ドピーカンのトムラウシ山(短縮ルート往復、北沼経由)


- GPS
- 09:25
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,572m
- 下り
- 1,569m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:15
天候 | ドピーカンの快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。最初だらだらで、標高1200mまでは土、1200m以上では主に岩石。ただ1300〜1450m間の緩やかな斜面は高度がなかなか変わらず、これが大変。最後の山頂への登りは急だが捕まるところがたくあんあり問題なし。ポールを使うよりも両手を使っての登山が安全だと思います。 |
その他周辺情報 | 当然トムラウシ温泉!500円。ソフトクリームがないのが残念・・・。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(極薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
昼ご飯
ガス
コンロ
コッヘル
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー)
ハイドレーションキット+飲料(3リットル)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
サングラス
カメラ
熊鈴
熊スプレー
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
マスク
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
キネシオロジーテープ(予備)
ファーストエイドキット
痛み止め
お風呂道具
着替え
サンダル
エアーサロンパス
日焼け止め
虫除けスプレー
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感想
今回はトムラウシ山。ほぼ北海道の真ん中にそびえ立つ、標高2141mの日本百名山です。札幌からは道東道トマムICで下りてそこから狩勝峠を越えて行くルートが最も近いです。それでも4時間半はかかる上、途中から砂利道なので、それなりの覚悟が必要ですね。
北は大雪山系、西は十勝連山と北海道の中心を形作るお山の一つです。登るだけでなく、周辺のピークでは被写体の山となっており、同座の際のランドマークになっています。
トムラウシ山は火山ですが、気象庁では活火山に指定していません。現在噴気等はありませんが、山頂付近のゴツゴツした岩は正に溶岩です。登山中に若干の硫黄臭を感じることから生きた火山であることを実感します。登山の際は一応ご注意ください。
平成21年7月に発生したツアーの遭難事故は記憶に新しいところ。北海道の山々は山頂付近が平坦なところが多く、ガスが発生した際は迷いやすい上に逃げ場が少なく、更に北海道の標高2000mは夏でも寒いこと、小屋が少ないこと、等が被害を拡大させたと思います。自分自身、装備については再度考えさせられました。
さて、山行です。今回はトムラウシ温泉よりも少し先に進んだ短縮コースです。3km弱短縮できますが、それでも往復18kmのややロングルート。標高差もそこそこあるので、登りごたえは十分です。
最初の標高1300m位まではそれなりの登りです。しかし1300mを越えるとなかなか高度があがりません。しかもゆる〜いアップダウンでビミョーに疲れます。そこに急にコマドリ沢への標高差100mの急な下りが現れます。帰りを考えるとツライなぁ。。。
コマドリ沢分岐から前トム平まではしばらく登りのお花畑と化します。ガレ場ではナッキーを期待しましたが、今日はお休みのようです。再び歩き出し、ガレ場を登りきると前トム平が現れます。一面イワブクロが咲き乱れていました。
先に進んで高いところへでると大きなケルンが現れ、その先にトムラウシ山が登場。更に溶岩流を上りきると、今度はトムラウシ山全体がどーんっと現れる。大迫力!しばし見とれて写真をバシャバシャ撮る。
その先は標高を50mほど減じ、トムラウシ公園に到着。一面のお花畑に、レリーズモード全開!進まない〜!!!
何とかレリーズ地帯をやり過ごし、あとは山頂へ向けてひたすら登る。山頂手前は火山らしくごつごつした岩場です。ストックは閉まって両手を使って三点支持で登りましょう。その方が遥かに安全です。
しばし登ると、祝、登頂!360度の大パノラマが待っています。いやぁ、今日来て良かった!再びレリーズモード全開です。
15分ほどすると団体さんが北沼の方から現れ、少々賑やかになったので下山開始。予定より少々早いので、北沼を経由して帰ることに。北沼への途中でお昼を取り、北沼に残る雪渓では周りに誰も居ない静かなひとときを過ごす。その後トムラウシ事故の遭難者に手をあわせ、その先の大雪山系へのルートが見えるところまで行きました。ヤバい、このまま先へ行きたくなってきた。。。いつかやろうと計画している大縦走、いまだ願い叶わず。。。
後ろ髪を引かれつつ、帰路につきます。帰りはトムラウシ山頂を回りこむように南沼キャンプ指定地を経由して戻りました。それにしてもコマドリ沢の登り返しがキツかった!
最近グループ登山が続いていたので、静かなお山でゆっくり過ごしたくてトムラウシに来ました。しかし昨今の百名山ブーム、人が途切れることがありません。北海道のお山も変わってきたなぁ。
お盆休みもあり、しばし山行はお休みです。その間に少し疲れた身体を休めて、登山道具を整備しながら次のお山、どこへ行くか考えようっと。さてさて、次は何処へ〜!
ロングルートのトムラウシ山、お疲れ様でした。
好天で素晴らしい景色ですね、行きたくなりました。
遠方は未踏の山ばかりで登りたい山が多すぎて次はどこを目指そうかと考えると訳わからなくなります(汗)
羊蹄山に登った時も感じたのですが、夏の百名山は道内の人よりもむしろ全国から来た百名山ハンターの方が多い印象ですね。
waji-bbさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
好天でのお山はどこも行きたくなりますね。waji-bbさんが行かれた銀泉台→赤岳もお花畑でいいですよね〜。私もそのルートも大好きです
函館から大雪山ですと宿泊が必須になりますね。宿泊先も含めて、次のお山を決定する楽しさが増えそうですね。
最近の百名山は本州からの登山者が本当に多いですね。登っていてすぐに分かりますね。田中陽希さんのグレートトラバースの影響でしょうか。次回は本当に静かな穴場低山にしようと思っています
好天まだまだ運気残っていますね!
富士山か〜ら〜のトムラウシ山、マジですか…と画面に突っ込んでしまいましたが(笑)、行って大正解でしたね!yo-shaさんといい、Kさん家族の富士登山といい、山男さんたちのタフさには毎回驚かされています。
それから、よく登場されているカレーメシ、私も昨年山行で食べてから気に入っていまして、ご存知かもしれませんがハヤシメシというのも発売してるようで、今度食べてみようと思っていますよ。
sayakaさん、こんにちは。コメントありがとうございます!返事が遅れました。
画面への突っ込み、ありがとうございます(笑)。久しぶりに単独で静かなところに行きたくて、トムラウシを選択。でも百名山ブームのためか、かなり登山者が多かったのがちょっと残念
でも天気が晴れてくれたので、行ってホントに正解でした。この運気はいつまで続くのでしょうか。今年は年明けから本当に神がかっています
お山で食べるカレーメシ、マジ美味いですよね〜。病みつきです。ハヤシメシ、情報ありがとうございます!早速ググりました。美味そう・・・。カレーメシのストックがまだあるので、食べるのはちょっと先になりそうです
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