼らは、そのまま山頂に登って直登ルンゼを滑って帰って行かれました。
素晴らしい。僕の憧れる山行そのものです。
僕らはというと、天気も下った事もあり、直登ルンゼ滑走は明日へ持ち越し!
涸沢岳へ板を持って行き滑れそうだったら滑るという事で。
雪の状態を見たら完全アイスバーン。。。
スキーデポして頂上だけ踏んできました。
雪も降り続き、夕日は期待できず、この日は酒飲んでソッコー寝ましたzzz。
翌日4時に目が覚める(前日は5時半寝だったもんで)。
朝日見に外を覗くが、、、
まだ雪降ってる・・・・
結局朝日も見れずブーたれる。。ブー。
まあ焦らず出発しましょう。
当初は、初日に直登ルンゼを滑って、翌日は南岳西面を滑って帰るって計画でしたが、天気も不安定で計画修正して直登ルンゼ滑ったら白出沢をそのまま滑るプランに変更したんで。。
8時過ぎに視界が効きそうと予想して出発。これが的中!!
頂上では展望に恵まれました〜
憧れのジャンダルムも間近に見える!
今度は、ジャン手前のコルから西面滑りたいねー
さてさて、大勢のギャラリーに見守られて滑走するも、上部カチカチでターン出来ず・・
ズリズリ横滑りで降りて行きました。まぢ恥ずかしいがこれが限界でした。
これも山スキー。スキー履いて下った事に意義があります。
滑り降りて、奈賀勢(http://r.tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21008159/)でホルモンを食す!
これも念願叶ってよかった〜
決してコンディションが良いとは言えない今年のGWでしたが、そんな中奥穂直登ルンゼ滑れて満足です
お先に拝見させて貰いました。
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