唐松岳(八方池山荘泊)
- GPS
- 06:44
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 988m
- 下り
- 993m
天候 | 快晴・風は10〜15メートル (土曜日はゴンドラも運休するほどの強風で、山荘にたどり着けるかヒヤヒヤでした) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方尾根アルペンライン(往復2900円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路) 前日からの風も弱まり、足元もアイゼンが効きやすく、歩きやすかった 復路) 山頂〜頂上山荘のコル、丸山付近など、所々で強風 丸山以下では気温の上昇とともに雪質が悪化、ダマになってアイゼンが効きにくくなった お昼前から再び風が強まってきたので、BCで板を背負って歩いている人たちは大変そうだった |
その他周辺情報 | ◯下山後の温泉 八方の湯(http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/) アルペンラインの半券またはJAF会員証の提示で100円割引 ◯おみやげ 道の駅・白馬(http://hakubakousha.com/index.php/michino-eki) 八方池山荘の領収書の提示で総額から10%割引 |
写真
感想
○感想
土曜日の昼前に着いたら、強風のためゴンドラは運休。
出だしから不安な山行に…。
その後、午後1時から運転を再開したため無事に山荘にたどり着きましたが、着いてすぐに再び運休したので、けっこうギリギリの状態だったみたいです。
昨年も同じ行程で唐松岳に登りましたが、その時は強風のために丸山で撤退していたため、今回はそのリベンジ山行です。
天気は昨年と同じく快晴、夜中じゅう吹き荒れていた小屋を揺らすほどの風も朝には落ち着いていました。
出発してすぐにご来光、白馬岳の美しいモルゲンロート(山頂は雲の中だったけど)、そして雲ひとつない青空に励まされながら歩を進めます。
昨年はここまでだった丸山の付近は今年もやっぱり風が強かったけど無事に通過し、頂上山荘で風を避けながら休憩。
そこから一気に山頂を目指し、無事に登頂できました。
初めての唐松岳からの景色、そこから見た男前な五竜岳の勇姿。
やっぱり雪山は最高!
下山途中でのこと。
気温の上昇とともにグズグズになってきた雪が気になりながらも斜面をトラバースしていた時、靴の裏にダマになって張り付いた雪が原因でアイゼンが効かなくなりスリップ。
そのまま横向きに倒れ、体が斜面を滑り始めてしまいました。
止まらない!
…と焦りましたが、とっさにピッケルを斜面に突き刺し、滑落停止。
緩斜面だったので2、3メートルほど滑っただけでしたが、ストックに持ち換えていたら止められずに、尾根のはるか下まで数百メートル落ちていたかも知れません。
体が滑り出してから、自然と止まらないことに気がつき、滑落停止の体勢をとって止まる時まで、すべてスローモーションのように、頭の中に記録されています。
雪山の素晴らしさ、そしてその対極にある恐ろしさ、その両方を味わった今年の唐松岳でした。
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