山行記録: 常念岳～大天井岳 日帰り登山

そろそろ登山シーズンが始まろうとしているものの、今年は残雪が多いらしい、事前の調べではまだまだ残雪が残っていそうだ、どこに登ろうか迷ったが昨年の今日も常念岳に登っているから、まあ行けるだろうと安易に選択。昨年は三俣から登り蝶が岳周回コースだったが、今年は一の沢から常念に登り大天井に足を延ばす計画を立てた。登りはじめは余裕だったのだが、雪渓の直登には正直参った、永遠に続くのかと思われる直登、かなり堪えました。
本日は快晴ということもあり、常念乗越に着いたときの迫ってくる景色は圧倒されるものがありました。
休む間もなく常念岳登頂を目指しますか、常念小屋前にザックをデポし、身軽になって望みます、目の前に山頂が見えるのに中々進みません。雪渓の登りでかなり体力を消耗しています。
何とか頂上に着き、これまた雄大な景色に見とれます。
さあ次の目標は大天井、見た目的には去年登った蝶が岳と同じくらいの距離、これなら行けそうだと下山を開始、途中高齢者グループに遭遇、最高齢は80歳近くだと、それにしても健脚、見習わないと。
常念小屋前で少し休憩し先ずは横通岳に向かいます、雪渓の登り返しはとてもきつかった。雪渓をこえ夏道に入ったが先はとてつもなく長い、途中2組とすれ違ったがあとは人の姿は全くない、あそこが山頂かと思えば更に先、そんな事を繰り返しそろそろ時間制限がかかりそうな時刻に、あと30分先に行こうと決めたが、山頂は更に先、今回は本当に辛い道のりで正直途中で何度も引き返す誘惑に、最後の大天井山荘まで来たのにそこでもリタイヤの誘惑が、でもここまできたのにあと目標時刻を30分延長し最後の力を振り絞って山頂を踏むことが出来ました。
途中ほぼ人に遭わなかったのだが、我々の登頂と時を同じくしてつ燕方面から来た登山者2名と遭遇、誰もいなくて寂しかったのでとても励みになりお互いに登頂の喜びに浸りました。
時間も大分予定より遅くなったので長居は無用、帰りのことを思うと気持ちがはやります。しかし思ったより帰りは早く、遅れを取り戻し予定時刻に下山することが出来ました。それにしても今回の山行きはきつかったが満足した1日でした。

天候	終日快晴
過去天気図（気象庁）	2017年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車一の沢登山口駐車場はまだ余裕ありアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	沢登りはほぼ雪渓、腐れ雪で踏み抜きに注意しました。登りはアイゼン無しでも大丈夫だったが、下りは滑落の危険からアイゼン装着しました。
その他周辺情報	今冬は雪が多かったのか数か所、倒木が登山道を塞いでいました。