阿弥陀山
- GPS
- 11:43
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
登山口 7:00
烏帽子岳分岐 9:10
不動沢 10:00
阿弥陀山頂 12:11
山頂発 13 :06
烏帽子分岐 15 :19
登山口 16 :55
駐車地点 17 :43
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道入口 早川沿いにきて谷根集落を抜け杉の林を抜けると、こんな山の中に何故?というような水田地帯が広がる。道なりに進み突き当りまで行かない十字路を左に直進、突き当りの二叉路を右に行かないで直進すると林道。ここからは道なりに進む。 林道 通行止めになっていなかったので乗り入れできました。 しかし、途中に1箇所、大きなぬかるみがあり無理すればいけたかもしれないが大事をとって手前に駐車し歩いて登山口へ。 昨年来たときより草が伸びており、車ではいやらしいところもありますが、四駆なら問題なく登山口まで行けると思います。 登山道 (登山口から烏帽子分岐まで) 昨年から手を入れた形跡が無く倒木や草が伸びて歩きにくい、昨年来たときより薮が強くなっている。 (烏帽子分岐から不動沢まで) 薮化の進行が顕著で急傾斜の下りだがなんとかルートの判別は可能 (不動沢から阿弥陀山) まったくの薮。踏み跡の判別は不可能というか稜線上では足を下ろす場所も薮の中。急傾斜の連続で腕の力と握力が必要。 |
写真
感想
過去2度敗退している阿弥陀山に三度目の正直で挑んできました。
一度目は去年の今頃、同じルートで時間切れ、二度目は去年の秋三峡パークから732高地経由で狙いましたが、増水で732高地へ行くことが出来なくて敗退。
今回は必勝を期してアイゼン、ピッケル装備して不退転で臨みました。
昨年と比較して時期的には1週間早かったのですが、残雪が多い割には草等の成長が早く、ルートが薮化していることと倒木が多く歩きにくく、ルートは昨年より難しくなっていました。
特に烏帽子への分岐からは急傾斜と籔、道がぬかるんでいることもあってよく滑ります。ホールドを確保しないと滑り落ちそう。
不動川に下りると雪で埋め尽くされているのでアイゼンを着用し歩きはじめるが、
昨年はいくら探しても見つからなかった入口が見つかったが、このままアイゼンとピッケルで雪渓を上り詰めても良いかなと思った。しかし、せっかくルートが判明したのだから使ってみようと、アイゼンを脱ぎ不動川が二つに分かれる真ん中の尾根に取りつく。
この尾根はルートの目印はところどころにあるが、ほとんど籔、尾根の上もところどころは激薮で通過不可な場所は巻いて行くが、足を下ろすところが見えないくらいの激薮の連続である。
昨年登りつめた小ピークまでたどり着くのにも、急傾斜と激薮の稜線を悪戦苦闘
、残置ロープが2本ほどあったが、多分糸魚川の方々が何年か前設置したものと思われる。ありがたく使わせていただいた。
昨年来たとき、小ピークからは山頂まで道らしきものが見えたので楽勝と思ったが
、とんでもない、足を下ろすところも見えないような薮、足探りで一歩一歩進む。
最後の急斜面を上がると視界がパット開け、前方に駒ケ岳、振り返ると烏帽子岳
感動の一瞬、思わず歓声を上げてしまった。
ついさっきまで五里霧中だったのに雨が上がり、雲が急速に動き周囲の山々が姿を表わしてきた。雲の中を覚悟していたのに、これだけ見えれば充分、阿弥陀様に
感謝しておまいりです。
山頂で雲の動きに見取れていたら、あっという間に1時間近く経過。
帰りの道を考えるとゆっくりしていられないので、足元の見えない薮道に足を踏み出し下山の途につく。
天気が良ければ烏帽子岳もよっていこうかと思ったが、パスしました。
海谷山塊は日本の山の中でも忘れられたような存在、山へ登る人でもここの山を知る人は少ない。地形的にも日本海方面に開かれているのみ、糸魚川市、上越市くらいの人々にしか知られていない。
隣の長野県に住む私でさえここにこんな素晴らしい山々があったなんて、つい最近山スキー始めるまで知りませんでした。
海谷山塊の中でも阿弥陀山は、冬でも夏でもどこから見てもカッコ良くて、登山意欲をそそる山です。
今回は登頂できて大満足でした。
コメント
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treeapple さんコンバンワです。
焼山へ登る際にルート検討をしました際、阿彌陀山や昼闇山(三角点)が気になっていました。阿彌陀山はその名の通り阿彌陀様が祭られているので、人が歩くルートがあると考えられますし、三角点は人が行って設置するので、必ずルートが有ると思っていました。
が、実際に行かれたとは正直驚きましたね。
やはり藪コキは仕方がない所ですが、所々人工物が有ることは心強いかと思います。
kintakunte さん こんにちわ
阿弥陀山というのは南から見ても北から見てもいい山、カッコよくて ほれぼれしてしまいます。
山頂からの景色も抜群で、実際に登ってみてもいい山でした。
ぜひチャレンジしてみてください。
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