記録ID: 113340
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
爺ヶ岳南尾根〜鹿島槍はちょっと遠かった〜
2011年05月25日(水) [日帰り]
- GPS
- 09:00
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,494m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
扇沢出合(柏原新道入口)5:10 → 南尾根分岐5:50 → ジャンクションピ-ク7:58 → 9:21南峰9:40 → 中峰10:02 →
10:32南峰11:00 → ジャンクションピ-ク12:03 → 13:21分岐(八ツ見ベンチ)13:45 → 扇沢出合14:10
行動時間9時間(休憩含む)
10:32南峰11:00 → ジャンクションピ-ク12:03 → 13:21分岐(八ツ見ベンチ)13:45 → 扇沢出合14:10
行動時間9時間(休憩含む)
天候 | 晴れ、風強し 登山口 7℃ 南峰 10℃ 中峰 10℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢出合 → 諏訪IC → 八王子IC → 町田 ※駐車場・・・扇沢出合付近に駐車可。10〜20台ほどです。 週末はすぐに埋まってしまうでしょう。 アルペンル-トの扇沢駐車場も使用可。 その場合は少し歩きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★扇沢出合〜南尾根分岐点(柏原新道) 積雪はありません。分岐点には黄色の標識がありそこから南尾根に乗ります。 途中の八ツ見ベンチからも南尾根に乗れます。標識はありませんが赤テープが 目印です。下山はこちらへ降りてきてしまいました。 柏原新道は上部がまだ完全に雪に埋まっています。種池山荘がオ-プンする来月 まで通行できません。 ★分岐点〜爺ヶ岳南峰(南尾根) 赤布、赤テ-プの目印や踏み跡はしっかりしています。忠実に尾根を登って行く ので迷うことはないでしょう。 ただ、ヤブ漕ぎが少々大変でした。踏み跡はあっても一般ル-トではないので 登下降には我慢が必要です。 雪は途中から出てきます。ル-トの右側には大きな雪田があって踏み跡がついて ました。ジャンクションピ-ク付近の積雪はまだ深いです。トレ-スに沿って歩 かないと踏み抜きます。 南峰へはハイマツとガレキの急登です。ハイマツの上を歩く箇所があるので 出来るだけ傷つけないよう配慮が必要でしょう。 ★南峰〜中峰 山頂には積雪はありません。鹿島槍はもちろんのこと、毛勝三山〜剱岳〜立山 と岩小屋沢岳から針ノ木岳そして北ア南部の山々まで展望を楽しめました。 稜線上には残雪あり。中峰への登下降で少々踏み抜きあり。 ★装備 アイゼン・・・未使用。植生への影響も考慮。爺ヶ岳の稜線上も必要なし。 ピッケル・・・南峰への登りから使用。爺ヶ岳の稜線では必要です。 |
写真
撮影機器:
感想
鹿島槍へ行きたくて爺ヶ岳南尾根から目指しました。
積雪期のル-トは通常東尾根ですがアルペンル-ト開通に伴い扇沢まで
入れるようになると南尾根を選択出来ます。
このル-ト、踏み跡や目印の赤布、赤テ-プがあって道に迷うことはない
のですがヤブ漕ぎには辟易しました。まぁ、一般ル-トではないので仕方
ないのですが・・・・・。
ジャンクションピ-クから先でハイマツが出てきます。ハイマツの上を
歩くので足の置き場に注意を払いました。登山口の標識には傷つけない
ようその旨記載があります。そういうこともあって最後までアイゼンは
装着しませんでした。でもそうはいっても登山靴でどうしても踏んでし
まうのは避けられなかった。そのあたり難しいですね。
さて肝心の鹿島槍です。いつもの私なら強気でそのまま行ってしまって
いたでしょう。でも積雪量、雪の状態、時間、ル-トの状況などいろいろ
考えて今回は諦めました。行けないことはないけどかなり大変だろうなと。
弱気の虫が出てきたんですね。テン泊ならいいけど日帰りは・・・・・。
積雪期の鹿島槍は来シ-ズンで爺の東尾根から目指します。
今回で今シ-ズンの雪山山行は終了です。
11月からの雪山山行を振り返って特に印象に残っているのは
☆厳冬期悪天候の赤岳〜硫黄岳縦走
☆4月の黒戸尾根からの甲斐駒
☆GWの奥穂登頂
でしょうか。昨年からの懸案でしたのでやり遂げられて満足してます。
来シ-ズンはどの山へ行こうかな。
雪山はほんと楽しいですね。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1994人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
爺ヶ岳日帰り、お疲れ様でした
後立山、本当にいいですね
鹿島槍、本当に綺麗な峰ですね、うっとりします。
私は雪がない時期にしか歩けませんが、また行きたくなりました
来シーズンのことを考える前に今年の夏山のことでも悩ましいですね
siriusさん、こんばんは。
まだまだ新雪があるようですね。
劒や鹿島槍、そして爺の山容はいつ見てもいいです。
この時期は、扇沢方面から鹿島槍の日帰りはなかなか難しいですね
爺ヶ岳お疲れ様です。
爺ヶ岳の到着時間から考えるとちょっと鹿島槍は厳しそうでしたね。
それにしても今シーズンは多くの雪山に行かれましたね。
流石です。
shira-gaさんコンバンワです。
素晴らしい残雪時期の鹿島槍ヶ岳周辺、これを見てしまうと行きたくなりますね。
天気もまずまずで良かったですね。
お名前は前々から拝見しております。
こんにちわ。
未踏の山々の美しい雪の姿を見てテンションあがってきました〜。
鹿島槍はやっぱりきれいですねぇ。
GWに八方尾根からちらっと見えましたが、爺から見る方が迫力ありますよね。
またレコ楽しみにしております。
shira-gaさん、こんばんは。
昨夏、後立山を縦走したときに鹿島槍の秀麗な山容にすっかり魅せられました。
雪を纏ったその姿も見る者を虜にしますね。
ほんとに素晴らしい山です。
日を改めて日帰りで行ってみます。
今夏どの山へ行くのか考えるだけでもワクワクしてきますよ。
kusmmkさん、こんばんは。
先日、北アに降雪があったようですね。
残雪期とはいってもまだまだどの山も真っ白でした。
それを眺めるだけで大満足です。
特に鹿島槍は見ていて飽きない。見惚れてしまいますね。
柏原新道が開通したら日帰りで鹿島槍へ行ってみるつもりです。
MATSUさん、こんばんは。
もう少し早く爺へ着けるかと思っていたんです。
でもそうだとしても鹿島槍の展望だけでもう十分といった感じだったと思います。
雪山を始める前はその素晴らしさに気がつきませんでした。
やればやるほどハマッテいく感じでキリがありません。
来シ−ズンも雪山に夢中になりそうです。
kintakunteさん、こんばんは。
お陰さまで好天に恵まれました。
あの展望があるのとないのとでは雲泥の差がありますからね。
充実した山行でした。
後立山は昨夏縦走しましたが今も強く印象に残ってます。
無雪期でもそうなので積雪期だと尚更ですね。
来シ−ズン、雪の鹿島槍へ行きます。
tamaoさん、こんばんは。
以前、西穂のレコでコメントを頂いていますね。
ありがとうございます。
私は爺からの鹿島槍が気に入ってます。
ほんとに綺麗ですね。惚れ惚れしちゃいます。
ゴタテは登って良し、眺めて良し。
お薦めの山域ですよ。
日記を拝見しました。
体調はいかがですか。万全な体調でテンションあげてガツンと行っちゃって下さい。
レコ拝見しますね。
siriusさん、こんばんは。
鹿島槍は登っても良い山ですが、眺めても双耳峰が美しいですよね
来年は爺の東尾根からですか?
確か加藤文太郎も東尾根から鹿島槍に登ったと記憶しているのですが、同じルートかもしれません。
それにしても、雪山をがっつり歩かれてうらやましいです。
私はいろいろあって不完全燃焼だったので、
来シーズン頑張りたいです
nagagutuさん、こんばんは。
昨夏、ゴタテを縦走した時にすっかり鹿島槍の虜になりました。
出来れば雪の鹿島槍を登りたかったのですが・・・。
でも久しぶりに間近であの秀麗な姿を見ることができてとても嬉しかったです。
来シ−ズンは加藤を意識して登っちゃおうかな
ところで話は変わりますが、先程までnagagutuさんの八ツ全縦のレコを拝見していました。
健脚のnagagutuさんが途中リタイヤするほど過酷な縦走なんですね。
それにしても蓼科から夜道を自転車で小淵沢まで行くなんて・・・それはそれで凄い と思います。
私には真似できません。
とりあえず来週、ル−トの下見を兼ねてテン泊で観音平
から蓼科まで歩いてみるつもりです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する