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Yamareco

記録ID: 1149573
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

雨の恵那山

2017年05月25日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
yosshi- その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:21
距離
10.8km
登り
1,093m
下り
1,064m
天候
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯田山本IC下車(園原ICは下りに出口の無いハーフICのため)
コース状況/
危険箇所等
危険個所は駐車場から林道歩き後の登山口にある渡渉箇所一点のみ。
雨後は通過可能か阿智村役場に電話で確認した方が無難。
その他周辺情報 ・飯田山本IC下車後、左折して阿智村方面に向かうと朝食を食べられるお店はありません。IC下車後、右折するとすぐに「吉野家」「すき屋」があり、24時間営業のスーパー「西友」があります。
・飯田山本ICから阿智村方面にコンビニは数件。セブンイレブンが二軒あったのは確実。
・今回の下山後の温泉は昼神温泉郷を利用。「湯ったり〜な昼神」600円。恵那山の登山バッヂあり。
広河原登山口のゲート前駐車場。僕ら以外に誰もいません。右側の小屋はトイレで思いの外キレイです。
2017年05月25日 08:58撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 8:58
広河原登山口のゲート前駐車場。僕ら以外に誰もいません。右側の小屋はトイレで思いの外キレイです。
ゲートからの林道歩き。雰囲気は出てる。
2017年05月25日 09:16撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 9:16
ゲートからの林道歩き。雰囲気は出てる。
駐車場から40分ほどで登山口に到着。
2017年05月25日 09:36撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 9:36
駐車場から40分ほどで登山口に到着。
登山口から河原に降りてすぐの渡渉。増水はしていませんでした。
2017年05月25日 09:38撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 9:38
登山口から河原に降りてすぐの渡渉。増水はしていませんでした。
ギンリョウソウ。
2017年05月25日 09:40撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 9:40
ギンリョウソウ。
青々とした木々の下つづら折りの道を登る。
2017年05月25日 09:58撮影 by  F-03H, FUJITSU
5/25 9:58
青々とした木々の下つづら折りの道を登る。
このルートはササがいっぱい。
2017年05月25日 10:24撮影 by  F-03H, FUJITSU
5/25 10:24
このルートはササがいっぱい。
ヤブ漕ぎめいたササの道。
2017年05月25日 11:15撮影 by  F-03H, FUJITSU
5/25 11:15
ヤブ漕ぎめいたササの道。
イワウチワ。群生してました。
2017年05月25日 11:39撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 11:39
イワウチワ。群生してました。
バイカオウレン。登山道の脇にずらっと咲いてます。
2017年05月25日 12:03撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 12:03
バイカオウレン。登山道の脇にずらっと咲いてます。
山頂まであと少し。
2017年05月25日 12:17撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 12:17
山頂まであと少し。
山頂に到着。なお、ガスの中かつ木々に囲まれているので展望はありません。
2017年05月25日 12:27撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 12:27
山頂に到着。なお、ガスの中かつ木々に囲まれているので展望はありません。
ショウジョウバカマ。山頂付近にちらほらと。
2017年05月25日 12:34撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 12:34
ショウジョウバカマ。山頂付近にちらほらと。
恵那山山頂小屋。大きくはないけれどきれいな避難小屋です。反対側にトイレあります。
2017年05月25日 12:41撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 12:41
恵那山山頂小屋。大きくはないけれどきれいな避難小屋です。反対側にトイレあります。
御嶽山と乗鞍岳。はるか遠くに穂高が見えて、右側の中央アルプスは木が邪魔でよく見えません。
2017年05月25日 14:16撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 14:16
御嶽山と乗鞍岳。はるか遠くに穂高が見えて、右側の中央アルプスは木が邪魔でよく見えません。
ガスが晴れ、ササ原から南アルプスが一望。
2017年05月25日 14:38撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 14:38
ガスが晴れ、ササ原から南アルプスが一望。
2017年05月25日 14:42撮影 by  F-03H, FUJITSU
5/25 14:42
中央アルプスと南アルプス。
2017年05月25日 14:42撮影 by  F-03H, FUJITSU
5/25 14:42
中央アルプスと南アルプス。
本日のお宿。
2017年05月25日 21:59撮影 by  F-03H, FUJITSU
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5/25 21:59
本日のお宿。
撮影機器:

感想

 今回は二連休を利用して、恵那山と伊吹山へ登る計画です。
恵那山に登った後に愛知県へと移動して一泊。
二日目に伊吹山へと登り、高速道路のSAでお土産を買いながら帰って来る予定。

 まずは初日の恵那山。
天気は生憎の雨模様となりました。
自分一人なら中止にして観光へとシフトするところですが、今日は三人で来ているという事と土砂降りという訳でもないので予定通りに登りに行きます。

 広河原ルートの起点となるゲート前の駐車場に到着すると車は停まっておらず、予想通りの静かな山歩きになりそうです。
駐車場にあるトイレは比較的キレイな状態でした。登山届の用紙と提出用の箱も設置してあります。
諸々の用意を済ませ、今日はスタート時から雨なので雨具を着込んでいざ出発。

 最初の林道歩きでは特に注意するところもなく、河原に転がっている巨大な岩々に驚いたり、やたらと劣化の激しいトンネルをくぐったり、雨の山の雰囲気を味わいながら舗装路を40分程歩いて広河原登山口に到着。
ここから山道に入ります。

 初めに河原へと下り、丸太の橋を渡ります。
朝に村役場へ確認の電話をした時点ではまだ観測データが届いていないという事でしたのでやや不安もありましたが、増水している様子もなく水もきれいで一安心。

 渡渉後は樹林帯の中を一気に登って行きます。
雨の樹林帯ですがあまり暗さを感じず、新緑の季節という事もあり周りの木々は青々としていてどこか明るさを感じます。
足元に目を向ければスミレやギンリョウソウが咲いていたり、頭上に目を向ければ広葉樹の青々とした若葉と針葉樹の濃い緑のコントラストが急登に疲れた体を楽しませてくれます。
道中には300メートル間隔で道標が立てられており、登山口から山頂までの距離を教えてくれます。

 稜線に出てからは比較的穏やかな登りになります。
途中ササに覆われた道をヤブ漕ぎの如く通る箇所が何か所か出てきます。
積もった雪で倒れたササが道を塞ぎ、道も足元も見づらいです。
雨が降っていなくても水滴で濡れるので雨具の装備が必要です。
しかしこのササ原からは南東の方角が開けていて晴れた時には南アルプスを一望できます。
登りではガスの中で碌に見えませんでしたが、下りの時にはガスが晴れ、雲海に囲まれた南アルプスを望む事が出来ました。
これには結構感動しました。
連れの一人もこの景色を眺めるためにもう一度来たいと言うほどです。

 数か所のササ原を抜けると再び樹林帯の中の登りがでてきます。
この辺りも良い雰囲気があります。
道中にはイワウチワの群生箇所や、木の根元からコケと一緒に咲いているバイカオウレンなどがありました。
ヤマザクラはほぼ終わりで花びらが登山道を彩っていました。
9番目の道標を超えた先からニセピークが出てきますが、後少しなので頑張ります。

 樹林帯の中を進んで行くといつの間にか山頂に到着します。
2191mの恵那山山頂です。
山頂は展望台が設置されていますが、苛立つ程に周りの木々が邪魔をして展望は良くありません。
到着時にはガスっていたので何も見えないために態々上りませんでしたが、下山時には雨が上がっていたので上って見たところ、雨上がりの澄んだ空の向こうに見える御嶽山や乗鞍岳、中央アルプスに北アルプス、その全てが木々に邪魔されて見づらいのが非常に残念でした……。

 山頂から更に先へ進むと数個の小さな祠が建っており、そこを抜けて少し下ると避難小屋と公衆トイレのある広場に出ます。
今日は雨が降っているので昼食は小屋の中で取ります。
恵那山山頂小屋はあまり広くはありませんが結構キレイです。
土間には薪ストーブが設置してありますがあくまで非常用との事。
頭上に張られているロープと棒に雨具を引っかけてから、お湯を沸かしてラーメン。
小屋内の温度は13℃くらいだったので、暖かいラーメンが実にうまい。
小屋の記録ノートを眺めながら昼食を取っていると、雨が少し止んで明るくなってきました。
上にも書きましたが、登り時はほぼガスっていたので下山時に期待をして出発。
この時小屋の裏手にある岩場に行かなかったのを少し後悔。
後で調べたところ、その岩場が一番景色が良いんだとか。
次の機会に取っておきます。

 下山時には上にも書いた通り一部でガスが晴れ、雲海の上に数々の名峰山域が姿を見せてくれました。
あれは登った、あれは登ってない、また行きたい、いつか行きたい。
良い景色を見ると登山意欲が湧いてきますね。
今回はピストンなので下りでは特に注視するところも無く、ほぼコースタイム通りに下山。
登山口近くの渡渉も増水は無く、汚れた雨具を脱いで軽く洗ってから駐車場へ。
全員ケガ無く無事下山です。

 なお、林道を歩いている最中に山からの落石がありました。
崩壊注意や落石注意の看板のある付近だったので、やはりそういう箇所は気を付けなければと登山の最後に改めて気付かされました。
勝って兜の緒を締めよ、というやつですね。

 下山後の温泉は昼神温泉郷の日帰り温泉「湯ったり〜な昼神」。
大人600円でお風呂は広め、露天風呂あり。
恵那山の山バッジも売ってます。
風呂上りには飯田市市街へ戻り、飯田名物の揚げ餃子に舌鼓を打ってから一路愛知県は小牧市へ。
本日の宿はスーパー銭湯「小牧天然温泉スパ ガーラ」。
入館料1512円+深夜料金1350円で、朝11時まで居られます。

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