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記録ID: 1131679
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

北ア 抜戸岳 山ボード

2017年05月03日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.9km
登り
1,796m
下り
1,796m

コースタイム

日帰り
山行
12:00
休憩
0:40
合計
12:40
4:00
60
新穂高温泉登山者駐車場
5:00
5:10
140
穴毛谷出合
7:30
7:40
200
穴毛大滝
11:00
11:10
110
杓子平
13:00
13:10
70
抜戸岳(山頂直下)
14:20
140
穴毛大滝
16:40
新穂高温泉登山者駐車場
天候 晴れ(高曇り)
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者専用駐車場を使用、この時期は普通に空き有。
なお、高山〜平湯から新穂高温泉まで路線バスもある。
コース状況/
危険箇所等
アプローチは穴毛谷を使用、雪崩多発地帯の為、降雪直後は危険、シュルントも有り。
朝のザイテンタールはアイゼンが効きやすいがややカチカチで滑落リスク有、
ピッケルの使用をお勧めする。
その他周辺情報 新穂高温泉(多数あり)、自身は今回左俣林道奥のニュー穂高の日帰り温泉にお世話になりました。
朝4時、新穂高をスタート!
朝4時、新穂高をスタート!
穴毛谷へのアプローチは下の堰堤への林道を使用、この時期最終堰堤に向かう林道はデブリに埋まって使用不可と思われる。
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穴毛谷へのアプローチは下の堰堤への林道を使用、この時期最終堰堤に向かう林道はデブリに埋まって使用不可と思われる。
1時間ほどで穴毛谷に降り立つ。
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1時間ほどで穴毛谷に降り立つ。
山スキーヤーの方々、あっとゆうまに抜かれ進まれました。
今日は笠へ登頂するとのことでした。
山スキーヤーの方々、あっとゆうまに抜かれ進まれました。
今日は笠へ登頂するとのことでした。
デブリが半端ない!
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デブリが半端ない!
三ノ沢のデブリは高さ20mくらいの盛り上がり!
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三ノ沢のデブリは高さ20mくらいの盛り上がり!
デブリで凸凹、帰りが思いやられます。
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デブリで凸凹、帰りが思いやられます。
もう少しで五ノ沢出合!
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もう少しで五ノ沢出合!
振り返れば名峰焼岳がよく見えます。
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振り返れば名峰焼岳がよく見えます。
あそこに見えるのは、、、!
あそこに見えるのは、、、!
穴毛谷の名前の由来の穴毛岩!そういえば名前の由来を説明してる看板が左俣林道にありましたっ。初見でしたが思った以上にデカくて雄大!
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穴毛谷の名前の由来の穴毛岩!そういえば名前の由来を説明してる看板が左俣林道にありましたっ。初見でしたが思った以上にデカくて雄大!
さあ、もう少しで大滝!
さあ、もう少しで大滝!
穴毛大滝が見えてきた!
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穴毛大滝が見えてきた!
思った以上に小さい、10メートル強くらいかな。いやいや、落差40メートル!雪渓の深さが30メートルくらいあるってことでしょうか。
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思った以上に小さい、10メートル強くらいかな。いやいや、落差40メートル!雪渓の深さが30メートルくらいあるってことでしょうか。
ザイテンタール登攀前の大休止!
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ザイテンタール登攀前の大休止!
後続のスキーヤーの方、ピッケルでなくストックであっとゆうまに登りあげていかれました!
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後続のスキーヤーの方、ピッケルでなくストックであっとゆうまに登りあげていかれました!
ザイテンタールを50mほど上って左にトラバース、すぐ先に六ノ沢と七ノ沢出合。
さて、ザイテンタールはでアイゼンがよく効く雪質もややカチカチ、途中転げ落ちたら滑落+ケガは必至!スノボブーツ+アイゼンだと蹴りこみにくいこともあり緊張の登攀となりました。今シーズンは専らスノーシューを使った山スノボばっかりで登攀プレをしていなかったのはまずかった。。。
ザイテンタールを50mほど上って左にトラバース、すぐ先に六ノ沢と七ノ沢出合。
さて、ザイテンタールはでアイゼンがよく効く雪質もややカチカチ、途中転げ落ちたら滑落+ケガは必至!スノボブーツ+アイゼンだと蹴りこみにくいこともあり緊張の登攀となりました。今シーズンは専らスノーシューを使った山スノボばっかりで登攀プレをしていなかったのはまずかった。。。
さあ七ノ沢を上りあげ杓子平へ、快適登高か、、、、とおもった束の間、、、
さあ七ノ沢を上りあげ杓子平へ、快適登高か、、、、とおもった束の間、、、
なんと杓子平までの登りの2/3が重雪の脛〜膝ラッセル、、、、超絶ハード!ギヤの選定ミスった。。。
スキーやワカン、スノーシューがあれば、、、。
なんと杓子平までの登りの2/3が重雪の脛〜膝ラッセル、、、、超絶ハード!ギヤの選定ミスった。。。
スキーやワカン、スノーシューがあれば、、、。
時間はたっぷりあるのでゆっくり上りあげていきます。
時間はたっぷりあるのでゆっくり上りあげていきます。
左には笠ヶ岳が!積雪シーズンに登頂してみたいですが難しそうです。
左には笠ヶ岳が!積雪シーズンに登頂してみたいですが難しそうです。
さあ、杓子平!大雪原!!!
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さあ、杓子平!大雪原!!!
先行の皆様は全員笠ヶ岳に上って行ったので寂しく自分一人しかいなかったりします。
先行の皆様は全員笠ヶ岳に上って行ったので寂しく自分一人しかいなかったりします。
日本離れの景色に圧倒!ここまで頑張ってよかった!
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日本離れの景色に圧倒!ここまで頑張ってよかった!
穂高連峰も見えてきた!さすがに険しい!
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穂高連峰も見えてきた!さすがに険しい!
や〜っと抜戸岳が見えてきた。バテバテなのでカメ足ですすみます。
や〜っと抜戸岳が見えてきた。バテバテなのでカメ足ですすみます。
槍も見えます!飛騨沢もよく見えます!
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槍も見えます!飛騨沢もよく見えます!
あとちょっと!あの雪庇を乗り越せばっ、、、
あとちょっと!あの雪庇を乗り越せばっ、、、
ストックだと滑ってしまった。ダブルバイルがあれば確実に行けるけど、1本しかない。滑落して上り返すのもしんどいので雪庇直下で終了!
ストックだと滑ってしまった。ダブルバイルがあれば確実に行けるけど、1本しかない。滑落して上り返すのもしんどいので雪庇直下で終了!
スコップで急いで足場を作って山ボードにします!
スコップで急いで足場を作って山ボードにします!
いきます!お楽しみが待ってます!
いきます!お楽しみが待ってます!
しょっぱなは超絶モナカ雪!がんばろう!
しょっぱなは超絶モナカ雪!がんばろう!
杓子平大滑降!!貸し切りです!
しかし黄砂+重雪で全然滑りません(汗)
杓子平大滑降!!貸し切りです!
しかし黄砂+重雪で全然滑りません(汗)
全然滑らずシュプールがうまく刻めず、しかし楽しいです!
全然滑らずシュプールがうまく刻めず、しかし楽しいです!
さあ、七ノ沢から穴毛谷本谷にいきます。
さあ、七ノ沢から穴毛谷本谷にいきます。
六ノ沢出合からザイテンタールへ。
写真で分かりずらいですが急な段差でシュルントもあって朝のカチカチを思い出すと結構緊張してたりしました。
六ノ沢出合からザイテンタールへ。
写真で分かりずらいですが急な段差でシュルントもあって朝のカチカチを思い出すと結構緊張してたりしました。
しかし昼になってたらカチカチとは無縁のユルユルグサグサ雪になっておりました。なんなく降りれました!
しかし昼になってたらカチカチとは無縁のユルユルグサグサ雪になっておりました。なんなく降りれました!
穴毛大滝も見えてきました!
穴毛大滝も見えてきました!
さあ、そろそろ大デブリ地帯です!
さあ、そろそろ大デブリ地帯です!
全然スノボで滑れず、終了!あとは歩いて帰ります。
全然スノボで滑れず、終了!あとは歩いて帰ります。
担いで降りてきました。。。
担いで降りてきました。。。
足が筋肉痛+靴擦れでいたいぜ〜。
足が筋肉痛+靴擦れでいたいぜ〜。
や〜っと林道終点!
お疲れさまでした!
や〜っと林道終点!
お疲れさまでした!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋(防寒テムレス) 予備手袋 防寒着 バラクラバ ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ ピッケル 非常食 アイゼン 飲み物
備考 七の沢から上はかなり脛〜膝ラッセルを強いられた。ツボ足アイゼンでは厳しく最低ワカン、理想はスキーが必要だと感じた。

感想

穴毛谷から杓子平を経由し抜戸岳に山ボードに行ってきました!
(超エキスパートを除いて)この時期限定の山スキールートでしたが、スノボだとちと厳しかったとゆうのが正直な印象でした。
(穴毛谷はデブリがすさまじくボードだとかなり厳しく、七ノ沢〜杓子平はツボ足アイゼンだと沈んでしまいスキーがほしかった。このルートは決して安全ではないので身軽さも重要。)

GWだけあって数人登山者&スキーヤーを見ましたが全員目的地が笠ヶ岳だったようでなんと杓子平は貸し切り!やや高曇りだったことがちと残念でしたが、良かったですよ!

せっかく練習し上達したスノボですが、今回のような山岳山行のギアとしては限界を感じました。命あっての自然遊びなので山スキーに転向しようか悩み中!またこのクラスの山岳ルートは山スキーのH先生が勧めるダブルウィペットがあるとだいぶ安全だなとも思いました。

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