赤岳―大賑わいの八ヶ岳・親子登山―
- GPS
- 08:10
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:04
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※美濃戸口から未舗装のため4WD推奨。混雑時には美濃戸は満車、美濃戸口から歩くことになる場合あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■美濃戸〜行者小屋(登り・下り) 危険個所ないが思いのほか距離があり時間がかかった。 ■行者小屋〜文三郎尾根〜阿弥陀岳分岐(登り) 急傾斜であるが、階段等整備されており問題ない。 ■阿弥陀岳分岐〜竜頭峰〜赤岳(登り) 急斜度の岩場であるが、三点支持で登れば問題ない。ただし、雨天時などコンディションが悪い場合は難度が上がると思う。 ■赤岳〜赤岳展望荘(下り) 結構な斜度があり、登りの方とのすれ違いに神経を使った。今回のルートで一番嫌だった箇所かも。 ■赤岳展望荘〜地蔵尾根〜行者小屋(下り) 上部の鎖場は少し気を使った。雨天時などコンディションが悪い場合はかなり難しくなりそう。 |
その他周辺情報 | ■尖石温泉縄文の湯 大人600円・小中学生300円 |
写真
感想
今年もGW以降、色々用事があって山に登れなかった。
そこで狙っていた海の日の三連休。
テント泊で2座ぐらい登れないかなーと思っていたが、梅雨末期のコロコロ変わる天気で直前まで計画が立てれず。
前日の天気予報で、とりあえず土曜日の午前中は天気がよさそうということで、日帰り可能な赤岳に行くことにする。
金曜日の夜は会社の送別会があって帰宅が10時過ぎ。長男を車に乗せ、11時半に自宅出発。長男は車の中でぐっすり。美濃戸のやまのこ村駐車場についたのが午前4時ぐらい。既に多くの車が止まっていた。
1時間だけ仮眠をして準備。駐車場代を支払って6時から登山開始。
眠い。体がだるい。とにかく最短コースで登ろうと思って南沢→行者小屋→文三郎尾根→赤岳を目指す。
長男は軽い足取り。私は重い足取り。登山道は八ヶ岳や南アルプスっぽい雰囲気だが、景色に目をやる余裕はない・・・。
行者小屋までは結構にぎわっていて時折渋滞する。ただ、体の重い自分には丁度良いペースだった。
行者小屋では多くの人が休憩をしていた。少し休憩して出発。午後からはガスがあがってきて景色が見られなくなるかもしれないので、まずは山頂を目指すことに。
文三郎尾根は人が少なかった。地蔵尾根から登る人が多かったようだ。
階段が整備されていて危険個所はない。息を整えながらどんどん高度を上げていく。長男も調子がよさそうだ。中学生になって体力がついたみたいだ。
高度を上げるにつれ、展望が開ける。少し雲がかかっていたが北アルプス、中央アルプスも見える。
阿弥陀岳分岐まで登ると、ここからは岩稜地帯。ストックをしまって三点支持で登っていく。しかし、足場はしっかりしていて難しくはない。
稜線に出ると富士山、南アルプスの眺望がすばらしかった。
岩場をよじ登って行くと「ブーン」という機械的な音が聞こえる。山荘の発電機か何かかなと思いながら、いずれにしても山頂が近いんだなと感じる。
ほどなくして写真で良くみる赤岳の標識が見えて登頂完了。
「ブーン」という機械的な音はドローンで山頂を撮影していたようだ。
西側からガスが登ってきてはいたが眺望はグッド。
北アルプスは雲に隠れてしまったようだったが、南アルプス、中央アルプス、富士山の山頂部を眺めることができた。
標識の前で長男と写真を撮りあう。
山頂で少し休憩をして天望荘までくだる。
この下りは結構斜度があって地蔵尾根から登ってきた方とのすれ違いが多くて神経を使った。
展望荘前で昼食を取って地蔵尾根を下る。
地蔵尾根も結構な斜度であるが階段や鎖が整備されている。沢山の人とすれ違う。
下っている途中ですれ違った方に「あのー社会の窓が開いてますよ」と指摘される。ご指摘の通り空いていた。ご指摘いただきましてありがとうございました。いつから開いていたんだろう・・・(苦笑)。
我が家は登りよりも下りが苦手。
登りはコースタイムより早いけど、下りはその逆。
行者小屋から美濃戸までの長い下りは苦しかった。
しかし、いつも眺めているばかりだった八ヶ岳にようやく登れた。
麓から大きくそびえる赤岳を見上げて感慨もひとしお。
下山後、温泉に入って南アルプス方面へ移動。
長男のリクエストで駒ヶ根の明治亭のソースかつ丼。
日曜日と月曜日の天気予報をチェックすると梅雨前線がかかって良くなさそう。
ということで、登山はやめて帰宅することにする。
高速SAで眠気防止のドリンクを飲み運転。夜8時すぎに自宅着。そしてビールを飲みながらヤマレコを書く。そういえば金曜日から1時間しか寝ていない・・・。
■赤岳 百名山62座目、長男(中1)61座目
八ヶ岳に登ってみて特に思ったのが、北岳に似ていることです。その中でも、天望荘の所が、北岳肩の小屋のように感じました。こうやって他の山と比べることが出来るのも、経験を積んだ証だと思います。
今回、一番怖いと思ったところは、やはり赤岳直下です。三点支持を意識して登らないと、転落の恐れもあるからです。山頂の標識が見えた時には、達成感もありました。また、落石を起こしてしまうと、周囲に迷惑がかかってしまうので、そこも考えながら歩きました。
岩場は特に槍ヶ岳、剱岳など、百名山を制覇するにあたって、通らなくてはいけません。今回意識した三点支持を、これからも意識していきたいです。
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