船窪小屋(七倉よりピストンして温泉を堪能)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:24
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:曇り(下山後雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路:七倉山荘の送迎用の乗合タクシー 1700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
非常によく整備されていて、危険箇所はありません。 鼻付八丁付近の木製の梯子は濡れているときは注意が必要かも。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
4年前と昨年の2度訪れた船窪小屋に、今度は七倉尾根から訪れて、下山後は温泉でまったりしてみたくて、この連休に出かけることにしました。直前にバタバタしていて、お父さんしかいないと思っていたら、実はお母さんも上がってきていて、非常にラッキーでした。この情報を知って、急遽予定変更して来られた方も結構いました。
前日にフレックスで早めに帰って松本のビジネスホテルまで入り、朝一の大糸線で信濃大町へ。七倉山荘に連絡して手配してもらったタクシーで七倉へ入りました。大阪と違ってさわやかな空気です。七倉山荘に下山後の荷物を預け、公衆トイレで用をすまし、登山指導所で登山届を提出して、いざ出発。と思ったら、工事のダンプカーが隊列を組んでどんどんトンネルに入っていくので、しばし待て。誘導係のおじさまからGOをもらって、いよいよ出発。
トンネルに入ってすぐ右の登山口から川沿いの林道をちょっと行き、最初の道標のところからいきなり急登の始まりです。風が通らないのですぐに汗が吹き出します。1/10のあたりで先行のお兄さんに追いつきました。「暑いですねぇ」。このお兄さんは上越からの方で、その後ほぼ同じペースだったようで、ほぼ同時に小屋に到着し、一緒に乾杯・歓談させていただきました。
急登の途中で追い付いた人たちとは、「暑いですねぇ」「しんどいですねぇ」が挨拶のような感じ。抜きつ抜かれつ登ります。急登が終わって尾根に出ると、少しは風が通るようになりました。また、お花もボチボチ出てきて気が紛れます。樹林帯の中は、ギンリョウソウとゴゼンタチバナがたくさんありました。
いよいよ鼻付八丁。梯子が続々出てきます。けど、ちゃんと整備されているので安心感があります。とはいえ、体を持ち上げるのに「よいしょ!」と掛け声が必要。体が軽くなった今ですらこんな状態ということは、昨年までの体型ではかなり大変だったんじゃないかしらん?この高さまで登ってくると、シャクナゲなんかも出てきて、励まされます。
鼻付八丁が終わると、コイワカガミやチングルマなどのいわゆる高山植物がポツポツと出現し始めました。鼻付八丁が終わったとはいえ、まだまだ登り。意外ときついです。ちょっと疲れてきたぞと思ったら、天狗の庭に到着。ガスっていて展望はありませんが、ベンチを詰めてもらって休憩。じっとしていると、なんとなく濡れた汗が冷えてきます。なので、後続の方に席を譲って先に進みます。
ここからは森林限界を超えているので、お花の写真ばかり撮って全然歩が進みません。9/10からは「もうすぐお花畑」の文句にテンションアップ。ガスっていて展望がきかないので、足元のお花たちを愛でながら進みます。10/10を過ぎてちょっと行く船窪小屋が見えました。前2回は小屋の正面からの到着でしたが、初めて小屋の横からの到着となりました。
お父さんの鐘とお茶のサービスの出迎えを受けました!お母さんは、夕食の準備が忙しいのか、あまり姿を見ることができませんでした。
小屋の前で先着の群馬のお兄さんやほぼ同時に登ってきた上越のお兄さんたちとお話してくつろいでいると、越冬ビールの安売りの告知。小屋の前でくつろいでいた人たちは続々と越冬ビールを購入。ちなみにロング缶400円也。もちろん私も血糖値を気にしながらロング缶を購入。その後、七倉岳を往復してきた神奈川のお姉さんや、テント泊で小屋の夕食を食べに来た男女2人組や、その他いろんな方々と楽しい時間を過ごしました。この小屋に来る方は、すでにいろんな山に行っている方たちばかりなので、いろんな情報が得られてとってもおもしろかったです。
徐々にガスも晴れてきて、展望もよくなっていた中、夕食はお外で。暑くも寒くもないちょうどいい気温です。お母さんの心のこもった料理を立山や槍ヶ岳を眺めながら食べるなんて、とっても贅沢!本当によかった。おなか一杯食べました。
ガスが晴れてきたとはいえ、夕陽は残念でした。小屋はほぼ満員だったので、夕食後のお茶会が開催されたかったのが非常に残念。お父さんの昔話を聞きたかったのにな。寝床はちゃんと布団1枚に一人ずつです。お隣は昼間から一緒にお話していた神奈川のお姉さん、反対側は75歳の大お姉さまを含む東京の3人組。この3人組さんとは七倉山荘でも同室で、とっても楽しく過ごすことができました。
さて、翌朝は曇りぎみで、ご来光は臨めませんでした。とはいえ、昨日よりも山々がはっきり見え、富士山も見えました。お母さんによれば、富士山が見えるときはお天気が悪くなるんだって。今日は下山して温泉に入るだけなので、ゆっくりと朝食を取り、七倉岳のピークを踏みに行ってきました。七倉岳で360度の眺めを堪能できました。昼頃から雨の予報なので、その前に下山するべく後ろ髪ひかれながらもピークを後にしました。
小屋に戻ると血糖値が低め。朝からいきなり補食をとって・・・と出発準備をしていると、お母さんがラジオを手に出てきました。ラジオ体操の時間です。山小屋の前でのラジオ体操はとっても気持ちよかった!宿泊者の中でラジオ体操したのは私だけでした。出発前にお母さんと一緒に写真を撮ってもらい、すっごく嬉しい!さらにお母さんの見送りを受けて小屋を後にしました。
登りと違って、どんどん下っていきます。鼻付八丁も無事通過し、ガンガン下ります。といっても、下りが苦手なので大してガンガン降りてないんですけど。標高が下がるにつれ気温も上がり、汗が噴き出してきます。思ったよりも早く登山口に下りてきてホッと一息。
七倉山荘はまだ10時半だったけどチェックインできました。部屋に荷物を置いてすぐにお風呂へ。先に下山していた神奈川のお姉さんと一緒になりました。風呂上がりに一緒にビールと食事をしてお別れしました。そのうち、東京のお姉さま3人組が下山してきました。一緒にお風呂に入ったり食事も一緒に混ぜてもらったりして、いろいろお世話になりました。本当に楽しかったです。
今回、船窪小屋と七倉温泉を目的にした山行でしたが、いろんな人との出会いがあって、とっても充実した山行となりました。
長文を読んでいただきありがとうございました。
コメント
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それだけ(笑)
お知らせいただきありがとうございました
ていうか、週間ヤマレコの存在自体を今まで知らなかった・・・ので
重ね重ね御礼申し上げます
この連休も避暑がてら変わったコースに行って来たので、
今週中にはレコアップします。
今後ともよろしくお願いします
毎週月曜日にメールで送られてきます。
登録しておくといいですよ。
ありがとうございます。
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