錫ヶ岳 賑わう白根を眺めながら
- GPS
- 14:09
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,619m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
走行距離 片道163km |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅沼駐車場 3:30時点で7〜8台の入り 菅沼新道 2000m付近から少し雪が出てきます。 五色沼から避難小屋まで雪道でした。 窪地右奥の雪渓 通過は慎重に。 白錫尾根 白桧岳の下りは笹原の細い踏跡、隠れている木の根に注意です。 2296手前から樹林帯 残雪があります。 水場から錫ヶ岳も細い踏跡です。 水場の水は、細めですかね。 笹、笹、シャクナゲ、笹というような藪漕ぎ箇所があります。 赤い標識をはずさなければ、迷うことはないと思います。 しかし、ガス発生時は注意しましょう。 ルート図 菅沼新道付近のログが暴れています。 747A+ oregon450 共に同じような軌跡となりました。 |
写真
感想
薮をかきわけ 錫ヶ岳へ行ってきました。
ヤマレコで錫ヶ岳を検索すると、尊敬するy氏はじめ kさんuさんoさん他、猛者の記録があります。
栃木 群馬の百名山であり、栃木の山を歩いていると「行きたいけど 遠い山」という話を耳にします。
先週、太郎山のお花畑手前で あるご夫婦とお話しをした時もこの錫ヶ岳の話になりました。
ヤマレコの話をし、「参考になる記録があるはずですよ」と宣伝も…
私は、20年程前に湯元から袈裟丸まで、自称元山岳部の先輩に連れられ県境を4日間で歩いたことがあります。
その時は、やぶれかぶれ(失○or免停…笑)で付いて行くことを決心し 水がなく辛かったこと 朝日を浴びた中禅寺湖が綺麗だったこと
六林班でバックレようと思ったことなどを思い出します。
当時の錫ヶ岳の印象は薄く、ただの通過点的な山でした。
写るんですハイで撮った写真もどこにいったやら 苦い思い出でした。
白錫尾根 まずは窪地を通って〜
菅沼駐車場から 避難小屋まではいつものコースの逆を行き、避難小屋から前白根の稜線には上がらず、窪地(火口跡)へ向かいます。
この窪地は 高山植物の宝庫で歩くときは慎重に、そして正式なルートではありませんので自己責任でお願いします。
二段になっている窪地を詰め、右奥のミニ雪渓を登り 白桧岳と2394の鞍部から白桧岳を直登します。
ところどころマークがありますので迷うことはないと思います。
薮をかきわけ〜
白桧岳から 笹原の細い踏み跡を下り 2295までの間にはシャクナゲの間をぬって行きます。
シャクナゲが咲いている所は残念ながら錫ヶ岳まで一カ所だけでした。
2295付近は樹林帯で 雪の残る原生林の中を進みます。
踏抜き、笹、シャクナゲの藪と 辛抱 辛抱です。
錫の水場に到着すると 以前見た 年代もののブリキのマークがありました。
水場の状態は少な目でした。
錫ヶ岳への最後の登りも笹に足をとられながらの登りとなります。
左に少し折れて山頂となり、御料局の三角点があります。
白根にむかって〜
白桧岳から錫ヶ岳へ南下するときよりも 白桧岳へ北上する方がマークがハッキリしています。
来た道をひたすら戻り 白桧岳のキツイ登り返しを終えると 白根山から時折、賑やかな声が聞こえ、人影も見えます。
さすが100名山ですね。
白根隠山の岩場に魅かれ〜
窪地に下りず、白根隠山へ向かいます。 花あり岩場ありで ほんの短い区間ですが 奥日光が凝縮されています。
ガレ場を直登しましたが 落石注意ですね。
白根山からの風が気持ちよく、地震計測小屋までゆっくり歩き 避難小屋へ下りました。
五色沼から〜
相棒が水場へ行っている間、一人黄昏ながら大福を…
水場はだいぶ上の方で 少しの登りが効いたとのことでした。
水場に向かうのであれば、前白根手前まで行き五色沼へ下ればよかったかなと思いました。
弥陀ヶ池への最後の登りを終えて だれもいない菅沼駐車場に到着。
休憩を含め13時間半、久しぶりに長い時間歩きました。
最後に
一睡もせず夜行日帰りも 年々辛くなってきました。
そして、相棒が山の神をお土産でごまかすことができたかどうか とても心配です。
わが家は、温泉まんじゅうでイチコロですが…
nabeさんにさそわれるまま来てしまった錫ヶ岳。
バリルートですよ〜、との言葉に「はいよ〜!」と答えて
のぞんだ今回、飲み会の疲れがとれないままの今日であります。
お昼を過ぎると体調は悪化、景色を楽しむどころか写真撮りもままならない有様。
完全に調整不足です。十分な体力気力が必要なコースだと感じました。
次の日、撮った写真を見直すとそれはいつもの奥日光のいい景色。
自分の甘さを反省しつつ山に謝りたい気持ちと、またいつかもう一度登りたいと思うのでした。
山はまだまだやめられません・・
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