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Yamareco

記録ID: 1179393
全員に公開
沢登り
甲信越

越後☆三国川 芋川 滝沢 ソーメン滝

2017年06月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:53
距離
5.2km
登り
573m
下り
560m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
0:16
合計
7:04
7:26
34
赤い鉄柱のある堰堤
8:00
8:06
14
ジロト沢との分岐
8:20
8:25
95
野中の大滝
10:00
10:05
265
ソーメン滝
14:30
ゴール地点
山旅ロガー使用

ザイルは40m×1本で足ります。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道 六日町I.Cに降りて、三国川(さぐりがわ)に沿って三国川ダム方面へ県道233号線を行く。
野中集落にある野中バス停を右折(南へ向かう)あとは行き止まりまで道を行くと駐車スペースがある。
赤い鉄柱のある堰堤が目印。
野中沢の堰堤。赤い鉄柱がポイントマーク。
ここまで車で入れます。
2017年06月24日 04:43撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/24 4:43
野中沢の堰堤。赤い鉄柱がポイントマーク。
ここまで車で入れます。
今回は前夜泊しました。
野営場所がアスファルトだとまったく知らずに夜中にツエルト張るのに苦労しました。石は河原まで降りたりあがったりして調達。
2017年06月24日 04:43撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
7
6/24 4:43
今回は前夜泊しました。
野営場所がアスファルトだとまったく知らずに夜中にツエルト張るのに苦労しました。石は河原まで降りたりあがったりして調達。
メンバーのダムちゃんとリーダーのMさんは去年ジロト沢に来た時にツエルトが張りづらいと知っていたので自立式のヘリテイジ・クロスオーバードームで。Mさんは車中泊。
「ってか先に教えてくれよ」と心で思う...^^;
2017年06月24日 06:28撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
5
6/24 6:28
メンバーのダムちゃんとリーダーのMさんは去年ジロト沢に来た時にツエルトが張りづらいと知っていたので自立式のヘリテイジ・クロスオーバードームで。Mさんは車中泊。
「ってか先に教えてくれよ」と心で思う...^^;
早朝からBIGのカップ麺を食べるMさん。
凄くありません...?胃がもたれそう...
2017年06月24日 06:53撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
7
6/24 6:53
早朝からBIGのカップ麺を食べるMさん。
凄くありません...?胃がもたれそう...
やっぱ日本人なら味噌汁でしょ!
2017年06月24日 06:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11
6/24 6:58
やっぱ日本人なら味噌汁でしょ!
でたー!(笑)
ジャージにゴムで足首をとめるだけの沢スタイル
2017年06月24日 07:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7
6/24 7:38
でたー!(笑)
ジャージにゴムで足首をとめるだけの沢スタイル
7:40 スタートします。
2017年06月24日 07:38撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 7:38
7:40 スタートします。
堰堤も抜けられるけど、右側に鉱山の名残で道がある。
2017年06月24日 07:38撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 7:38
堰堤も抜けられるけど、右側に鉱山の名残で道がある。
しばらく歩きやすい
2017年06月24日 07:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/24 7:43
しばらく歩きやすい
8:00 ジロト沢と滝沢を分ける分岐のあたりで入渓
2017年06月24日 07:59撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3
6/24 7:59
8:00 ジロト沢と滝沢を分ける分岐のあたりで入渓
実は今年最初の沢なダムちゃん。
感覚は呼び戻せるかな...?
2017年06月24日 08:00撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
4
6/24 8:00
実は今年最初の沢なダムちゃん。
感覚は呼び戻せるかな...?
なかなかの渓相で盛り上がる男3人
2017年06月24日 08:02撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6
6/24 8:02
なかなかの渓相で盛り上がる男3人
いい感じ いい感じ〜
2017年06月24日 08:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/24 8:05
いい感じ いい感じ〜
釜を持った2mの滝。Mさんが右から取り付くも...
※これ、落下する瞬間の決定的な写真ですw
2017年06月24日 08:05撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 8:05
釜を持った2mの滝。Mさんが右から取り付くも...
※これ、落下する瞬間の決定的な写真ですw
まさかのドボン(笑)
ジャージのズボンに普通のシャツだから相当冷たかったかと思います!声では一応「大丈夫ですか〜っ!!」っと呼びかけてるけど、面白くてカメラ構えまくりの僕ら。←酷い
2017年06月24日 08:05撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 8:05
まさかのドボン(笑)
ジャージのズボンに普通のシャツだから相当冷たかったかと思います!声では一応「大丈夫ですか〜っ!!」っと呼びかけてるけど、面白くてカメラ構えまくりの僕ら。←酷い
いじけて左から登るMさん。
ダムちゃんが取り付くもすぐにやめて「先に行っていいよ〜」と勧められる。
2017年06月24日 08:06撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 8:06
いじけて左から登るMさん。
ダムちゃんが取り付くもすぐにやめて「先に行っていいよ〜」と勧められる。
水流のとこにステップが無くていやらしい!
指先だけの力が必要になるポイント
2017年06月24日 08:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
6/24 8:11
水流のとこにステップが無くていやらしい!
指先だけの力が必要になるポイント
よっこいしょ〜!クリアしたよ^^
さ〜てダムちゃんがドボンするのを期待しようかな〜♪
2017年06月24日 08:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8
6/24 8:13
よっこいしょ〜!クリアしたよ^^
さ〜てダムちゃんがドボンするのを期待しようかな〜♪
「でかした!お助け(紐)をよこせっ」っと(笑)
なんだその笑顔はwww
2017年06月24日 08:10撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
11
6/24 8:10
「でかした!お助け(紐)をよこせっ」っと(笑)
なんだその笑顔はwww
冷え切った身体を温めるMさん。
このあとお腹の調子が...
2017年06月24日 08:11撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/24 8:11
冷え切った身体を温めるMさん。
このあとお腹の調子が...
6段55m 野中の大滝が現れた!
2017年06月24日 08:20撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
5
6/24 8:20
6段55m 野中の大滝が現れた!
上部にうっすら見えてるのが6段目で、S字状になっているため中間は見えない
2017年06月24日 08:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/24 8:24
上部にうっすら見えてるのが6段目で、S字状になっているため中間は見えない
最初っから渋すぎ〜!!深いとこは胸まであります
ここにカムを落として潜って探すことにもなった^^:
2017年06月24日 08:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
6/24 8:27
最初っから渋すぎ〜!!深いとこは胸まであります
ここにカムを落として潜って探すことにもなった^^:
Mさんが右側より巻き気味に突破してくれて、このあと僕を引きずり上げてくれました
2017年06月24日 08:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/24 8:27
Mさんが右側より巻き気味に突破してくれて、このあと僕を引きずり上げてくれました
2段目も渋っっ
2017年06月24日 08:30撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 8:30
2段目も渋っっ
今度はMさんが僕の腿に乗ってもらい上がってもらう

2017年06月24日 08:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
6/24 8:38
今度はMさんが僕の腿に乗ってもらい上がってもらう

ダムちゃんは足がかりにスリングを下げて簡易アブミも作って突破!これ、最後の人が一番大変^^;
2017年06月24日 08:38撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 8:38
ダムちゃんは足がかりにスリングを下げて簡易アブミも作って突破!これ、最後の人が一番大変^^;
これが大滝の3段目。凄い迫力と水音ですよ〜♪
この左側に上がれるかな...?
2017年06月24日 08:52撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
5
6/24 8:52
これが大滝の3段目。凄い迫力と水音ですよ〜♪
この左側に上がれるかな...?
20分ほどここの1歩と格闘するも、かなり際どい...
プロテクションもとれないので危険と判断し、ここは素直に降りて大高巻きすることにした
2017年06月24日 08:50撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
4
6/24 8:50
20分ほどここの1歩と格闘するも、かなり際どい...
プロテクションもとれないので危険と判断し、ここは素直に降りて大高巻きすることにした
人を踏み台にしたり這って登ったり、沢は何でもありですね^^;
2017年06月24日 09:06撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
4
6/24 9:06
人を踏み台にしたり這って登ったり、沢は何でもありですね^^;
右岸を登ります。途中から傾斜は相当なものになるけど、灌木が多いのでそれほど怖くはない
2017年06月24日 09:09撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/24 9:09
右岸を登ります。途中から傾斜は相当なものになるけど、灌木が多いのでそれほど怖くはない
巻きながら大滝の5段目〜6段目がのぞける!
2017年06月24日 09:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
6/24 9:22
巻きながら大滝の5段目〜6段目がのぞける!
これが6段目最上部!ここだけでも15m以上はあると思います
2017年06月24日 09:18撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
5
6/24 9:18
これが6段目最上部!ここだけでも15m以上はあると思います
ドドドドドドドド......
2017年06月24日 09:18撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 9:18
ドドドドドドドド......
登れなかった3段目と4段目も見える
2017年06月24日 09:18撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 9:18
登れなかった3段目と4段目も見える
巻き道にも岩場が出てくる。
藪岩クライミング!楽しい!
2017年06月24日 09:23撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 9:23
巻き道にも岩場が出てくる。
藪岩クライミング!楽しい!
ここから下降に使う予定の谷筋が見えるので視察...
2017年06月24日 09:26撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 9:26
ここから下降に使う予定の谷筋が見えるので視察...
あ!雪渓があるぞ!!
ここを下降に使うのは嫌だな〜......
2017年06月24日 09:26撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 9:26
あ!雪渓があるぞ!!
ここを下降に使うのは嫌だな〜......
岩を抱きかかえる松!
2017年06月24日 09:34撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
5
6/24 9:34
岩を抱きかかえる松!
このあと右寄りに下降すると大滝の落ち口へ降りられます
2017年06月24日 09:41撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 9:41
このあと右寄りに下降すると大滝の落ち口へ降りられます
無事に突破すると滝の上はウソみたいに平和
2017年06月24日 09:50撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 9:50
無事に突破すると滝の上はウソみたいに平和
幕営適地
2017年06月24日 09:48撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/24 9:48
幕営適地
ナメ床でいい感じ♪
2017年06月24日 09:55撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/24 9:55
ナメ床でいい感じ♪
お天気も良くて、最高!
2017年06月24日 09:57撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 9:57
お天気も良くて、最高!
開けてくると.....でたーーーーーー!
2017年06月24日 10:01撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 10:01
開けてくると.....でたーーーーーー!
ソーメン大滝(60m)
2017年06月24日 10:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/24 10:06
ソーメン大滝(60m)
カジカガエル
とっても美しい声で鳴きます
2017年06月24日 10:08撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 10:08
カジカガエル
とっても美しい声で鳴きます
雰囲気も素晴らしい!
2017年06月24日 10:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/24 10:08
雰囲気も素晴らしい!
1ピッチ目を偵察するbicycle
しかし2mほどズリ落ちてしまった(>_<;)
2017年06月24日 10:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/24 10:22
1ピッチ目を偵察するbicycle
しかし2mほどズリ落ちてしまった(>_<;)
ここは見た目よりかなり難しい。
Mさんがフリーで行く
2017年06月24日 10:24撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3
6/24 10:24
ここは見た目よりかなり難しい。
Mさんがフリーで行く
真ん中あたりに見えるブッシュにMさんがザイルを固定してくれた
2017年06月24日 10:29撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
9
6/24 10:29
真ん中あたりに見えるブッシュにMさんがザイルを固定してくれた
登降器で続く
2017年06月24日 10:35撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 10:35
登降器で続く
下から見るとそんな難しそうにみえないのだけど
2017年06月24日 10:37撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/24 10:37
下から見るとそんな難しそうにみえないのだけど
実際にはかなり傾斜もあるしスラブなので手がかりが少ない!
2017年06月24日 10:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6
6/24 10:50
実際にはかなり傾斜もあるしスラブなので手がかりが少ない!
その中ザイルを引っ張っていってくれるMさんに感謝!
いや〜、ここは正直怖くって無理だわ...
2017年06月24日 10:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/24 10:52
その中ザイルを引っ張っていってくれるMさんに感謝!
いや〜、ここは正直怖くって無理だわ...
2ピッチ目はこのブッシュに固定してくれた
2017年06月24日 10:53撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/24 10:53
2ピッチ目はこのブッシュに固定してくれた
感心して眺める...
2017年06月24日 10:54撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6
6/24 10:54
感心して眺める...
後続は楽々と行かせて頂きますっ
2017年06月24日 10:58撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3
6/24 10:58
後続は楽々と行かせて頂きますっ
2ピッチあがるとこんな感じ。
この上が落ち口か!
2017年06月24日 11:27撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 11:27
2ピッチあがるとこんな感じ。
この上が落ち口か!
3ピッチ目へ
2017年06月24日 11:27撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 11:27
3ピッチ目へ
やった!ソーメン滝の落ち口へ!!
このあと詰めて別の沢下降するか、戻るかで検討。
この滝を降りて戻ることにした。(下降に使う予定の沢筋に雪渓があったので)
2017年06月24日 11:34撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 11:34
やった!ソーメン滝の落ち口へ!!
このあと詰めて別の沢下降するか、戻るかで検討。
この滝を降りて戻ることにした。(下降に使う予定の沢筋に雪渓があったので)
下降します。この傾斜に支点無しでよく登ったな〜っと感心しながら下降。
スラブ岩は掴むものがほとんど無く、手のひら全体で摩擦を効かせて這い上がるとか。
2017年06月24日 11:55撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
4
6/24 11:55
下降します。この傾斜に支点無しでよく登ったな〜っと感心しながら下降。
スラブ岩は掴むものがほとんど無く、手のひら全体で摩擦を効かせて這い上がるとか。
20m×4ピッチ(約80m)フルで下降完了
登山体系には60mとあるが、もうちょいある滝でした
2017年06月24日 12:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6
6/24 12:17
20m×4ピッチ(約80m)フルで下降完了
登山体系には60mとあるが、もうちょいある滝でした
Mさん、大滝登攀お疲れ様でした!
引退にはまだ早いんじゃないの〜
2017年06月24日 12:29撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6
6/24 12:29
Mさん、大滝登攀お疲れ様でした!
引退にはまだ早いんじゃないの〜
置物のように身動きしないカジカガエル
さて、来た道を戻って帰ろう
2017年06月24日 12:48撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 12:48
置物のように身動きしないカジカガエル
さて、来た道を戻って帰ろう
大高巻きしてきた斜面も懸垂で降る。
ここも4ピッチでしたが、灌木が多いのでロープ回収不能にならないよう注意
2017年06月24日 13:20撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 13:20
大高巻きしてきた斜面も懸垂で降る。
ここも4ピッチでしたが、灌木が多いのでロープ回収不能にならないよう注意
無事下降しました〜
ちょっと休憩して、帰りましょう
2017年06月24日 13:37撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
6/24 13:37
無事下降しました〜
ちょっと休憩して、帰りましょう
あとは平和です^^
2017年06月24日 13:41撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 13:41
あとは平和です^^
途中から鉱山跡の踏み後を使うとあっという間に帰れる
2017年06月24日 14:14撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 14:14
途中から鉱山跡の踏み後を使うとあっという間に帰れる
さぐり温泉「萌気園」(420円)にて汗(泥?)を流して完了!
お疲れ様でした〜
2017年06月24日 14:51撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/24 14:51
さぐり温泉「萌気園」(420円)にて汗(泥?)を流して完了!
お疲れ様でした〜

感想

■大先輩のドボン

沢の先輩であるMさんから、是非とも行ってみたい沢があるので、一緒に行こうと声をかけられた。
聞くと「越後の滝沢だよ」という。聞きなれない名前でまったくイメージが掴めないので、ちょっと調べてみた。
過去に何度か越後の沢へは入ったが、雪融け水も豊富であり、どれもこれも容易ではない沢ばかりで、初めはちょっと難色を示していた。
しかしその反面、豪雪地帯ゆえに水量も多く、大型のスラブなど特有の渓相をもつ美しい沢が多いのも確かなのだ。

きっとここも美しいに違いない。不安と期待が交錯するなか、同行させてもらうことになった。
弘田さんの事故以来、沢登りへはかなり慎重になっていたが、やはり探求心というやつに背中を押されたようだ。それに、大先輩のご指名とあれば、行くのが筋ってもんだ。すぐに自宅へ帰り、支度を始めた。


新潟県 巻機山の北北東に、大兜山(1,341m)という山がある。このすぐ西には小兜山が並び、その谷間から三国川(さぐりがわ)へと水を落としている沢が野中沢だ。野中沢は途中大きく分岐し、ジロト沢、滝沢と分かれている。

ジロト沢は、ネットで検索するといくつかの溯行記録がでてくる。
100mを越えるスラブやゴルジュと、かなり手強そうだが美しい沢に思える。
一方、今回計画の滝沢は、驚くほど記録らしい記録が無く、登山体系の文210に記載が残る程度であった。

ここに記載されていた溯行図をもとに、山仲間のダムちゃんと3人で計画を詰める。
当初、1泊2日で滝沢の一ノ沢と左沢と両方やろう、と言っていたがあいにく日曜日の天気が悪そうだったので土曜日のみで中俣一ノ沢を登り、右俣を下降してこようと決まった。(結果的には下降しようとしていた右俣に雪渓が見えたので止めた)


金曜日の22時にダムちゃんのところに集合し、Mさんの車を運転して関越道月夜野I.Cから六日町I.Cへ移動。
あとは県道233号線(落合六日町線)をたどり野中集落へ。
ここは今年のG.Wに十字峡へ向かったときにも通った道だ。

深夜0時ごろ赤い鉄柱が見える堰堤のところに到着。
適当にツエルトを張って就寝。宴会もお酒も無しで寝る。
「こんな早い時間に寝たことねぇよ」とボヤくダムちゃんを脇目に僕は10分もたたず深い眠りに落ちた......


翌朝は快晴。6時頃起きだして朝食をとる。Mさんが早朝寝起きからBIGサイズのカップヌードルをすすっているのをみて驚いた。よくもまぁ、朝からそんなもん食えるなぁ...
装備を整えて、40mザイルを僕とダムちゃんで1本づつ持って出発!
赤い鉄柱の堰堤の右側には昔の鉱山で使用していたと言われる踏み跡があり、ジロト沢と滝沢の分岐まではこの道を使った。

分岐を右に入り、すぐに入渓。赤肌色の岩盤が美しく、とても良い渓流だった。
「見てみて、この岩の色、女性のお肌みたいでいいよねぇ〜」っと冗談だか本気だか分からない表情で言うリーダーのMさんを先頭に溯行していくと、すぐに釜のある2m程度の滝がある。
右から突破すれば釜を泳がなくていいので、まずはMさんが取り付く。
写真を撮ろうとカメラを向けたその瞬間、「!!」
身体が滑って釜へドッボーーーンと落ちた!
「大丈夫ですかーーーー!!!」っと一応は建前で声をかけるが、これはシャッターチャンスとばりに撮りまくる僕とダムちゃん(笑)
「やっちゃったぁ」という表情のMさんはちょっと恥ずかしそうに冷たい釜を泳いで、左から登って行った.....


■6段の野中大滝!

滝沢右俣との二俣は3:1で、これを左へ行くと6段55mの大滝が現れる。
上部は垂直に近い滝で、6段目だけでも15m以上ありそうだ。
1段目の取り付きは腰上まで浸かって水流右を登ろうとするがなかなかうまくいかない。カムを効かせようと手を伸ばすと、誤って落としてしまい潜って探す始末。。。
Mさんが右の草付きを登って回り込み、手で引き上げてくれた。寒い!

2段目は3mほどの滝で、右側の岩へ上がるのだがこれが至難!
Mさんがカムにスリングを掛けて、簡易アブミに足をのせ登ろうとするも、もう片方の足がかかるところがなく難儀する。僕が右足の下へ行き、ショルダーの要領で持ち上げて突破。

同じ要領で僕も上がったが、最後のダムちゃんは足を持ち上げてくれる人がいないため一番大変だったかと思う。
2人で引っ張り上げて全員岩の上に乗った。

3段目へは釜の左壁を登れそうだが、最初の出だしが悪く、かなり怖い。
岩が滝壺に向かって傾斜していて、手がかりはほとんど無い。身体をすりつけてMさんが這い上がろうと岩に身体をのせたものの、「ずり....ずり....」と滝壺方向へ身体がズリ落ちる。
なんとか2段目の滝上部へわざと落ちて回避、ここは無難に大高巻きすることにした。
1段目のところまで戻って、右岸を高巻く。
80mくらいの藪岩クライミングとなる高巻きは、途中で大滝の1段目水流脇を通ることが出来、その大瀑の見事さに感嘆した。

大岩を抱いた松の木を目印に右側斜面を10mほど降ると、大滝の落ち口へ降りれた。


■スラブの大滝、ソーメン滝!!

この滝が見たくてこの沢を選んだというMさんの気持ちに応えるかのように、その滝は現れた。
その名も「ソーメン滝」
見事なスラブの1枚岩から滑ってくるように落ちる水は、まるで生き物のようにうねりを加えて流れている。
3ピッチで上部へ行けるとのことで、最初のリードは僕が取り付くも、2m登ったところで足場が悪くずり落ちる...凹
ここを僕がやるにはまだ若いと思い、Mさんがザイルを担いでフリーで行ってくれた。

20m上部のブッシュでザイルを固定してくれて、後続はプルージックで確保。
手がかりなどほとんど乏しく、Mさんにコツを聞くと手のひらを岩に張り付けて摩擦で登るという。
足はあまりあちこち探さず、ここと決めたらそこで固定しろ、と...。
う〜ん、これは一朝一夕で出来るもんじゃないな。

2ピッチ目もMさんがフリーで登る。最高傾斜70度以上あろうかという斜面。墜ちたら即死するクラスの高度感。なかなか出来るものではない。
1ピッチ目に比べるとやや登りやすいが、やはり油断は出来無い。
20mでピッチを切って、ブッシュで固定。

3ピッチ目はかなり傾斜も弛んできて、ようやく大滝の上部へとついた。
登山体系には60mと記載されているが、もう少しあるようにも思えた。

全員が無事に登り、ここでMさんの登攀を称え、この滝の素晴らしさに喜び合った。

計画の通りこのまま詰めて稜線をまたいでから右俣を下降するか迷ったが、途中で下降に使う沢を遠望したときに雪渓が見えていたので、危険だと判断して断念。
大滝を懸垂下降して降り、来た道を戻ることにした。


天気も持ちこたえてくれて、雲は多いものの綺麗な青空と山肌が、大変美しい光景だった。しばらくは大滝の上から、夏色になった山を眺めていた。
ふと足元を見ると、勢いよく流れでていく滝の粒が、日の光でキラキラと輝きながら遥か下まで落ちていく。
その時、言葉にできない達成感に全身が包まれた。


野中沢 滝沢 ここはまだまだ溯行価値の高い、隠れた名渓であると思います。

感想:bicycle

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コメント

沢といふもの
たいへんお疲れ様でした、沢の原点というか、そんなようなものを見せてもらった気がします!

使えるものは何でも使う、考え方は常時ポジティブにってところでしょうか

山や沢って言うよりもサバイバル系に見えてしまうんですが、当らずとも遠からずなのかな。
道具は以前コメント欄で教えてもらったように割と流用出来そうなので、あとは沢靴程度、よし、盛夏で簡単な沢に連れて行ってください(´_`)
2017/6/25 16:22
Re:SM100Cさん
こんにちは(^_^)

クライミングは自然物しか使っちゃいけないのにたいして、沢登りはまさしく「何でもあり」ですね!
クライミングと違い、登攀が目的ではなくあくまでも沢筋の遡行が本筋だからでしょうか。
一応は、出来る限りは何も頼らずに突破しようとするのですが、僕らの技量ではまだまだそういうわけには行きませんね〜(-_-;)

盛夏での沢デビュー、大歓迎です!
今のところ、SM100Cさんのデビューは湯檜曽川にしようかと思っています。
ただ単に僕が行きたい沢でもありますが(笑)
とっても美しいみたいですよ〜✴

※靴のサイズが26.5か27.0なら靴もお貸しできますよ♪
2017/6/25 17:15
Re[2]: SM100Cさん
おー、湯檜曽川なら比較的近いし行き慣れた地域であります(´_`)
靴サイズはまさにそのサイズですが、それまでに購入はしたいと思っていますので
大丈夫です!

予定を合わせるのが一番たいへんなのかも知れませぬ(´_`;)
2017/6/26 13:34
Re[3]: SM100Cさん
こんにちは(^.^)

予定ですが、当方、夏は土日祝日が休みです。
しかし、平日も有休を使えばなんとかなるので、SM100Cさんのご都合に合わせられるかもしれません。

季節的には、7月下旬〜9月中旬あたりが望ましいですが、8月の第一週の週末は既に予定が入っておりますので、それ以外で候補を教えていただければと思います(^^ゞ

天気も重要なので、候補は2〜3日あるといいですが、いきなり何日も予定を入れるのはお互い大変でしょうから、とりあえず仮日程を1日考えるとしましょう♪

靴を入手できましたら、ご一報下さいませ(´ω`)
2017/6/26 15:09
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