甲武信ヶ岳〜毛木平から周回
- GPS
- 08:40
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 8:15
天候 | 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道長坂ICより40分 無料ですがよく整備されています 水洗トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山カウンターがありました 十文字峠から三宝山まで少し岩場や鎖場があります ピンクテープ多数のため迷うリスクはほぼなさそう 残雪もわずか |
その他周辺情報 | 十文字小屋のトイレが超絶キレイ(土禁) 200円 |
写真
感想
土曜日に仕事の後、22:30自宅を出て、毛木平駐車場に2:00前に到着。真っ暗なロードはタヌキに注意。二匹ほど飛び出して、危うく轢きそうになった。
4時に起きるとあたりはすでに明るく。軽くエネルギー補給して霧の中を歩き始める。ちょうど良い寒さ。ひと登りでシャクナゲの群生が現れる。霧の中にひっそりと咲き乱れる花は本当に美しい。この時期に来てよかった。
十文字小屋のあたりも今が見頃で、朝露に濡れた桃色が可憐だ。この森はサルオガセもたくさん揺れていた。
十文字小屋からはアップダウンの多い、少し険しい道を行く。岩や木の根に注意。こういう道は好きなのに、なんかいつものように山スイッチが入らない。寝不足のせいか脚が重くて、頭もフラフラする。白岩山でどら焼きとあったかい紅茶で大休止したら完全復活した。単なる血糖値の低下だったみたい。そいえば昨日はまともにお夕飯食べてなかったなと反省する。
三宝山までは苔やコメツガ、シラビソの素敵な森をゆるゆる歩く。すごい楽しい。そして埼玉県の最高峰、三宝山はこじんまりとしたフラットなスペースがあって、展望はないけどいい感じ。少し脇道に入ると岩のうえから甲武信ヶ岳と富士山がよく見える。
ここまでの縦走路にはたくさんのシャクナゲがあって、葉っぱはしっかり開いていたけれど、蕾をまだ固く。これから咲き始めたら本当に綺麗だろうなと思った。
三宝山からはもうひと頑張りで甲武信ヶ岳。ここは2度目なのに全くイメージが違った。立派な標識がそびえていて360度の展望。
どこから来たのかと思うほど、たくさんの人で賑わっている。関西方面から来ているツアーの団体さんもいた。百名山はやはり人気高い。
一月に行った金峰山の五丈石が遠くに小さく見えた。国師ヶ岳を超えて、いつかこの稜線を辿ってみたい。
帰りは千曲川源流から沢沿いの明るい道を下りて行く。たまに高巻きがあるくらいで、ずーっと緩やかな下り。源流の一滴は見れなかったけど、下るにつれて、支流を集めた川の流れが勢いを増して行く。あたりにはたくさんの小さな花が咲いていた。
林道と合流し、大山祀神社て今日の良い日に感謝する。大好きな黄色いスミレに出会えて幸せだった。大好きなカラマツの新緑も感動だった。
予定より早く下りてこれたので、駐車場でコーヒーを沸かしてまったり。キラキラの太陽に今年初のエゾハルゼミの音色。鳥のさえずり、キツツキのドラミング。やっと訪れた奥秩父の春をみんなが歓んでいるようだった。
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