平ヶ岳〜景鶴山 尾瀬の雪原を踏み越えて

2017年04月29日(土) 〜 2017年04月30日(日)

• GPS: 33:15
• 距離: 36.2km
• 登り: 1,768m
• 下り: 1,778m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:05

距離 12.5km 登り 641m 下り 345m

7:04 鳩待峠
8:25 山ノ鼻
8:31 尾瀬植物研究見本園
11:13 スズヶ峰
12:04 ジャンクション・ピーク(ＪＰ)
12:09 幕営地

2日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:00

距離 23.7km 登り 1,136m 下り 1,432m

5:13 幕営地
6:43 6:54 平ヶ岳
8:43 9:43 ジャンクション・ピーク(ＪＰ)
11:56 12:08 景鶴山
12:32 景鶴尾根
13:22 13:24 ヨッピ吊橋
14:50 15:15 山ノ鼻
16:13 鳩待峠

初日は鳩待峠と山ノ鼻の間で落し物をして捜索活動のため20分以上のロス（涙）
JPから景鶴山は雪が緩んでいて時間がかかりました。

天候

初日　晴れ後雷雪　二日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳩待峠の駐車場を利用　
台数が少ないのでご注意＆駐車場整理の段取りが悪いです（イライラしないように）

コース状況／危険箇所等

山ノ鼻から先には目印などは一つもありません。全て地形図からの判断頼みです。
他人の足跡に頼るのも良くありません。

山ノ鼻〜猫又川の西岸〜スズケ峰への急登〜ジャンクションピーク〜平ヶ岳：危険個所はありません。途中でエスケープできないので体力と相談です。平地に見えるところが意外に凸凹していて体力を使います。

ジャンクションピーク〜景鶴山：大白沢山と景鶴山の北斜面を巻きました。陽が高くなると雪が緩んでズボズボです。人影がない一方でデッカイ熊の足跡などがあります。景鶴山東側のナイフリッジで下山者が見えたら途中で交差するより下で待ちましょう。

景鶴山〜山ノ鼻：与作岳経由が通常ルートですが、ケイヅル沢東側の尾根を降りました。ケイヅル沢に降りるよりも安全に下れます。ヨッピ橋からはうんざりするほど長〜い雪原歩きです。陽射しに注意しましょう。

その他周辺情報

戸倉の尾瀬ぶらり館の日帰り温泉を利用
（鎌田のほっこりの湯の方が良いかも）

写真

4/29 7:00

鳩待峠、群馬県警の方に登山届を提出

4/29 8:24

山ノ鼻のビジターセンター

4/29 8:25

左に至仏山

4/29 8:30

右に燧ヶ岳

4/29 8:26

正面右奥がスズケ峰

4/29 8:50

猫又川の左岸を進みます
所々川岸が狭くなり斜面になってます

4/29 9:30

川が左右に分岐したらテキトーに登り易い場所を探し斜面を登ります

4/29 10:10

背後に至仏山

4/29 10:10

この谷間を歩いてきました

4/29 10:42

右上がスズケ峰
先行者が1名

4/29 11:02

スズケ峰から至仏山

4/29 11:05

奥に燧、手前が景鶴

4/29 11:15

平ヶ岳がやっと見えました

4/29 11:19

右が大白沢山、左がジャンクションピーク

4/29 13:03

JPから5分程の所に設営
お昼ご飯を食べて昼寝

4/29 14:25

雷の音で目覚めると雪

4/29 17:57

結局日暮れ時までこんな天気でした

4/29 17:57

幕営地は小ピークの鞍部にしたので景色はありません

4/30 5:11

夜明け〜

4/30 5:12

出発！

4/30 5:48

このクラック、高さが6〜7mくらいあります

4/30 6:09

だいぶ近づいてきました

4/30 6:09

振り返ると後方にお二人

4/30 6:43

登頂〜

4/30 6:43

中ノ岳＆越後駒

4/30 6:43

カッコいい荒沢岳

4/30 6:44

至仏山と歩いてきたスズヶ峰、JP、登山ルート

4/30 6:44

燧ヶ岳

4/30 6:54

北東側

4/30 6:55

東側に翌日予定の会津駒

4/30 6:55

越後三山

4/30 6:56

歩行ルートを再確認

4/30 6:56

至仏山の後ろは谷川岳かな？

4/30 7:05

山頂から少し下った場所
最後はこんな登りです

4/30 7:05

眺めの良いルートです

4/30 8:29

ではまたね〜♪

4/30 8:33

テントに帰還

4/30 9:47

第二試合の景鶴の手前に大白沢山
登らずに北側を巻きました

4/30 11:16

景鶴山の北側を巻きます
雪が緩んでズボズボ

4/30 11:21

人気のない景鶴の北側で新鮮な足跡が・・^^;

4/30 11:21

比較物を置くのを失念、幅は登山靴の足跡と変わりません

4/30 11:39

やっと景鶴山の東に出ました

4/30 12:02

3年ぶりに登頂

4/30 12:04

手前はケイヅル沢、奥は尾瀬ヶ原

4/30 12:04

至仏山

4/30 12:04

燧ケ岳、景鶴は眺望が良いです

4/30 12:04

会津駒と人の立ち入らない奥地

4/30 12:09

ナイフリッジを下るところ
けっこう怖いです

4/30 12:05

手前の尾根筋を下ると最短コースのようです

4/30 12:54

やっと平地へ

4/30 13:01

景鶴山の山頂

4/30 13:06

もの凄い生命力

4/30 13:19

ヨッピ橋手前
のどかです

4/30 13:19

もう一枚

4/30 13:20

ヨッピ橋はまだ鉄橋状態です

4/30 13:28

尾瀬ヶ原を黙々と歩きます
荷が重くもー疲れた

4/30 13:58

時間があれば昼寝でもしたい

4/30 14:20

牛首付近の橋を通過
山ノ鼻は間もなく、鳩待峠はまだ先です

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

完全に冬山装備です

感想

gibson45

一昨年は鳩待峠と平ヶ岳をピストン、今回はこれに景鶴山を加えました。完全に一人旅だった前回と違い、今回は登山スタイル6名、スキー4名と会いました。

初日は予定通り正午頃にJPに到着して早めに幕営。晴天だったら景鶴山まで空身でピストンの予定でしたが、正午頃から小雪が舞い14時頃から雷に強風＆雪により午後は昼寝となりました。

明け方も風が強く、ルートは風をよける場所のない尾根道なのでテントを出るのが憂鬱・・・しかし景色を目にして気分が一変^^　風も徐々に弱まり無事に3度目の登頂となりました。

テントに戻り食事と撤収作業を済ませ景鶴山へ。前日のモノらしい足跡がありましたがアテにはなりません。地形図を見ながら歩き易い場所を探します。大白沢山には上らず北側巻き、緩いピークを2つ越えて景鶴の西側に到着。山頂付近に岩壁があるので北を巻くのですが雪が緩んでいてツボ足地獄に・・　そしてデッカイ熊の足跡も。
東側に出てから景鶴山に登頂すると、なんと西側を登ってきたという強者に出会いました。あまりお勧めは出来ません。下山は最短ルートを下りましたが尾瀬ヶ原は広く登山口は遠かった。

至仏山荘のランチタイム終了（15時）ギリギリに山ノ鼻に到着。スタミナ丼を食べてリフレッシュしてから鳩待峠に向かって登り返しました。開店ありがとうございます食べて元気が出ました。
次回は見晴辺りの小屋泊まりを加えてノンビリしよう。

コメント

raccojp

はじめまして
こんばんは。
30日に平ケ岳でお会いしたテレマークスキーの者です。
私は、出発がゆっくりだったためC1640m付近でテン泊していましたが、雷と夜の雪にはびっくりしましたね。
あた、機会があればどこかでお逢いしましょう。
http://blog.livedoor.jp/raccojp/archives/5380655.html

gibson45

コメントありがとうございます。
午後の雪は想定の範囲でしたが雷と夜の雪には私も驚きました。２日目の晴天に感謝です。平ヶ岳はルート上の危険は少ないものの、登山口から遠くて辺境感たっぷりで楽しかったです。雪に埋もれた裏越後の山々の景色も素晴らしい。
ブログを拝見すると連休は山三昧だったご様子、スキーもなかなか楽しそうですね。