金峰山表参道(鷹見岩〜摩子の山〜五里山〜チョキ)
- GPS
- 13:02
- 距離
- 35.2km
- 上り
- 3,170m
- 下り
- 2,732m
コースタイム
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 13:13
18:35コレイ坂-18:49甲府市森林浴広場
天候 | 晴れ、朝のうち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
帰り:勝沼IC 観音峠〜長窪峠(大野山林道)、昇仙峡〜黒平(野猿谷林道)は通行止め。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道上に積雪はほぼありません。(あっても避けられる程度) ・表参道は破線ルートですが、林道からの取り付き地点がわかりにくいのと、 それに続く防火帯付近は踏み跡がほぼありません。 その後は踏み跡明瞭ですが、上部のハイマツ地帯は分岐が多数ありました。 (間違った方に行くと猛烈なハイマツ漕ぎ) ・鷹見岩も破線ルートですが実線並み。山頂直下に鎖場あり。 ・五里山は完全なバリエーションルートで、しかも難易度高めでした。 地図読みはもちろん、滑落の危険性のある岩場交じりの急斜面が続くので、 三点支持が必須ですが、腐った木が多いので要注意。 ・チョキは破線ルートですが、踏み跡薄めでバリルートに近い感じ。 ただしほぼ尾根を歩くので、ルートファインディングは比較的容易です。 |
写真
感想
金峰山は瑞牆山荘、大弛峠、廻目平という3つのメジャーな登山口がありますが、
今日は甲府側の第4のマイナーな登山口からスタートです。
その名も表参道、大弛峠が開通するまではメジャーなルートだったのでしょうか。
目的は山梨200名山候補の鷹見岩、摩子、五里山、チョキ、袴腰の実地調査、
今日は金峰山はおまけです。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?cid=143
チョキから八幡尾根を利用するときれいな周回ルートが描けるのですが、
八幡尾根は激藪とのことで、あっさり断念しました。
表参道の登山口はぼおっと歩いていると見過ごしそうなわかりにくさでした。
最初はバリルートかと思える程踏み跡がほとんどなく、
登山口のしょぼさといい、表参道の名前負けしている感じでした。
カラマツ等の樹林帯や沢沿いを歩きますが、展望が開けてくる頃からちょうど晴天。
途中からはシャクナゲとハイマツ地帯、藪ということはなかったのですが、
昨日の雨でびしょ濡れ。
咲いていないシャクナゲは本当に癪に障ります。
最後はまさに山頂に飛び出し、感動のフィナーレ(今日は先が長いですが)。
山頂は4〜5組しかいなくて、ちょっとびっくり。
まだ大弛峠のバスが開通前だったせいでしょうか。
それでも瑞牆山荘の方へ下山すると、100人近くすれ違ったかもしれません。
最初の目的地鷹見岩は稜線からわずか外れるだけですが、360度の絶景ポイント。
夜叉神峠近くの辻山といい、今回の鷹見岩といい、
ほんのちょっとの立ち寄りですが、静かな穴場スポットです。
今日最も心配していたのは五里山。
バリルートしかない上に、どこから行っても急峻とのこと。
最初サインがあったりして楽勝かと思いきや、
噂通りの急登の連続、フカフカの地面といい、アキレス腱が悲鳴を上げます。
2時間半の登山とは思えない体力、判断力、集中力のいる山でした。
それでも双耳峰?の山頂からの景色は、苦労に報われます。
チョキは五里山下山口から西側の尾根をバリルートで登る予定でしたが、
五里山で相当体力を使い切ってしまったので、
標高差500m以上をバリルートで登り続ける自信がなくなり、
林道経由の第2のプランに変更。
しかしチョキの登りも地面が柔らかく、最後に登る山としてはきつかったです。
下山は日没とほぼ同時、久々に13時間以上歩き続けました。
今日の最大の収穫は鷹見岩、それに五里山が続く感じでした。
帰りは狭い林道が延々と続く牧丘〜勝沼インターへのルートを選択したため、
登山同様車の運転にも気を使い、疲れ切った、でも達成感のある一日でした。
hirokさん、こんばんは!
金峰山はご無沙汰ですが、表参道は昔からずっと歩きたいと思っていたルートだけに、とても参考になりました。
ただ、森林浴広場からはとても大変そうで私には厳しいので、川上牧丘林道の途中から、水晶峠辺りからスタートしたいと思っています(勿論金峰山ピストンです)。
それにしても今回の大周回、凄い距離&凄いコースですね〜。
見入ってしまいました。
kazu405さん、こんばんは
正統派登山を目指すkazu405さん、表参道に目を付けていたとはさすがです。
私は今回の計画をするまで、ほとんど考えたこともなかったです。
川上牧丘林道途中から金峰山、大弛峠を経由しての周回コースを歩く方も多いようですね。
大弛峠と瑞牆山荘からの入山者数はものすごい数ですが、
表参道だと実に静かな山行が楽しめます。
この日は少し霞んでいましたが、富士山や南アの眺望も早い段階から望めます。
森林浴広場からだと、瑞牆山荘ピストン+1時間ぐらいだと思います。
ピストンだとそれほど厳しくないと思いますが、今回はかなり欲張ってしまいました。
バリっぽい所が多くて、予想以上に足への負担が大きかったです。
hirokさん コンばんは
五里とチョキはオッサンの目印あったかと思います。
五里山は、あの看板手前の沢を登坂するべきでした。
せれが正規?ルートの様です。regさん用は設置しましたが¨
まー長い距離お疲れ様でした。
クリスタルラインの帰路運転も大変だったと思いますワイ
kazuhagiさん、こんばんは
五里山は途中から修正し、堤の先からはkazuhagiさんが設置したと思われる
赤テープを参考にさせていただきました。
一定間隔で頼もしかったです。
でも気づけば向山への直登ルートだったのですが、
kazuhagiさんは鞍部から下山でしたよね。
ずっとテープあったと思うのですが、謎ですね。
それにしてもどこが正規ルートかわからない山ですね
チョキのピンクテープは一部トラバース気味のルートをたどっていたので、
逆らって直登しました。
kazuhagiさんが設置していたと知っていれば、敬意を表するべきでしたね
hirokさん、こんばんは。
珍名山めぐりかと思ったのですが、
山梨200の候補なんですね。
ヤブや岩、不明瞭な踏み跡など、なかなか、てごわそうな山です。
それを繋ぎますか... 仙人の領域に入ってますね。
金峰山の登りで、
岩が3つ直列する写真。本物見たら、ぞくぞくしそうです。
sat4さん、こんばんは
以前登った山でも新しいルートで登ると、新たな発見があって楽しいですね。
ご指摘の通り、岩が直列する景観、見事でした。
金峰山を目指す100人の内、1人も選択しないルートでしょうが、
なかなか変化があって、満足でした。
皆さんがいろいろな候補の山を挙げてくれるので、
機会を見つけて調査に行ってます。
過去に行った山を違うルートで行ったり、こんないい山があったのかという発見もあり、
とても楽しいです。
今回の中では鷹見岩はちょっとした立ち寄りで行ける所なので、是非。
大混雑の金峰山、瑞牆山と違って、とても静かな絶景が楽しめる山頂でした。
hirokさん。
人々が4〜5回に分けて行う調査を、一日で、
しかも表参道からとは、毎度ながら脱帽の山行です。
表参道はいつか行ってみたいと思っていたので、
参考になりました。意外に、登山道が残っている感じですね。
♯19はとてもいい構図ですね〜〜
五里山は、hirokさんの山評価が高かったので、
いってみようとモチベーションが上がりました!
でも山梨200にするためには、もうすこし登山道整備が
必要かな〜〜 山梨組で頑張らねば!
5つの山梨200の調査お疲れさまでした。
yama-ariさん、こんばんは
甲府盆地を越えると遠征という気分になり、ついつい欲張ってしまいます。
チョキを登り始めたのは17時過ぎだったので、今日は止めようかとも思ったのですが、
チョキだけ後日登るのは気が引けて、欲張ってしまいました。
その点、空いた時間帯に一般道で気軽に行ける山梨県民は羨ましいです。
五里山は何とも謎が多い山です。
最高地点・・・あるく岩(約1740m、多分山岳会が名付けた名称)
山頂標識・・・1730m地点
山と高原地図山頂・・・1722m地点
三角点・・・向山(1673m)
眺望はあるく岩がベストで、特に鷹見岩の眺めが素晴らしかったです。
あるく岩は崖の突端という感じで、奥秩父方面の展望が開け、
五里山は八ヶ岳、南ア方面が開けるので、2つ合わせるとほぼ360度の展望でしょう。
kazuhagiさんの赤テープは大いに参考になりましたが、
この山を安全に登るには、ロープの設置が必要かもしれません。
何故かあるく岩だけ2ヶ所ロープが設置されていました。
hirokさん、こんばんは。
sat4さんに同じく、見たことがあまりない方向からの
五丈岩まで3つの岩が連なる写真は、これだけで、このルート
に行ってみたくなる光景です
そして、鷹見岩はいつも帰りに寄ろうと思って、やっぱり
やめたのパターンになる(このパターンを半分予想して歩いているのですが。。。)
しかし、大日岩の全貌は魅力的ですね!
金峰山、5年以上ご無沙汰ですが、また考えてみようかな。
下記はおもいっきり共感します
「咲いていないシャクナゲは本当に癪に障ります」
youtaroさん、こんばんは
そうなんです、違うルートで登ると新たな発見があり、それがとても楽しみです
鎖場の一枚岩が現れるあたりから、ダイナミックな展望が味わえました。
ちょうどガスが切れ始めて、テンションあがりっぱなしの時間帯でした。
予想通りでしたが、誰もいなくて静かでしたし。
でも、シャクナゲにはびしょびしょにされましたが。
花が咲いていたら許していたのでしょうが
今年はだいぶ遅めのようです。
鷹見岩は往復30分もかからないほどなので、立ち寄ることを強くおススメします。
この山頂でコーヒー飲むといいなあと思ったのですが、
既に金峰山で飲んでしまい、ちょっとタイミングミスりました。
大日岩、あんなにでっかかったのですね
hirokさん、こんにちは!
山梨の気温はどうでしたか?
私、すっかり暑さに懲りまして、当分近づきません
それにしても、目指すピークの為には、労力を惜しみませんね!
CTの自動計算区間、全体の40%しかないですよ
こりゃ〜キツイわけだ
高みを目指すそのパワー、いったいどこから来るのでしょうか?!
体力もさることながら、精神力が余程強くないと、毎週の出撃を
含め、とても無理ですね
tailwindさん、こんばんは
この日は涼しかったですよ
暑がりの私も、金峰山山頂では長袖着用。
やはり高山(&森林限界)はいいなあと思った瞬間でした。
先週末は特別だったと思いますが。
今回はちょっと欲張り過ぎでした。
地面が柔らかい急登区間があったので、予想以上に苦戦
足へのダメージが大きく、一般登山道の歩きやすさを痛感でした。
少し精神的に成長できたのは、最後のチョキへのピストン。
かなり足にきていて、一度自転車に乗ったのでそのまま下りてしまおうと思いましたが、
気力だけで登った感じでした
毎週の出撃に、精神力は不要のような気がしますが
hirokさん こんばんは
このルートで金峰山に向かうとは、さすがhirokさんですね。
表参道コースというのですね。自分には少しきついかも…。
ところで、今年は、甲武信岳から瑞牆山荘まで泊りで縦走を
計画していますが、途中にある鷹見岩からの景色があれほど
良いとは知りませんでした。通過する時には必ず立ち寄ると
決めました。良い情報をありがとうございました。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
東西北ルートは既に行ったので、最後に残った南側のルートに行ってきました。
他とは比べものにならないほど人が入っていないルートですが、
五丈岩を見ながら登るルートはなかなか趣がありました。
甲武信ヶ岳から瑞牆山荘への縦走、いいですね。
人が多い所と、とても少ない所を認識できると思います。
鷹見岩は私も今まではスルーしていたのですが、
30分ほどの往復でこれだけの眺望が見られるので、是非お立ち寄りください。
一ヶ所、大日岩の全貌が見られるスポットがあるので、お忘れなく。
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