有間峠〜蕎麦粒山 サラサドウダンと道迷い(巻き道)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 897m
- 下り
- 902m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蕎麦粒山の巻き道は要注意。 国土地理院の地図の巻き道は”完全に”消滅していると思います。 |
その他周辺情報 | 浦山ダムの見学が出来ます。 |
写真
感想
月曜"日"帰り登山を伝えたいMon-Dayです。
先週ウノタワ周辺で見られなかったチチブドウダンでしたが、近場の蕎麦粒山方面でサラサドウダン(とシロヤシオ)が見頃とのレコを拝見してあと1週もってくれ〜と希望を持って歩いてきました。
それと三ッツドッケ(天目山)は未踏なので併せて行ってしまおうと計画。
意外な結末が・・・。
今日は1日晴れの予報で夕方に10%の降水確率でした。有間峠へ車では初めてです。
歩きは始めて51号鉄塔を過ぎた辺りで「ああああ〜〜」とつい奇声を出してしまうくらいの嬉しさでした。
初サラサドウダン!可愛いさとキレイさ、どっちが勝るのだろうかナドと考えたり。
レコを上げてくださったayamoekanoさん御一行、YYTAIさん御一行に感謝します。ありがとうございました!
その後も日向沢ノ峰〜蕎麦粒山間に10本近くサラサドウダンはありました。
個体差で花びらの先端のピンクの部分の幅が広いのと狭いのと違いがあるのですね。
ミツバツツジの花びらは地面に落ちていましたが、シロヤシオは散ったものも含め全然見なかったです。
三ッツドッケへ行くのに、有間峠周辺〜蕎麦粒山は昨秋歩いているので、行きは蕎麦粒山の巻き道で帰りに蕎麦粒山のピークを踏む予定でした。
以前から巻き道が怪しいのは知っていましたが今年からスマホに切り替えてGPSの凄さを知り、ヤマレコMAPに頼りきっていたので特に調べもしなかったのです。
それでも大丈夫だろうと。
道中色々ありましたが・・、蕎麦粒山で食事が終わる頃に先輩男性の2人組みが三ッツドッケ方面から登って来て、お花の事や道の様子についてお話しました。
歩き易い道で向こう方面では5〜6人とすれ違ったらしいです。
お別れの挨拶をして先に下山をしました。
オハヤシの頭で挨拶をした日本語が上手な白人男性は川苔山から来たらしいです。
サラサドウダンの話をすると既にいくらか撮っていたらしく見せてくれました。
やはりどの国の方でもキレイに見えるのでしょうね。
花の名前をお教えすると覚えたいらしくて「サラサ・・ドウダン?」と復唱していました(笑)
時間は短かかったですが、自分的には濃密な時間となりました(汗)
帰りの車中で予報外れのどしゃ降りに遭い、山でなくて良かった・助かったと思いました。
【道迷いの考察】・・・興味を持った方のみどうぞ
蕎麦粒山直前の鞍部の左に見える大きな岩の辺りから巻き道方面に適当に進入しました。赤テープ等の目印を探したけど見当たりませんでした。
薄い踏み跡を行くとすぐ下の方にはっきりとした道が見えたので、登山道だと思い込みました。この時点で早々に道迷い確定でした(><)
山と高原の地図のアプリでログを取っていたので、家に帰ってヤマレコMAPのみんなの足跡とよく見比べてみると踏み跡を進み標高差で5〜60mを登って鳥屋戸尾根分岐に行けるようです。
国土地理院地図のような平坦な道だと思い込んでいて、実際そうだったのでどんどん進んでしまいました。右上に常に尾根が見えていたのでその内尾根が下がって来て仙元峠の辺りで尾根道に復帰するものだと思い込んでいました。
スマホ画面の現在位置が道迷いをした辺りで止まってしまっていて、いくら経っても尾根が下がって来ないし、小さい尾根はいくつか跨いだけど昨秋蕎麦粒山の頂上から見た鳥屋戸尾根って太かったよなあ・・と少しづつ疑心暗鬼になってゆきました。
30分程来た辺りで戻ることも考えましたけが、ここで戻っても果たして最初に進入した岩の箇所に上がることが出来るのか不安でした。
最悪はそこの地点からまた30分戻った辺りで尾根に乗ることにして、もしかしたら正規ルートのような気もしたので←甘すぎる・・ もう少し進んでみることにしました。尾根に乗れればGPSが復活するだろうと期待もしていましたし。
※家に帰ってから3月19日に行方不明者が出ているのを初めて知りました。途中救急ポーチが枝に掛けてあったけど。。中を見たらシップ、モンベルの鏡、確かレパミドって感じの名前の白い錠剤が沢山入っていましたけど、関係ないかな?と思っています。
右手の尾根がず〜っと下がってきた辺りで画像にある「水源林巡視道」のプレートを見て初めてここは登山道じゃない!と認識しました。←遅すぎですが。。
尾根に登り登山道ぽいので少し安心しました。
今いる位置に戻って来られるように木の棒を立てたりケルンを積んで目印を作り、ピークを数えながら慎重に進みました。
尾根上の先に見える最後のピークに望みを掛けて突き進むと、『笙之岩山』の山頂標識が目に飛び込んできました。
衝撃的でした。未知のものに対する恐怖も憶えました。
地図で確認し、ようやく鳥屋戸尾根の巻き道的な道を歩いて来たのだと判明しました。お腹が空いていたので少し食べて飲みました。もう安堵して良いはずなのに、ここを早く立ち去りたい!という急かす気持ちが沸いていました。
その後は尾根道を蕎麦粒山に向けてひたすらと進みました。
リチャレンジに向けて、三ッツドッケだけに以下3点を今後守ります。
1、スマホを持つ以前のように基本は地形図とコンパス
2、現在位置を常に確認する作業を怠らない
3、初めての道はヤマレコで予習をしておく
長々と書き連ねましたが何かのお役に立てれば幸いです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。 by Mon-Day
※救急用ポーチの話を青梅の山岳救助隊に伝えたところ、3月19日に遭難した人は発見されていると。生死は聞かなかったので不明です。なのでポーチの情報に興味を示さなかったので電話を切りました。 6/7記
※三角点と標高点の違いを理解していなかったのでおかしなコメントになっています。←済みませんでした。反省。
標高点も現地測量だと標石があり、写真測量だとないと勉強しました。6/14記
コメント
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シロヤシオは跡形も無かったですかぁ~!
地面に落ちた花びら位あっても良さそうなのに...。
サラサドウダンはまだ咲いていて何よりです♪
特に、21枚目写真はとても綺麗ですね。
あらっ~、三ッドッケかと思ったら、笙ノ岩山でしたか!
それはビックリしますよね。
また、戻るのは大変だったことでしょうが、何事もなく良かったです。
お疲れさまでした。
アヤモエさん、おはようございます!
山の一週間は早いもので、シロヤシオは全く跡形も無かったですね。
対してミツバツツジの散った花びらは幾らかは見かけたので不思議に感じました。
先週ウノタワでecoooさんにサラサドウダンの画像を見せてもらって、ここらにも咲いている事を知りました。
アヤモエさん&Olive-moreさんのレコを見た時は、休んででも行きたくなりました(笑)
最新の花情報を知れるのはヤマレコの良い所ですね。
サラサドウダン情報に感謝します。ありがとうございましたm(_ _)m
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