大藪とマダニに苦戦【猫又山】大猫山を越えて
- GPS
- 13:36
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,688m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
天候 | 曇 時々晴れ 周辺は終日ガスが沸いていて視界不良 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬場島からゲート間は、ダンプなど大型が通行するため、 考慮してください・・・と看板ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大藪の登山道は、ルートファインディング必要。 一見、登山道に全く見えない場所も多々あり。 未整備(倒れたまんま)な倒木も多いです。 また登山道も大岩、段差、木の根っこも多く、注意深く歩く必要あり。 |
写真
感想
今回は大猫&猫又山を目指してみた_
急登も面白いので。
でも、半ば返り討ちに遭いそうな困難続きでした。
工事止めゲート(駐車地)から、30分程林道歩きで、登山口に。
そこから、急登&這い上がる登山道を900m程登ります。
涼しい時期なら問題ないですが、夏間近の季節では暑さで二名とも
大汗掻いてバテそうになった。
疲れては無いが、全身ビッショリ__水が無いと熱中症になります。
近郊のクズバや大熊や伊折への急登もイイですが、ココが一番かな。
私見では、”下りたくない”登山道って感じ。
また、日が当たる場所では、草木がヤブ化して背丈まで伸びてた。
まだ、この位ならヤブも許容範囲。
大猫平までガマンの登山で。でもマダニ5~6匹駆除。
マダニは結構這い上がるスピード早いですよ〜
大猫平では、一旦ザック下して小休止。
ホント!ノンビリできます。残雪もあり、涼めた。
大猫平から大猫山手前(尾根)までは、尾根をチョット登れば上がるが、
ココもヤブ多し。多少登山道崩れ気味もあり。問題なし。
大猫山周辺は植生も変わり、花もイイ。
登山道も平坦で歩きやすい。唯一、”歩きやすい”登山道でした。
でも大猫山頂は相変わらず何処??明確な標識無し・・
広い残雪の上で昼食。でも時間も迫っているので先を急ぐ。
大猫〜猫又山は、藪も多くなってきた。
でも花々も綺麗。尾根を200m程登る。山頂手前には残雪多し。
軽アイゼンは不要。残雪脇を抜ければ行ける。(下りはドキドキ)
猫又山山頂ではガスが多く、眺望はダメでした。
でも甲斐はありました。
しかし時間が迫っているので滞在10分で下山へ_
猫又山直下分岐〜ブナクラ峠は、最初は残雪多く楽しい。
でも軽アイゼンあったら良いかも。結構長いので。
尻セードでチョット楽しんだ。
冷たい雪解け水もあり、タオル濡らしてスッキリ爽快に!!
暫くして下方に、ブナクラ峠に下りる尾根の下り道へ入ります。
これが、(やっぱり)オオヤブでした__(+o+)
足元も見えず、登山道も見えず四苦八苦_お蔭で膝を何度ぶつけたか_
私は5回。傷だらけ___転ばなかっただけマシかも。
このヤブでは慣れてない方は迷うかもしれません。
私も時々悩みました・・・狭い尾根道なんで『ホントここ??』
と考えさせられることもしばしば・・・
藪も背丈上まで伸びているので視界見えず。
ダニも多し__ガマンガマンの下り道。
とてもじゃないが、ココは、”登り”では行けません。
多分帰るでしょう__
ホントは猫又から峠まで、90分以内で着きたかったが、
無念の120分。そりゃ無理だわ・・・これじゃ・・
ブナクラ峠から登山口(林道出合い)までは、
『もうヤブないだろう〜』思ったが、×・・・
全部ではないですが、殆どオオヤブでした。閉口です・・・
唯一、水が沢山沸いて居る事ですね。
何とか林道までヘッデン使わずに下山できた。
今回は大藪おおく、平単路でも、スタスタ歩けません。
草木のお蔭で、岩や段差や木々が多く注意深く歩いてた。
マダニも取付いた総計20匹は超えた。
おまけに帰宅したら二名でマダニ4匹食いついてた。(+o+)
私の首に付いたマダニ1匹は取れずに病院行きでした・・・・(>_<)
費用は塗りクスリ含めて、約2000円弱。
富山東方面の初めてのベテランさんの皮膚クリニックへ
朝一番乗り込み。
麻酔注射して、切り取ってほじって・・痛くないけど大変そう。
結構血が出てる感じ_見えないけど。
ホント感謝ですね。今度からかかりつけ医間違いなしです。
今回持参した水分量(2名)
ハイドレーション2Lと1.5L
予備プラティパス1L×2本
アクエリアス500ml×4個
・・・・全て消費でした。飲み物不足だったら間違いなく
熱中症にかかるでしょう。喉が渇く前に、水飲みましょうね!
今回は携帯/山用蚊取線香をザックに引っ掛けて行動してみた(昼まで)。
そのせいか?ブヨや羽虫にストーカーされる事なく快適でした。
やはりヤブが多いヤマは注意ですね。
お蔭でマダニを見慣れた。←良い事なのか??ダメでしょ??
でも、こんなヤブの登山でも、やめれんですね。
なんか、”自然な山を歩いてる”と充実感があります。
今度は赤谷に行きたいが、今時期は無理無理〜〜
今度は涼しい時期に来ようかな_
________________________
⇒7/24 マダニ傷はえぐれ跡は残りますが、綺麗な傷口です。
毎晩シャワーで洗って、処方箋の塗り薬を塗布して、バンソコウ
貼ってます。治るのも間近かと思います。次回からマダニ取れなかったら
素直に病院行った方がいいかと。
でも登山中に、ズボンの中_フトモモに噛まれ感触の後に、
強烈な痒みと痺れ?が発生していました。
下山後に、かゆみ止めや、熱めの湯で処理してますが、
が有った場所は、酷い赤みの発心_十円玉サイズでビックリ。
コッチはまだまだ完治しない様子。でもズボンの中にまで入ってまで
噛まれるとは・・・
コメント
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月末の日曜、赤谷をリハビリの〆として急登狙いで計画してましたが、この時期はやはり厳しそうですね〜。
残雪もまだ多そうですし、かなり迷ってます。。。
おまけにマダニ祭り…刺された箇所は大丈夫でしょうか??
赤谷方面の残雪具合はガス見えなかったので何ともです。
ブナクラ峠までは残雪皆無です。沢水はタップリ。沢の流れも強烈ですね。
しかしオオヤブには参りました。昨年10月と全く様子が違ってましたね_
キズは病院で抉り取った感じですが、大きくないので、じきに良くなるかと。
ちなみに残雪は結構固かったです。
行かれる際にはご安全に__
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