また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

ヤマレコ

記録ID: 1107991 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走槍・穂高・乗鞍

【西穂独標】西穂高岳は無念の撤退★次につなげるための記録として

日程 2017年04月15日(土) 〜 2017年04月16日(日)
メンバー
 cajaroa(CL)
天候■天候
4/15
・雪
・天気図:http://www.tenki.jp/past/2016/04/15/chart/

4/16
・晴れ
・天気図:http://www.tenki.jp/past/2016/04/16/chart/

■服装
ドライレイヤー+厚手のベースレイヤー
・西穂高口→西穂山荘:+フリース+冬用ソフトシェル
・西穂山荘→西穂高岳:+フリース+ハードシェル
・西穂山→荘西穂高口:+フリース
アクセス
利用交通機関
電車バス、 ケーブルカー等
■往路
東京方面→松本(9:18着) JR中央線
松本バスターミナル→新穂高ロープウェイ(バス・平湯乗り換え)
新穂高温泉→西穂高口(新穂高ロープウェイ)

■復路
西穂高口→新穂高温泉(新穂高ロープウェイ)
新穂高温泉→平湯温泉(バス)
平湯温泉→バスタ新宿(高速バス)
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
Web Services by Yahoo! JAPAN
歩くペース 1.2〜1.3(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち96%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
54分
休憩
0分
合計
54分
S西穂高口(千石平)13:2614:20西穂山荘
2日目
山行
4時間3分
休憩
2時間17分
合計
6時間20分
西穂山荘05:2605:40西穂丸山05:4106:26西穂独標07:0308:04西穂丸山08:37西穂山荘10:0210:27旧ボッカ道分岐10:2811:25西穂高口(千石平)11:3811:46ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
■西穂高口→西穂山荘
特に危険個所はない。
トレースが消えかかっていたが赤いテープの竿がさしてあった。

■西穂山荘→西穂丸山
特に危険個所はない。尾根が広いのでガスの時は道迷いに注意。

■西穂丸山→西穂独標
独標直下は岩が露出している。また特に最後の雪壁は雪がやや浅いところがある。雪に隠れた岩にアイゼンが当たって深く刺さらない時があるため、慎重に足場を選びたい。また、雪の下に潜んでいる岩に乗り込むのは危険。
その他周辺情報■平湯温泉
バス停から徒歩2分のところにある日帰り入浴可能な温泉施設。
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 ドライレイヤー ベースレイヤー 薄手フリース ソフトシェル ハードシェル インサレーションジャケット ダウンジャケット タイツ ズボン ゲイター 靴下 インナーグローブx2 アウターグローブx2 ネックゲイター ニット帽 バラクラバ サングラス ゴーグル 雪山用登山靴 アイゼン ピッケル ストック ヘッドランプ ザック 地図 コンパス 時計(高度計) スマートフォンGPS 予備電池 計画書 筆記用具 保険証 カメラ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 テルモス 水筒 銀マット インフレータブルマット シュラフ#1
共同装備 テント ポール 竹ペグ テントシート ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ツェルト スコップ ガス バーナー コッフェル カップ

写真

本当は西穂高まで行く予定でしたが、状況を鑑みて、西穂独標までに変更しました。
2017年04月16日 07:01撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
本当は西穂高まで行く予定でしたが、状況を鑑みて、西穂独標までに変更しました。
20
第1ロープウェイ。
2017年04月15日 12:37撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
第1ロープウェイ。
オコジョのおこまるくん。・・・・なんか左腕骨折してませんか?
2017年04月19日 16:27撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
オコジョのおこまるくん。・・・・なんか左腕骨折してませんか?
8
第2ロープウェイ。雨なのでガラガラです。
2017年04月15日 12:52撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
第2ロープウェイ。雨なのでガラガラです。
名物の雪の回廊。天気が悪いと嬉しさ半減かも。。。
2017年04月15日 13:27撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
名物の雪の回廊。天気が悪いと嬉しさ半減かも。。。
3
私は思いっきり傘をさして歩いていました。ド素人っぽい。いや、便利なんですよ、ホント!
2017年04月15日 14:00撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
私は思いっきり傘をさして歩いていました。ド素人っぽい。いや、便利なんですよ、ホント!
4
西穂くん・・・・目!!!目がないーーーーっ!!!
((((;゜Д゜))))
2017年04月15日 15:50撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
西穂くん・・・・目!!!目がないーーーーっ!!!
((((;゜Д゜))))
7
大福はおらんか〜?雪見だいふくはおらんか〜?と雷鳥を探しにフラフラ登ってみるが、気配は感じられず。風が強いので出てこないのかな?
2017年04月15日 15:52撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
大福はおらんか〜?雪見だいふくはおらんか〜?と雷鳥を探しにフラフラ登ってみるが、気配は感じられず。風が強いので出てこないのかな?
3
つまらないのでテントで寝てたら外から歓声が!外に出ると・・・わおっ!!空が染まってきた!
2017年04月15日 18:14撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
つまらないのでテントで寝てたら外から歓声が!外に出ると・・・わおっ!!空が染まってきた!
6
すごい、、、夕日が、、、、
2017年04月15日 18:13撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
すごい、、、夕日が、、、、
21
小屋が赤く染まる。
2017年04月15日 18:12撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
小屋が赤く染まる。
4
そして我が家も・・・明日はいい天気の予感・・・!!
2017年04月15日 18:14撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
そして我が家も・・・明日はいい天気の予感・・・!!
10
夕日がくれると霧氷が闇の中に鈍く光ってくる
2017年04月15日 18:31撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
夕日がくれると霧氷が闇の中に鈍く光ってくる
8
夕闇のなかの六百山と霧氷。
2017年04月15日 18:33撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
夕闇のなかの六百山と霧氷。
13
幻想的ですね。
2017年04月15日 18:36撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
幻想的ですね。
5
今夜の夕食は我が家の定番ピェンロー。リッチにシャブシャブ用の肉を使います。値段が高い方が美味しい。世の中金である(^_^;)
2017年04月19日 16:31撮影 by iPhone 6s, Apple
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
今夜の夕食は我が家の定番ピェンロー。リッチにシャブシャブ用の肉を使います。値段が高い方が美味しい。世の中金である(^_^;)
11
昨日の夕日と裏腹に、翌朝はガスガス・・・・とぼとぼと稜線を上ってゆく。トレースを外して、雪の斜面を自由に泳いでゆく。
2017年04月16日 06:17撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
昨日の夕日と裏腹に、翌朝はガスガス・・・・とぼとぼと稜線を上ってゆく。トレースを外して、雪の斜面を自由に泳いでゆく。
2
ガスが途切れてきた!!
2017年04月16日 06:14撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
ガスが途切れてきた!!
6
笠ヶ岳が全貌を表す。
2017年04月16日 06:14撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
笠ヶ岳が全貌を表す。
21
白銀の乗鞍の上空に月が浮かぶ光景はまるで宇宙のよう。
2017年04月16日 06:25撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
白銀の乗鞍の上空に月が浮かぶ光景はまるで宇宙のよう。
14
独標直下の雪壁を登る。だが岩に乗り込む時に一回だけアイゼンが滑る。ん・・・!?
2017年04月16日 06:29撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
独標直下の雪壁を登る。だが岩に乗り込む時に一回だけアイゼンが滑る。ん・・・!?
4
独標に到着!山頂には二番手に着きました。このころはバッチリ晴れていました。
2017年04月16日 06:53撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
独標に到着!山頂には二番手に着きました。このころはバッチリ晴れていました。
24
正面にそびえ立つピラミッドピーク。雪煙を上げすごい迫力!!!
2017年04月16日 07:01撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
正面にそびえ立つピラミッドピーク。雪煙を上げすごい迫力!!!
16
笠ヶ岳が全貌を表す。だが、相棒が自信がないと言い出す。岩に張り付いた細かい海老の尻尾が持ちづらく、バランスが取りにくいらしい。
2017年04月16日 06:38撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
笠ヶ岳が全貌を表す。だが、相棒が自信がないと言い出す。岩に張り付いた細かい海老の尻尾が持ちづらく、バランスが取りにくいらしい。
10
これがその岩にびっしりついた小さな海老の尻尾。僕は岩を押してからだを支えるやり方をするので問題なかったが、掴んで引っ張ると尻尾が潰れて広がってやや滑る。
2017年04月16日 08:25撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
これがその岩にびっしりついた小さな海老の尻尾。僕は岩を押してからだを支えるやり方をするので問題なかったが、掴んで引っ張ると尻尾が潰れて広がってやや滑る。
3
コンディションが悪いので引き返すパーティもいた様子だった。岩の露出が多い割にその上にパウダースノーが被っており、隠れた岩にアイゼンをのせるのが危ないということだったようだ。
2017年04月16日 06:32撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
コンディションが悪いので引き返すパーティもいた様子だった。岩の露出が多い割にその上にパウダースノーが被っており、隠れた岩にアイゼンをのせるのが危ないということだったようだ。
3
僕も岩でアイゼンを滑らしたのがなんか心にひっかかっていた。絶対安全に行ける状況であるという判断が曖昧になってきたので、ここで撤退を決断。
2017年04月16日 06:59撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
僕も岩でアイゼンを滑らしたのがなんか心にひっかかっていた。絶対安全に行ける状況であるという判断が曖昧になってきたので、ここで撤退を決断。
12
独標を下って振り返る。雪壁は渋滞中。雪壁の雪の中に隠れた岩があるので下手にアイゼンを載せないように注意が必要。
2017年04月16日 07:23撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
独標を下って振り返る。雪壁は渋滞中。雪壁の雪の中に隠れた岩があるので下手にアイゼンを載せないように注意が必要。
13
核心部を突破しました。ここからは写真タイム!
2017年04月16日 07:22撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
核心部を突破しました。ここからは写真タイム!
8
やっぱりちょっと悔しい。その思いを胸に、稜線を下る
2017年04月16日 07:23撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
やっぱりちょっと悔しい。その思いを胸に、稜線を下る
13
雪煙をあげる稜線。
2017年04月16日 07:29撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
雪煙をあげる稜線。
8
雲が飛び、焼岳がその全貌を表す。
2017年04月16日 07:31撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
雲が飛び、焼岳がその全貌を表す。
17
稜線はすっかり晴れ渡り、青空が広がっている。山がねぎらってくれているかのようだ。
2017年04月16日 07:32撮影 by X-A1, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
稜線はすっかり晴れ渡り、青空が広がっている。山がねぎらってくれているかのようだ。
5
独標と、雪煙をあげるピラミッドピーク。
来年は準備して西穂に通おうと思う。
2017年04月16日 07:36撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
独標と、雪煙をあげるピラミッドピーク。
来年は準備して西穂に通おうと思う。
10
広大な稜線を下ってゆく。
2017年04月16日 07:43撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
広大な稜線を下ってゆく。
5
さて、反省会。岩の上で滑った原因を探る。前爪二本で立つ分には問題なし。グリベルのエアテックというアイゼンは2番目の爪が短いのでこういう立ち込みがやり易いが、、、
2017年04月16日 08:13撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
さて、反省会。岩の上で滑った原因を探る。前爪二本で立つ分には問題なし。グリベルのエアテックというアイゼンは2番目の爪が短いのでこういう立ち込みがやり易いが、、、
3
一方傾斜の緩い岩で、前爪と二番目の爪で立とうとすると、乗り込もうとした時に20歩に1歩くらいの割合で滑った。爪の角度を考えれば、後方向に力がかかると滑るのがわかる。バランスに注意すれば立ちこめるが結構難しい。
2017年04月16日 08:28撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
一方傾斜の緩い岩で、前爪と二番目の爪で立とうとすると、乗り込もうとした時に20歩に1歩くらいの割合で滑った。爪の角度を考えれば、後方向に力がかかると滑るのがわかる。バランスに注意すれば立ちこめるが結構難しい。
8
西穂山荘に戻り、名物のラーメンをいただく!!一度はたべないとねーーー!!
2017年04月16日 09:54撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
西穂山荘に戻り、名物のラーメンをいただく!!一度はたべないとねーーー!!
15
名物の雪の回廊。天気が良いと嬉しさ倍増かも、ほらこんなになっちゃう。
2017年04月16日 11:30撮影 by X-Pro2, FUJIFILM
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
名物の雪の回廊。天気が良いと嬉しさ倍増かも、ほらこんなになっちゃう。
17

感想/記録

『西穂に行く自身は70%かな』

正面にそびえ立つピラミッドピークをみて、相棒が珍しくそんなことを言い出した。

岩に張り付いた細かい海老の尻尾が持ちづらく、バランスが取りにくかったを嫌ったらしいが、一ヶ月以上雪山が空いて雪山の感覚が鈍っていたのもあったようだ。

ピッケルを使う方法もあるが「体重をかける方向が繊細なので、ピッケルを岩に引っ掛けるやり方は避けろ、5.11以上登れないと教えられない」とお世話になっているガイドさんからきつく止められていた。

他のパーティもコンディションが悪いので引き返す様子だった。岩が露出していたのだが、昨日のパウダースノーがかぶり、岩が隠されて見えない状況なのが問題だったようだ。僕も岩でアイゼンを滑らしたのが、どこか心にひっかかっていた。

技術的には結構いけていたような気もしたが、引き返したいと言った相棒と行くことは絶対できないし、私も自信を持って行けるという判断ができなかったので撤退を決めた。

『判断ができなかった』ということは材料となる経験や技術が足りない証拠だと思う。コンディション的に安全かどうかを見極める経験が足りていないのだ。

"いける" or "無理そう"と明確にわかる場合は話が早い。

でも、"いけそうなのか、そうでないのか"よくわからない場合、どうしていいか迷ってしまう。でもそれは結局、山における判断能力=責任能力がないということなんだろう。

まっ、なんだかんだで悔しかったが。諦めるのは好きではない。

来年は準備して、もう少し安全な場所で様々なコンディションを経験して判断が揺るがないようにしてから、何度か通いにこようかなと思っている。

天気は最高だった。
西穂高は、そんな僕らにまた来いよ!と声をかけてくれてたのかもしれない。
訪問者数:892人
-
拍手

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録へのコメント

登録日: 2014/5/10
投稿数: 2131
2017/4/20 7:46
 勇気の撤退
とはよく言うけど、実際にこのロケーションでの撤退には形容しがたい葛藤があったかとおもいます。
しかし僕はというと、過去に「これは嫌な予感がする」というシーンで「えいやっ」で越えたことと「勇気の撤退」がフィフティー・フィフティーで、えいやで越えたあとは達成感よりむしろ反省の気持ちの方が大きくなることがほとんどでした。
自分の予感を素直に相方に伝えたmaamさんの判断も素晴らしいですが、自分の気持ちよりも二人で達成する事を願い勇気の撤退をし、次回に繋げるための検証までしっかり怠らないcajaroaさんも素晴らしいです!(感動)

僕も、お二人のような精神でこれからも山に向き合っていきたいなー…っと通勤しながら思うこの頃です。
登録日: 2014/9/29
投稿数: 84
2017/4/20 12:26
 Re: 勇気の撤退
bicycleさん、こんにちは!
進んでも進まなくても悩むことはあるんですねぇ。
biさん、cajaroaを褒めすぎです
一人なら行ったのか?と聞いたら、行かなかっただろう、と答えてましたよ
なんか物足りない気分が残っているので、今週末晴れたら表妙義「半」縦走してこようと思ってます。去年は相馬岳まで縦走したので、とりあえず残りを行ってみようかと。
岩岩でわくわく
biさんたちがいかれたコースなんで絶対無理ですけど!
登録日: 2012/9/5
投稿数: 444
2017/4/20 12:53
 Re: 勇気の撤退
先日bicycleさんがお師匠様と行かれたスゴイルートのレコ読ませていただきましたが、嫌な予感で判断、行動を捌いていく様子を読んでいて心底スゴイなと思いました。(実は何度も読んでしまいました)

現場での経験の賜物なのだと思いますが、ただ、それって多少の危険に踏み込まないと得られないものでもあると思うのですが、私はそこに葛藤がありました。

「もし、今度もこうやって、引き返してばかりだと、経験を積むことができず、前進ができないのでは」
という葛藤です。

bicycleさんのように、上手なやり方で、自分を超えるような経験を積めることは私はとても大事なのだと思うのです。

僕らも、お世話になっているお師匠様的なガイドさんがおり、阿弥陀北陵、赤岳南峰リッジに行きましたが、自分たちでやるには、安全確保があったほうがBetterな感じです。今回のことも考えると、僕らは、ロープに寄る確保で多少の危険を安全に踏み込めるようになったほうがいいだろうと動き始めました。

そのためにはある程度のレベルのリードが出来る必要があるのですが、未だ至らず、まずはクライミングジムに本気で通うところから始めています。

先日、ウチのお師匠からこんなことを言われてしまいました。
「クライミングサボりすぎです、夏山やめて、本気でグレードを上げて下さい。夏、山なんて暑いでしょ」

「え・・・・・」

お互い頑張りましょう!
登録日: 2015/4/30
投稿数: 1329
2017/4/21 13:08
 進退迷う時
cajaroaさん、maamさん、こんにちは

自分も、全然レベルは違うのですが、撤退したことや、逆に進んでしまったこともあり、いずれにしても、ちょっともんもんとしてしまいますね、たまたま無事に済んだけれども、果たしてこの選択でよかったのか… …みたいな。
先日のmaamさんの日記のコメントに、同じような事を書きましたが、やっぱり命あってこそですかね…
判断、むずかしいですよね
私が敬愛する山の師匠は、過去に様々な経験をされていて、逆に、こうした判断の窮地に追い込まれてこその得るものもあるそうです。

「西穂高は、そんな僕らにまた来いよ!と声をかけてくれてたのかもしれない。」
このくだり、いいです

「夏、山なんて暑いでしょ」
わたくし、3000m級は、夏にしか行けません(~_~;)
登録日: 2012/9/5
投稿数: 444
2017/4/22 0:24
 Re: 進退迷う時
machagonさんこんばんは

先日メルーという映画を見たのですが、その中のワンシーンに、トレーラートラック位あるでかい岩に耳を当てながらハンマーでコンコン叩いき、『この岩はかろうじて立っているだけで、人間が登れば岩ごと落ちる可能性がある』みたいなことを言ってたのですが、よく叩いただけでそんなことわかるなと思いました。

もちろん過去にそういう岩に乗って落ちたわけではないと思うのです。

経験や、知識などを総力戦で引っ張り出して判断してるんだろうと思うのですが、すごみを感じました。

やってることは無茶苦茶に見えるのですが、話を聞いていると、彼らはリスクはおってるけど無茶してるわけではないというか、きちんと1つ1つ、勝ち目があると思って行動していて、あまり無謀には見えなかったのは意外でした。

撤退が正しいかどうかって、経験を積んでからでないと見えてこないので今回の判断が正しいのかどうかはまだ分かりません。

ただ、判断に迷ったということは、メルーを考えると、って比べられないくらいこっちはチッコいですけど、準備不足、経験不足だという気が。。。

ギリギリの経験できるかどうか、それによって得られるものの大きさが変わってくると思うのですが、安全の範囲でいかに上手にやってのけるか、難しいとこですよね。

※しかし、うちのお師匠は、たまに冗談か本気かわからないことをいう方なので困ってしまいます。そのせいというわけでもないのですが最近クライミングジム面白くなってしまってきていて、ちょっと夏山やばいかもしれません。。。

この記録に関連する本

この記録に関連する登山ルート

この記録で登った山/行った場所

登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山
この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ