白馬岳(大雪渓〜鑓温泉周回)
- GPS
- 28:34
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,652m
- 下り
- 2,650m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:43
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 8:20
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
登山を始めてから、毎年登っている白馬岳。
今年も行って来ました。
朝、猿倉荘の駐車場に停めました。平日のせいか空きは沢山あります。
登山届を提出、登山道の状況を確認します。
今年は残雪が多く、鑓温泉は25日からグランドオープン、あまり人が入っていないとの事で不安がよぎります。
今日は、大雪渓経由で白馬岳へ、まずは林道を進み、白馬尻へ向います。
山頂方面は雲に覆われていますが、時々姿を現す稜線に気持ちが高ぶります。
白馬尻辺りには、サンカヨウ、キヌガサソウが出迎えてくれます。
大雪渓の入口で6本歯のアイゼンを装着、一気に雪渓を登ります。
冷たい風、暖かい風が交互に吹くので、ウエアの調整が難しいです。
最後の急登を登りきり、大雪渓の終点へ到着。
ここからがお花畑、でも昨年より雪解けが遅いせいか、花が少なく感じます。
ここも急登、今回は息があがりペースが上がりませんでした。
久しぶりの2300m超え、高山病特有の症状でした。ペースを落とし、ゆっくりと登りました。
頂上宿舎で小休憩して白馬岳山頂へ向います。
今年はウルップ草がまだ咲いています。雪が多く開花が遅れたんですね。
稜線に出てもペース上がらず、ゆっくりペースで山頂へ、午前中は真っ青な空でしたが、午後は雲が上がって来て、長野県側の眺望はありませんでした。
暫く休憩をして今日のお宿、頂上宿舎へ向います。
頂上宿舎のチェックイン前に、食堂にて生ビールで乾杯。日本酒を追加して宴会です。本日の宿の夕飯の人数は74名、我々は70番と71番。平日なのか少ないですね。
今回も、翌日は早朝発なので、朝はお弁当を頼みました。
夕飯は17時30分過ぎに呼ばれました。食事が終わったのが18時過ぎ、部屋に戻り寝る支度、20時には床につき明日に備えます。
翌朝、3時30分発。霧と風の中、白馬鑓ヶ岳へ向います。
昨年と同じルートなので、リボンやペイントが無くても間違う事無く進めました。
鑓ヶ岳への登りでご来光、白馬岳、杓子岳が姿を現しますが、雲が多く全容は分かりません。鑓ヶ岳への稜線に到着すると、剱岳、立山、遠くに槍穂高が見えて来ます。登って来た方面を見ると、雲が晴れて白馬岳、杓子岳の全容が姿を現します。
今回の山行では、白馬鑓ヶ岳から見る眺望が素晴らしかったです。早起きは三文の得ですね。
暫く景色を楽しみ、大出原へ。昨年通った時、お花畑が綺麗で感動した場所です。
分岐から下ると直ぐにコマクサ、更に下るにつれチングルマ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンコザクラが迎えてくれますが、昨年より花は少なめです。
途中、何回か雪渓を渡り白馬鑓温泉へ到着。皆さんオープン準備で急がしそうでした。鑓温泉小屋のすぐ下、長い雪渓を下ります。その後も何度か雪渓を渡ります。昨年の状況とはかなり違いました。
花の咲き具合も異なり、ミヤマキンポウゲは満開、サンカヨウ、キヌガサソウ、ニリンソウも、昨年は終盤でしたが、今年は最盛期って感じです。
鑓温泉小屋から3時間程で猿倉へ到着。お疲れ様でした。
下山後は八方温泉で汗を流し、温泉ラーメンを食べて帰路に着きました。
長野周りか、松本周りか迷ったのですが、松本周りの中央道を選択、これが大失敗。まさかの中央道の通行止め、迂回するも大渋滞。予想より遅くの帰宅となりました。
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