トンネルを抜けると、そこは上高地だった
- GPS
- 05:09
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 228m
- 下り
- 312m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:46
天候 | 晴れだがほとんどのピークは雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
前日、南アルプスから悪天候の為、下山。一風呂浴びて、天気予報を見ると、北アルプスの北部は晴れの予報だが、雨の翌日の高い山は回復が遅いので、半信半疑で考えた挙句、北東の風なので、薬師岳、双六岳、笠ヶ岳、最悪でも焼岳くらいならいけるだろうと思い、新島々近くの道の駅で車中泊。
朝起きて、天気予報を見ると晴れから雲りに変わっている。天気予報によっては、雨のところも。仕方ないので焼岳でも登るか。と思ったが、上高地散策という手がある事に気がついた。こんな日でなければ、そんなことは、なかなか出来ないので。いい機会だ。焼岳は2回も登ったことがあるし、何も見えない山へ登るよりずっといい。と思い上高地散策に決定。
釜トンネル入り口に行って聞いてみると、歩いてトンネルを抜けることはOKということ。いつか、冬に行くかもしれないので、下見がてら歩いて行くことに。
焼岳の登山口付近に車を止めて、釜トンネルまで降りる。そこから、釜トンネルに入る。最初は、バスやいろんな車がすごい音をたてて来るので少し怖かったが、だんだん慣れてきた。釜トンネルを出ると上高地トンネルというトンネルがもう一つ。合わせて約30分。
トンネルを出ると、そこは上高地だった。すぐに大正池が姿を現した。焼岳を見上げると頂上は雲がかかっていたが、北側の鞍部は雲がかかっていなかった。穂高連峰や霞沢岳は雲の中。
そのあと、左岸の散策路を歩くと、田代池が出てきた。この池はきれいな風景でその辺の山には、ない光景だ。その後少し歩くと、河童橋へ。すごい人なので、その先の岳沢が見えるところまで行くと下の方しか見えず上の方は雲の中。ここが一番、景色の良い所だが、残念。
その後、明神池まで歩く。途中、神秘的な沢や湿原の風景が現れる。この辺りは一度ゆっくり見た事があったが、やっぱりいい所だ。明神池は有料だし一度中に入って見た事があるのでパス。
その後、明神館の前で昼食。横にいた兵庫県から来たと言う、おじさんと話をしながら、おにぎりを食べる。おじさんは、子供達は誰も登山をしないのでさびしい。富士山や何回か山に連れて行ったが、一向に興味を示さない、との様なことを言っていたが、おそらく子供達は、最初からしんどい思いをして嫌になったのだろう。とかそんな会話だった。
その後、どうしようかと思い少し徳澤の方に歩き出したが、この先はあんまり見所はなかったように記憶していたので、引き返す。帰りは東側の道で帰る。河童橋の方から続々と登山客が歩いてくる。うらやましいなあと思いながら、しかし明日も天気はいまいちだなあとか考える。この辺りは、陽があまりささないので、そんなに暑くはないが、河童橋から南側は標高1500Mとはいえ結構暑かった。2回テントを張ったことがある小梨平を抜け、河童橋、大正池を過ぎてトンネルの手前でバスに乗るつもりだったが、バスがなかなか来ないので歩いてトンネルを抜けた。トンネルに入る前に焼岳を見上げると、雲が切れたり、かかったりで、あっちに行けばよかった?いや、上高地が正解だったとか色々考えたが、まあこんな日もあってもよかったんじゃあないか、が結論だった。ちなみに焼岳以外の周りの高いピークは最後まで、全て雲の中。しかし、後で知ったが常念岳は大丈夫だったみたいだ。常念岳は谷の中なので見えなかった。これだけ、ピークや谷がいっぱいあると、風の流れはとても複雑で予想はとても難しい。
とにかく、山に登れなかったのは残念だったが、いい思い出となる一日だった。今度は人の少ない雪の上高地に行ってみたいなあ。
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