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Yamareco

記録ID: 1127259
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

前穂高岳・西穂高岳 (岳沢小屋をベースにピストン)

2017年05月02日(火) 〜 2017年05月03日(水)
 - 拍手
GPS
29:08
距離
15.4km
登り
2,478m
下り
2,475m

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
1:01
合計
7:51
7:37
8:08
202
11:30
12:00
90
13:30
2日目
山行
5:41
休憩
0:26
合計
6:07
4:40
20
5:00
5:00
175
西穂高沢出合
7:55
8:05
12
8:17
8:33
54
2峰と3峰のコル
9:27
9:27
60
西穂高沢出合
10:27
10:27
20
10:47
上高地バスターミナル
天候 2日は快晴,3日は少し高曇りぎみでしたが,
両日とも風も弱く,登山日和でした。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平湯温泉のあかんだな駐車場に駐車(1日600円)
あかんだな駐車場〜上高地はバス利用(往復2050円)
コース状況/
危険箇所等
■上高地の遊歩道から岳沢への登山道に入ると,まもなく雪の道になります。
■広大な岳沢に流れ込む,沢という沢に雪崩のデブリ。
■奥明神沢と西穂高沢を登り下りしましたが、両ルートとも積雪期限定ルートです。
怖いのは,雪崩と上部からの落石。極力,スピーディな行動が求められます。
■5/2,奥明神沢を登り始めたのは8時と時間が遅かったですし,
前日に上部でどのくらいの降雪があったのか心配でしたが,
奥明神沢は西向きの沢のため,午前中は陽が射さないなどを考慮して決行しました。
なんとか運よく雪崩や落石には遭いませんでした。
■5/3,西穂高沢を登り始めたのは5時。
ただし,西穂高沢は南東に開けた沢なので,午前中早い時間から雪がゆるみ始めます。
時間が遅くなればなるほど,雪崩や落石のリスクは高まると思います。
その他周辺情報 平湯温泉の「ひらゆの森」でお風呂(大人500円)
GWの穂高岳への山行は,2年ぶりです。お天気は上々のようです。
2017年05月02日 05:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 5:43
GWの穂高岳への山行は,2年ぶりです。お天気は上々のようです。
河童橋からの西穂〜奥穂〜前穂。正面が岳沢です。
2017年05月02日 05:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 5:47
河童橋からの西穂〜奥穂〜前穂。正面が岳沢です。
岳沢への登山道に入ります。
2017年05月02日 05:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 5:59
岳沢への登山道に入ります。
まもなく樹林帯の登山道も,雪におおわれました。
2017年05月02日 06:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 6:34
まもなく樹林帯の登山道も,雪におおわれました。
40分も登ると樹林帯を抜けて,岳沢の河原に出て,まわりが開けました。ふり返ると,上高地が少し下に見えます。六百山が高いです。その向こうには霞沢岳。
2017年05月02日 06:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 6:40
40分も登ると樹林帯を抜けて,岳沢の河原に出て,まわりが開けました。ふり返ると,上高地が少し下に見えます。六百山が高いです。その向こうには霞沢岳。
西穂高岳には日が当たっています。
2017年05月02日 06:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 6:41
西穂高岳には日が当たっています。
その奥には,奥穂高岳と吊尾根。
2017年05月02日 06:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 6:41
その奥には,奥穂高岳と吊尾根。
明日登る予定の西穂高沢。4人ほど人影がありますね。
2017年05月02日 06:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 6:58
明日登る予定の西穂高沢。4人ほど人影がありますね。
ふり返ると,遠くに白い乗鞍岳。
2017年05月02日 06:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 6:58
ふり返ると,遠くに白い乗鞍岳。
吊尾根が近づいてきた。
2017年05月02日 07:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 7:08
吊尾根が近づいてきた。
ヘリが飛来している。あとから知ったことですが,遭難者から救助要請を受けて,助けに来ていたようです。
2017年05月02日 07:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 7:21
ヘリが飛来している。あとから知ったことですが,遭難者から救助要請を受けて,助けに来ていたようです。
岳沢小屋に到着しました。ここでもうっすらと雪が積もっています。
2017年05月02日 07:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 7:36
岳沢小屋に到着しました。ここでもうっすらと雪が積もっています。
岳沢小屋の表札。雪の壁に立てかけてありました。
2017年05月02日 07:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 7:37
岳沢小屋の表札。雪の壁に立てかけてありました。
小屋前からの上高地や乗鞍岳。テントはまだ数張です。
2017年05月02日 07:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 7:38
小屋前からの上高地や乗鞍岳。テントはまだ数張です。
小屋で受付をしてから,前穂に向かいます。小屋の方に「上部の雪の状態が心配なのですが,どの程度のラッセルでしょう。雪崩はどうでしょうか」と聞いてみると,「ラッセルはあって当然でしょう。それに雪崩のリスクも当然ありますよ」とのこと。おっしゃるとおりです。(^_^;)
2017年05月02日 08:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
5/2 8:08
小屋で受付をしてから,前穂に向かいます。小屋の方に「上部の雪の状態が心配なのですが,どの程度のラッセルでしょう。雪崩はどうでしょうか」と聞いてみると,「ラッセルはあって当然でしょう。それに雪崩のリスクも当然ありますよ」とのこと。おっしゃるとおりです。(^_^;)
コブ尾根,そして奥穂南稜。ああいうところを登ることは,この先もないだろうなぁ。
2017年05月02日 08:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 8:24
コブ尾根,そして奥穂南稜。ああいうところを登ることは,この先もないだろうなぁ。
下に岳沢小屋。そのうしろには西穂高岳。
2017年05月02日 08:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 8:24
下に岳沢小屋。そのうしろには西穂高岳。
正面に奥明神沢。お一人,先行者が見える。
2017年05月02日 08:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 8:25
正面に奥明神沢。お一人,先行者が見える。
一昨日の雪崩のデブリ。恐ろしい光景。できるだけスピーディに登り下りしたい。
2017年05月02日 08:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
5/2 8:38
一昨日の雪崩のデブリ。恐ろしい光景。できるだけスピーディに登り下りしたい。
焼岳が見えます。
2017年05月02日 08:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 8:38
焼岳が見えます。
奥明神沢を登ります。デブリ帯は抜けましたが,だんだんと新雪の量が増えてきます。
2017年05月02日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 9:05
奥明神沢を登ります。デブリ帯は抜けましたが,だんだんと新雪の量が増えてきます。
だいぶ登ってきました。岳沢小屋はかなり下のほうに。そして,西穂高岳がだんだんと目の高さに近づいてきます。
2017年05月02日 09:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 9:05
だいぶ登ってきました。岳沢小屋はかなり下のほうに。そして,西穂高岳がだんだんと目の高さに近づいてきます。
登れば登るほど,新雪の量が増える。スネからヒザぐらいまでのラッセルとなり,消耗してきました。
2017年05月02日 09:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 9:33
登れば登るほど,新雪の量が増える。スネからヒザぐらいまでのラッセルとなり,消耗してきました。
先行者のトレースがあるだけ,まだマシなのですが…。正面奥に見える岩のところから左へ登高するのが,ダイレクトルンゼです。
2017年05月02日 09:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 9:33
先行者のトレースがあるだけ,まだマシなのですが…。正面奥に見える岩のところから左へ登高するのが,ダイレクトルンゼです。
やっとダイレクトルンゼの入口に達しました。左上に登っていきます。
2017年05月02日 09:50撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 9:50
やっとダイレクトルンゼの入口に達しました。左上に登っていきます。
ダイレクトルンゼの入口からふり返る。
2017年05月02日 09:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 9:52
ダイレクトルンゼの入口からふり返る。
ダイレクトルンゼは,奥明神沢よりさらに急です。
2017年05月02日 09:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 9:52
ダイレクトルンゼは,奥明神沢よりさらに急です。
トレースはありますが,ステップはすぐに崩れて,消耗の度合いが激しくなってきました。
2017年05月02日 10:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 10:12
トレースはありますが,ステップはすぐに崩れて,消耗の度合いが激しくなってきました。
明神岳が目の高さに近づいてきた。
2017年05月02日 10:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 10:12
明神岳が目の高さに近づいてきた。
片手にピッケル,片手にポールを持って,「なんでこんなしんどいことをしに来てるんだろう」と自問自答しながらの苦しい登り。
2017年05月02日 10:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 10:42
片手にピッケル,片手にポールを持って,「なんでこんなしんどいことをしに来てるんだろう」と自問自答しながらの苦しい登り。
そして,とうとう前穂高岳の山頂にとうちゃ〜く…。37年ぶりでしょうか。北穂高岳の向こうに,槍ヶ岳を見ることができました。
2017年05月02日 11:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 11:30
そして,とうとう前穂高岳の山頂にとうちゃ〜く…。37年ぶりでしょうか。北穂高岳の向こうに,槍ヶ岳を見ることができました。
吊尾根の先に奥穂高岳。この時期の吊尾根はたいへん厳しいようです。
2017年05月02日 11:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 11:30
吊尾根の先に奥穂高岳。この時期の吊尾根はたいへん厳しいようです。
さらに左に目を移すと,天狗ノ頭,間ノ岳,西穂高岳。
2017年05月02日 11:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 11:30
さらに左に目を移すと,天狗ノ頭,間ノ岳,西穂高岳。
山頂には誰もいなかったので,初めてセルフタイマーで撮りました。なんとかうまく収まっていた。
2017年05月02日 11:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
5/2 11:36
山頂には誰もいなかったので,初めてセルフタイマーで撮りました。なんとかうまく収まっていた。
明神岳のむこうに霞沢岳,その向こうには乗鞍岳,さらに御嶽山。
2017年05月02日 11:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
5/2 11:41
明神岳のむこうに霞沢岳,その向こうには乗鞍岳,さらに御嶽山。
奥穂から西穂への稜線。
2017年05月02日 11:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 11:41
奥穂から西穂への稜線。
八ヶ岳や南アルプス。甲斐駒のむこうに,うっすらと富士山。
2017年05月02日 11:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 11:59
八ヶ岳や南アルプス。甲斐駒のむこうに,うっすらと富士山。
西穂の向こうに白山。20日前に登った猿ヶ馬場山も見えるはずですが,どれだかわかんないですね。
2017年05月02日 11:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 11:59
西穂の向こうに白山。20日前に登った猿ヶ馬場山も見えるはずですが,どれだかわかんないですね。
遅くなればなるほど,雪がゆるんでくるので,名残惜しいですが,もう下山しましょう。
2017年05月02日 12:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 12:00
遅くなればなるほど,雪がゆるんでくるので,名残惜しいですが,もう下山しましょう。
ところが,湿雪がアイゼンについてダンゴになり,すぐに転びそうになる。かといって,この傾斜でシリセードは止められなかったらやばい。そこで,斜面に正対して,ピッケルをダガーポジションで持って,クライムダウン姿勢で下りていった。
2017年05月02日 12:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
5/2 12:17
ところが,湿雪がアイゼンについてダンゴになり,すぐに転びそうになる。かといって,この傾斜でシリセードは止められなかったらやばい。そこで,斜面に正対して,ピッケルをダガーポジションで持って,クライムダウン姿勢で下りていった。
奥明神沢まで下りてきました。あいかわらずアイゼンがダンゴになって,ふらふらしながら下ります。
2017年05月02日 13:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:01
奥明神沢まで下りてきました。あいかわらずアイゼンがダンゴになって,ふらふらしながら下ります。
デブリ帯を通過して,やっと危険地帯から脱しました。小屋までもう少しです。
2017年05月02日 13:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:17
デブリ帯を通過して,やっと危険地帯から脱しました。小屋までもう少しです。
そこから,奥穂高岳方面をのぞむ。
2017年05月02日 13:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:17
そこから,奥穂高岳方面をのぞむ。
そこから,西穂高岳方面をのぞむ。
2017年05月02日 13:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:17
そこから,西穂高岳方面をのぞむ。
そこから,焼岳や乗鞍岳。
2017年05月02日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:18
そこから,焼岳や乗鞍岳。
午後になって,日の当たった奥明神沢をふり返る。
2017年05月02日 13:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:22
午後になって,日の当たった奥明神沢をふり返る。
無事に岳沢小屋に帰ってきました。ホッと一息です。
2017年05月02日 13:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
5/2 13:29
無事に岳沢小屋に帰ってきました。ホッと一息です。
今日のお泊まり部屋。5人部屋です。
2017年05月02日 13:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 13:40
今日のお泊まり部屋。5人部屋です。
部屋の窓から見える風景。
2017年05月02日 13:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 13:40
部屋の窓から見える風景。
午後5時が夕食ですが,それまで時間がたっぷり。明日の準備をして,あとは外でボーッと過ごします。
2017年05月02日 16:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 16:01
午後5時が夕食ですが,それまで時間がたっぷり。明日の準備をして,あとは外でボーッと過ごします。
晩ごはんをすませて外に出ると,前穂高岳や奥明神沢に残照。
2017年05月02日 17:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/2 17:24
晩ごはんをすませて外に出ると,前穂高岳や奥明神沢に残照。
明日は西穂だ。することもないので,早々と寝ます。
2017年05月02日 17:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/2 17:25
明日は西穂だ。することもないので,早々と寝ます。
3:45起床。持ってきたパンなどを食べて,ヘッドライトを点けて出発です。岳沢小屋のスタッフの方々,お世話になりました。
2017年05月03日 04:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 4:40
3:45起床。持ってきたパンなどを食べて,ヘッドライトを点けて出発です。岳沢小屋のスタッフの方々,お世話になりました。
今日のお天気もいいはずですが,どうでしょうか。まずは西穂側の斜面をトラバース気味に下っていきます。
2017年05月03日 04:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 4:40
今日のお天気もいいはずですが,どうでしょうか。まずは西穂側の斜面をトラバース気味に下っていきます。
西穂高沢の出合に到着しました。ここも雪崩のデブリだらけです。まだ雪面は固い。今のうちにどんどん標高をかせぎましょう。
2017年05月03日 05:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 5:00
西穂高沢の出合に到着しました。ここも雪崩のデブリだらけです。まだ雪面は固い。今のうちにどんどん標高をかせぎましょう。
奥明神沢を登る人たちもいますね。
2017年05月03日 05:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 5:00
奥明神沢を登る人たちもいますね。
デブリ帯をひたすら登るのみです。
2017年05月03日 05:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 5:25
デブリ帯をひたすら登るのみです。
ボクの前にも後ろにも,誰も登っていません。
2017年05月03日 05:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 5:43
ボクの前にも後ろにも,誰も登っていません。
西穂高沢にやっと朝日が射し始めました。
2017年05月03日 05:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 5:52
西穂高沢にやっと朝日が射し始めました。
前穂高岳の右肩,奥明神沢のコルあたりから,お日様がお出まし。
2017年05月03日 06:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 6:05
前穂高岳の右肩,奥明神沢のコルあたりから,お日様がお出まし。
あのコルが西穂の稜線のはずですが,近いようでなかなか近づきません。
2017年05月03日 07:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 7:08
あのコルが西穂の稜線のはずですが,近いようでなかなか近づきません。
やっと稜線に出た〜! 前方には笠ヶ岳です。
2017年05月03日 07:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 7:35
やっと稜線に出た〜! 前方には笠ヶ岳です。
ふり返れば,前穂高岳と明神岳。
2017年05月03日 07:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 7:35
ふり返れば,前穂高岳と明神岳。
ここからは西穂高岳の稜線上を行く。
2017年05月03日 07:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 7:39
ここからは西穂高岳の稜線上を行く。
雪と岩のミックスのルート。
2017年05月03日 07:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 7:43
雪と岩のミックスのルート。
山頂への最後の雪壁。でも,まだ雪が固いので大丈夫。
2017年05月03日 07:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 7:51
山頂への最後の雪壁。でも,まだ雪が固いので大丈夫。
西穂高岳山頂にとうちゃ〜く! 西穂山荘から来られた先着の方がみえたので,撮ってもらいました。
2017年05月03日 07:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
5/3 7:57
西穂高岳山頂にとうちゃ〜く! 西穂山荘から来られた先着の方がみえたので,撮ってもらいました。
奥穂高岳や前穂高岳をのぞむ。小屋で同部屋だった「コブ尾根を登る」と言っておられた方々は,どこまで登られただろうか。
2017年05月03日 07:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 7:59
奥穂高岳や前穂高岳をのぞむ。小屋で同部屋だった「コブ尾根を登る」と言っておられた方々は,どこまで登られただろうか。
涸沢岳西尾根のむこうに,南岳・中岳,そして槍ヶ岳。
2017年05月03日 07:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 7:59
涸沢岳西尾根のむこうに,南岳・中岳,そして槍ヶ岳。
笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線。
2017年05月03日 08:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 8:00
笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線。
南にはピラミッドピークや独標など,西穂の稜線。その先に西穂山荘。そして,白い乗鞍岳がでかいです。
2017年05月03日 08:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 8:00
南にはピラミッドピークや独標など,西穂の稜線。その先に西穂山荘。そして,白い乗鞍岳がでかいです。
上高地と霞沢岳。それでは下っていきましょう。
2017年05月03日 08:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 8:05
上高地と霞沢岳。それでは下っていきましょう。
「このまま西穂の稜線を歩いて,新穂高ロープウェイで下るのもいいかな」と思いましたが…。
2017年05月03日 08:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 8:12
「このまま西穂の稜線を歩いて,新穂高ロープウェイで下るのもいいかな」と思いましたが…。
それはまたの機会にしておいて,このコルから左へ…。
2017年05月03日 08:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 8:17
それはまたの機会にしておいて,このコルから左へ…。
前穂高岳を左手に見ながら…。
2017年05月03日 08:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 8:33
前穂高岳を左手に見ながら…。
登ってきた西穂高沢を下っていくことにします。
2017年05月03日 08:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 8:39
登ってきた西穂高沢を下っていくことにします。
下りきって,西穂高沢をのぞむ。
2017年05月03日 09:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 9:27
下りきって,西穂高沢をのぞむ。
ここまで下れば,もう安心。奥穂から前穂の吊尾根。
2017年05月03日 09:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 9:28
ここまで下れば,もう安心。奥穂から前穂の吊尾根。
岳沢の登山道に合流しました。ここでアイゼンははずしましょう。
2017年05月03日 09:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 9:39
岳沢の登山道に合流しました。ここでアイゼンははずしましょう。
奥穂高岳方面をふり返る。
2017年05月03日 09:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 9:47
奥穂高岳方面をふり返る。
下るのが名残惜しいです。
2017年05月03日 09:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 9:55
下るのが名残惜しいです。
どんどんと登山者が登ってきます。今日から5連休ですもんね。
2017年05月03日 09:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
5/3 9:55
どんどんと登山者が登ってきます。今日から5連休ですもんね。
岳沢登山道分岐まで下ってきました。
2017年05月03日 10:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 10:27
岳沢登山道分岐まで下ってきました。
帰りは木道の遊歩道を歩いていきます。
2017年05月03日 10:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 10:28
帰りは木道の遊歩道を歩いていきます。
水がきれいですね。
2017年05月03日 10:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 10:30
水がきれいですね。
穂高は厳しいけど,やっぱりすばらしい。
2017年05月03日 10:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
5/3 10:30
穂高は厳しいけど,やっぱりすばらしい。
ありがとう,楽しませてもらいました。また来る日まで。
2017年05月03日 10:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
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5/3 10:39
ありがとう,楽しませてもらいました。また来る日まで。

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ひさやま
重量:-kg

感想

2年前のゴールデンウィークに,涸沢をベースに奥穂高岳と北穂高岳を登りました。
昨年のゴールデンウィークには,今度は岳沢をベースに前穂高岳と西穂高岳に登ろうとして,
毎日,天気予報とにらめっこしましたが,結局,3日続けての晴天がのぞめず断念しました。

今年のゴールデンウィークは「今年こそ岳沢からの前穂・西穂」と思って,
3日間の行程を2日間に縮める計画を立てました。
つまり,1日目の行程を「上高地から岳沢小屋まで」ではなく,
「一気に前穂をピストンして,岳沢小屋泊まり」としたのです。
そのためには,できるだけ早く,前穂ピストンの余力を残して,岳沢小屋に到着したいです。
そこで,テント泊はあきらめて,装備が軽くてすむ小屋泊まりにすることにしました。

1日目,平湯温泉のあかんだな駐車場から,始発の上高地行きバスに乗り,
5時半すぎに上高地に到着。すぐに岳沢小屋へ向かいました。
2時間で岳沢小屋。身支度を調えて,8時に前穂高岳をめざして,奥明神沢を登り始めました。
奥明神沢からダイレクトルンゼをたどるこのルートの心配は,何と言っても雪崩です。
「岳沢小屋スタッフブログ」にも「4/30には西穂高沢や奥明神沢で雪崩頻発」とありました。
前日5/1には,またも上部で積雪があったようです。
そして,「出発は8時」と遅く,雪がゆるんでくる時間帯に登り下りです。
ただ,奥明神沢が西向きで,日が当たり出すのが遅いことだけが唯一の救いだと思って…。
いろいろと心配はつきませんでしたが,
雪崩や落石に注意しながら,できるだけスピーディに登下降することにしました。
ところが,思いのほか新雪が深くて,先行者のトレースがあったから助かったものの,
奥明神沢やダイレクトルンゼの急登はホント〜にこたえました。
それでも,1980年8月に登ったっきりの前穂高岳山頂は,眺望もバッチリで感動ものでした。

2日目は,西穂高沢からの西穂高岳。
西穂高沢は南東向きの,日当たりのいい沢です。
それこそ、できるだけ早い時間帯にやっつけてしまいたいところです。
朝5時に,西穂高沢出合から登山開始。
この沢はほぼまっすぐ上に伸びているので,
出合から稜線までの標高差800mが一目瞭然です。
登っても登っても,なかなか稜線が近づいてこないので,そこが気分的に疲れました。
西穂高岳山頂は,一昨年8月以来のことでしたが,残雪期は初めて。
これで,北穂・奥穂・前穂・西穂,それに涸沢岳と,
穂高岳の主要ピークの残雪期登頂コンプリートです。
なんとなく自分的には,ちょっとやり切った感があったりします。

その後も勢いよく下山して,上高地を11時発のあかんだな駐車場行きのパスに乗車。
「ひらゆの森」で汗を流したあと,次なる目的地・白馬に向かうのでした。

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アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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