雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ凍テツクミチニモマケヌ 乾徳山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:25
※他の仲間はきちんと持参してました。
天候 | 霧雨のち本降り、雨が止むと陽の射す曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
23時に茅ヶ崎駅に集合、車に乗り合わせて登山口近くの駐車場に到着し仮眠。
明るくなった頃に目を覚ます、眠い目をこすりながら準備をし6時45分に出発。
30分ほど舗装された道を歩いて乾徳山登山口に到着、ここから先が登山道。
しばらくは杉林の中を歩き、そのうち葉が落ちた広葉樹と苔むす森に変わった。
登り始めから霧雨が降っていたが暑いためレインウェアを着ずに歩く。
二つある水場のうち初めの銀晶水は枯れていて後の錦晶水で水を汲む。
国師ヶ原の手前あたりで雨が急に本降りになりレインウェアを羽織る。
近くに高原ヒュッテという避難小屋があるというので雨宿りすることにした。
小屋内は綺麗で快適だが案外寒いので適当なところで出発する。
役小角像を過ぎるとナウシカのラストを思わせる金色の草原地帯に変わる。
少し先のほうで鹿さん家族が立ち止まっていてそのうちに走り去っていた。
扇平から先の樹林帯で残雪が現れ始め、登山道はつるつるのアイスバーン。
アイゼンを持ち合わせていないため露出した岩を飛び石のように伝って登る。
メンバーの一人が乾徳山登山の経験者であるので今回は彼に案内役を任した。
それで自前の調査を怠り残雪は無いだろうとアイゼンを置いてきてしまった。
樹林帯を抜けると鎖場が連続する岩場に変わり足を滑らせぬよう慎重に登る。
緊張しつついくつかの岩場を越えると、最後の難関である鳳岩が現れた。
これを越えると山頂だが、レベルが違う一枚岩を目前に迂回路が頭をよぎる。
躊躇し最初に登る役を譲りあっていると、女性メンバーが殿を名乗り出た。
拙い足場と濡れて滑る岩肌に苦労し小さな身体で挑む姿に感動を覚える。
彼女のガッツに心を打たれた男性陣も続いて全員直登コースをクリアした。
山頂に着き記念撮影などしてると急に風が強くなってきたため下山を開始。
帰りは水ノタルの分岐からガレ場の急降下コースを通って国師ヶ原へ向かう。
急坂の下山道はアイスバーンで覆われ迂回しなるべく残雪を踏んで下りる。
いつの間にか雨は上がり薄っすらと陽が射し曇り空にも青みが刺してきた。
先ほどまで吹いていた強風は気圧の急激な変化によるものだったらしい。
高原ヒュッテに寄り昼食をとる、ビールを持ってこなかったのがくやしい。
帰りは道満尾根を通り枯葉を踏みしめながら徳和の里へ戻った。
初めましてNobu00と申します。
先月の前半、だんだん春の気配が感じられる暖かい日が続いていたころ、会社の先輩に4月15日に乾徳山に行かない?と誘われて、即答でOKしました。
しかし、最近、寒い日が続いたので乾徳山に雪が積もったのではと、ヤマレコで乾徳山情報探してました。
yasu-uさん、aura-tさんのレコではアイスバーンでカチコチ、どう見てもアイゼン必須ですよね。
実は私、アイゼン持ち合わせてません。なので、今週末は諦めてました。
しかしmonkichiさんのレコ見て、心が揺れました。この数日暖かいし。もう少し情報集めてから慎重に判断しようと思います。
皆さん、貴重な情報ありがとうございました。m(._.)m
でも、これだけの雪、アイスバーンで天気も雨の中、皆さん、すごいですね。多分、私なら登山口に行く気も無くしてしまいそうです。
(^○^)
Nobu00さま はじめまして
先週より悪くなってないのであれば、アイゼンが無くてもいけないことはないです。
ただし凍ったところはまともに歩けないのでレコに書いた通り飛び石や残雪を選んで歩く感じになり苦労しますので、もし間に合うのであればチェーンアイゼンを手に入れていくほうが実際のところお勧めです。
杉林から始まり、樹林帯、白樺林、草原、残雪の樹林帯、岩岩ゾーンと次々に変化していき飽きること無い大変面白い山でした。
Nobu00さまのレコを楽しみにしております。
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