三石山、思親山 〜 身延駅 から 井出駅まで 〜
山梨県
Aki2shima
体力度について
- GPS
- 09:17
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,071m
- 下り
- 2,077m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 9:18
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
朝一番の身延行きの電車に乗り、身延駅に行き、ここから歩き始める。 ゴールは、自家用車を駐車した井出駅。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（1）身延駅 〜 三石山 身延駅〜大崩集落まで、長い車道歩き（桑柄川に沿って）。大崩集落に入ったところから、標識が設置されている（身延駅から登山口まで1時間半はかかる）。その後、登山口から三石山山頂までも標識があり、また登山道もしっかりしているため、迷うところはない。三石山登山口のところには、数台車を駐車できるスペースありました。 （2）三石山からの下降 ＜ 慎重に・・・＞ 三石山から、約1050mのコルに至るまでの下りは、地形的特徴もなく、杉樹林のなかで全体的な見通しも効かないため、難しい。 �｜録泙呂發舛蹐鵑世�、�▲灰鵐僖后� ��GPS、 �そ蝓垢砲弔韻蕕譴神屮董璽廚� �ザ�界表示として埋められてある赤い標識棒など、複数のものを目印に下降した。とくに境界線見出し標識棒を重要視して下降したが、大概赤テープもその付近に付けられていたように思った。標識棒の一個に到達したら、そこから周りを見渡して次の標識棒と見つけて下降するようにした。次の標識棒がわからない箇所もあったが、その時は赤テープを探した。 帰宅後、自分の通過した軌跡をみると、三石山神社の鳥居（標高1160m付近）から一旦北西方向に下降し、1050m付近からトラバースして稜線に到達するルートとなっていた。トラバースしている部分は何となく薄い踏み跡ができているようにみえた。 cf1. ここに掲載された山レコの地図であると、この軌跡は境界線からかなり離れているが、電子地図2万5千分の一の電子地図に描かれた境界線に少しは近い軌跡になっていた。 cf.2 白いテープがぐるぐる巻きにしてある杉の木も多数あったが、これも一つの目印となっている可能性があるように思われた。 実際に歩いたところを書いたが、もっとよい下降のルートがあるかもしれない・・・。 （3）下降点 〜 大島峠 明瞭な稜線に出てからは、ひたすら稜線を辿って歩く。稜線は木に付けられた赤ペンキが一応目印となるが、稜線自体は見ればはっきり分かるため問題はない。途中林道がすぐ横に来るが、そこは歩かない。そして網のフェンスが張られた見晴らしのよい場所に出たあとは、この網のフェンスに沿って下降するが、繁茂したカヤ（？）とフェンスから斜めに張られたロープが邪魔で歩きにくかった。このフェンスの下りきったところに祠があり、ここが大島峠。標識はない。東西の両方面が拓けており、西方面に富士川と対岸の街並みが見える。 （4）大島峠 〜 佐野峠 大島峠では、東側と西側に林道がすぐ横にあるが、ここではそのまま稜線を登っていく。一つのピークを越えて少し歩くと、林道に出合う。 この林道をしばらく歩く。林道を歩いていると、林道右側に駐車場のような、車転回場所のような整地された場所があり。このような整地された場所の2つ目に、本来の林道から派生して登って行く新たに造られた道があるので、この作業道を登っていった。 作業道は終わりますが、そのまま登って行くと伐採された広い場所に出て、突然視界が開けます。ここにも作業道がありますので、それを歩きますが、その道が途中で網が張られて行くことができなくなりますので、今度は網に沿って歩きます。しばらくすると急な下り坂になります。急な下り坂の下を見ると駐車場が見えます。そこが佐野峠。佐野峠までかなり急な下り坂で、特に道はないが、適当に、ゆっくり降りれば問題なし。 佐野峠から綺麗な富士山が見えます。トイレもあり。 なお、大島峠から、佐野峠に向かう場合、地図で三角点のある939.7m地点で富士川方面に向かう道と佐野峠に向かう道が分岐するが、この林道を歩くと、三角点を通らず自然と佐野峠へ向かう道に入って行くため、この点に注意はいりません。 （5）佐野峠 〜 思親山 ここは、整備され道標も多く、問題なし。基本的に初級者コース。 （6）思親山 〜 井出駅 東海自然歩道の一部であり、整備されている。各所に道標あり（”八木沢” や "井出駅” の方面に歩く。” 内船 ” 方面（内船駅は特急ふじかわ が停車する）に向かう分岐も2〜3ヶ所あり。 後半は、車道を横切ったり、車道と並行して歩く所や、そして車道自体を歩く部分など。 突然家の横にでてからは、車道歩きのみ。"右に曲がると内船でまっすぐに行くと井出駅" という十字路に出る（” 源立寺 ” のバス停のところ）。この交差点を井出駅方面に向かい（30分ほど歩いて）、ようやく井出駅に着く。 |
写真
身延駅の正面、店の上にちょっと見えるガレは、七面山のナナイタガレでしょうか。身延駅の商店街は、その一つ一つの家に家紋が掲げてあり、洒落ています。
身延駅の商店街は、その一つ一つの家に家紋が掲げてあり、洒落ています。
展望台から、少し行ったところから大きく見えた富士山。もう雪が少なくなっています（二日前、他でみた富士山は、もっと白かったような印象でした）。
1
緊張の降りです。
ここには、境界線見出し用の赤い杭、木に赤テープ、そして白いテープがぐるぐる巻きの木があります。このようなところを確認しながら下降します。
1
林道の右側に整地された所があります。ここが林道を歩き始めて、2つ目の整地された所ですが、よくみると整地されたところの先に、林道から派生して上にいく作業道がつくられているのがわかります（次の写真をみてください）。この上に行く作業道を登ります。
フェンスに沿って歩いて行くと、急な下りとなりますが、そこの下をみると、駐車場と建物がみえます。そこが佐野峠ですので、ゆっくりと降りて行きます。
思親山山頂に着きました。広く明るく休憩にはもってこいの場所です。ひとグループの方達がおられ、話に花が咲いていました。自分もここで休憩です。
感想
今回、三石山と思親山を一挙に登りました。
自家用車を身延線井出駅に停めて（駐車場は沢山あります、トイレもあり）、一旦電車で身延駅まで行き、ここから歩き始め三石山と思親山を登って、井出駅に戻ってくるコースです。
三石山、思親山そのものは、初級者の山ですが、身延駅から三石山登山口、三石山と思親山との間、また思親山から井出駅までの経路は結構長く、こちらの方が気を使う山行でした。
身延駅から三石山登山口のある大崩集落までは、1時間半程の車道歩きを強いられます。本当にこの先に人の住んでいるところがあるだろうかと、思いながら歩いていると突然の家が現れてびっくりしてします。そして大崩集落の初めて現れた家から、登山口までまた30分ほどかかりました。しかし、その後の登山道は整備されています。頂上少し前の展望台からは、雪が残る3000m峰が綺麗に見えて、なかなか良い感じでした。
三石山の頂上は神社があり、その少し上に山梨百名山の標柱がありますが、そこよりまだ少し高い 所が見えますので、行ってみましたが、ほぼ踏み跡もなく倒木等で歩きにくい上、一番高いところと見られるところに何もありませんでした。敢えて行く必要はなさろそうです。三石山山頂は、展望はありませんが、山名の由来なのでしょうか、大きな岩がゴロゴロありました。
この山頂で一旦休憩を取った後、いよいよ緊張の大島峠への下りです。ここは、はっきりした道が無いため、前述のコース状況に書いたように、地図・コンパス・GPS・赤テープ・境界見出し標識（赤い杭）などを総動員して乗り切りました。特に今回は境界見出し標識を重視して下降しました。まず、神社の鳥居の所に立って下を見ると、右下に、赤い杭が見えますので、そこまで下ります。赤い杭に、来たら一旦立ち止まって回りを見渡して、次の赤い杭を見つけて歩く・・・この繰り返しで、少し時間はかかりますが、なんとか目的の尾根に乗ることができました。明瞭な尾根に出れば、あとは、尾根を辿って、大島峠に着きました。大島峠まで思っていたより遠く感じました。
大島峠から佐野峠の間は、作業道ができていて、その作業道を歩く時間が多かったです。距離的には、大島峠から佐野峠はさほど長い感じはしませんでした。
佐野峠や思親山からは、綺麗な富士山が見えます。そして富士宮や愛鷹山等も見えるため、かなり南に移動してきたという印象を受けました。佐野峠からは、東海自然歩道になっていますので、道標もしっかりして、道も整備されていました。ただ思親山までは、階段が多くて整備され過ぎの感がありました。
思親山の山頂は、広く、木が伐採されていて、富士山がよく見え、休憩に最適地で、ここで富士山を見ながらひと休憩しました。
思親山山頂からはしばらくは地味な杉の樹林歩きで、気分的にちょっと疲れました。後半は車道歩きです。集落に出てからも、井出の駅まで思ったより時間がかかりました。16時前にようやく井出駅に着き、山行終了となりました。
三石山と思親山は、思いの外遠かった、というのが、今回の山行の感想です。
ゴールデンウィークの山登りでしたが、登山道であったのは、三石山が一人、思親山はひとグループ（6人）だけで、大部分は静かに歩くことができるコースでした。
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