常念岳〜蝶ヶ岳一泊★三股から周回★お宿はクロスオーバードーム
- GPS
- 27:19
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,129m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:51
天候 | 6月12日 曇り時々晴れ 6月13日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三股〜常念岳:きつい登りだが、体力があれば問題ない。 常念岳〜蝶ヶ岳:残雪の急斜面、踏み抜きあり。ピンク布でルート目印あるので、見落とさないように。つぼ足、ストックのみ使用。逆コースでは、下りで急斜面があり、雪面状態によってはアイゼン必要です。 蝶ヶ岳〜三股:下山開始間もなく急斜面の残雪があります。早朝冷え込んだ際は、雪面硬くなっています。つぼ足では滑落の危険があり厳しいです。2200m付近まで、残雪、夏道が交互に現れますので、アイゼンを付けたままにするか判断を迷いました。 ※12本爪アイゼン使用。 ピッケル持参しましたが、ダブルストックで通しました。 |
その他周辺情報 | 温泉:ほりで〜湯四季の里(蝶ヶ岳ヒュツテで100円割引券いただけます) 食事:あさかわ(安曇野蕎麦) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
蝶ヶ岳からの槍穂高連峰が眺めたくて、行って来ました。
残雪に悪戦苦闘しましたが、絶景を堪能出来て充実感に浸れました。
今回の山行目的は他に、新テント、ウェアの性能確認や、行動食テストがありました。
【行動食について】
普段から糖質オフの食生活をしています。
空腹でのトレーニングも積んでいますので、朝食は、普段通り全く食べず空腹で歩きだしました。
稜線の常念岳分岐点まで、心拍数を上げ過ぎないように調整し、塩アメ3個、アクエリアスZEROで到達することが出来ました。
途中、トレランの方含め3人に抜かれましたが、焦らず心拍数を意識しました。
山頂への分岐点で、流石に此処まで空腹で来れば体力の低下を感じましたので、はじめて固形物のブランあんぱん、糖質14g程度を食べました。
MCTオイルカプセルの持参も考えましたが、そこまで徹底しませんでした。
過去の山行ではパン、おにぎりを食べてからの歩きだしで、2時間もすれば、急激に激しい空腹に襲われ、体力が激減して辛い登りを強いられていました。
登山で空腹での歩きだしは、今回が初めての試みです。
歩行スピードは遅いですが、ばてずに歩き通せたのは、普段のトレーニングが間違っていなかった証しだと考えます。
私の場合、脂肪燃焼の心拍数保持で、塩、水分を摂っていれば、安定した体力を稜線に出るまで保持出来ることを、確認することが出来ました。
【クロスオーバードームについて】
エスパースソロを所持しているのですが、クロスオーバードームを実際見て一目惚れしました。収納の大きさが、エスパースの半分以下で、衝撃的でした。そして非常に軽い、無理して購入に至りました。
設営は、簡単です。軽すぎるので風で飛ばされないようにしなければなりません。底の生地も薄いのでグランドシート必須です。
居住性は、入り口に網が無いので、虫が苦手な方は厳しいと思います。
夜間、風が強まりましたが、テントが揺れる程度でした。この点、強度が不足しているのを自覚しながら使うべきギアですね。
結露ですが、生地の外、中共に、霜が付きました。
私はこの点、あまり気にしません。
結論、軽く最高です。使い方次第で最高のギアです。
【ファイントラック】
冬のハードシェルに好感を持ってから、パタゴニアから乗り換えしている途中です。新規投入のニューモラップフーディ、ドラウトセンサー、カミノパンツ全て、使用感良かったです。詳しくは、この記事が長くなりすぎるので、また別の機会にしたいと思います。
ギア、ウェアは高価ですが、いいものは自分を助けてくれます。
勿論、使いこなす技術が必要なのは言うまでもありません。
以上、今回の山行は自分の山力を試したり、新しい気づきのある充実したものでした。次の山行につなげていきたいと思います。
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