黒部源流〜赤木沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 914m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
天候 | 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部源流は、祖父沢までに雪渓レベルの残雪3か所。 スノーブリッジをくぐらないと進めないときには撤退とする計画でしたが、かえって雪が多いため側壁寄りを問題なく通過できました。ただ、もう少し溶けるとかえって不安定になり、より危険になるかと思われます。今回は単にラッキーでした。 |
写真
装備
個人装備 |
地図(地形図)
ツェルト
ヘルメット
渓流シューズ
トポ
ルート図
|
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備考 | 釣り竿もっていかず非常に後悔・・・ |
感想
北アルプス縦走の3日目。本当は4日目に計画していたのが、前日に双六小屋までしか行けず、せっかくの好天もあって予定を変更した。
黒部源流碑から赤木沢出合は大きな滝もなく川歩きのみだが、スノーブリッジの処理が問題になるという事は以前に調査済み。今年は雪も多めであり、おそらく途中で阻まれて戻る事になる可能性が相当高いけど、無理せず行けるところまで行って戻る。とにかく無理はしないという方針で実行する事とした。
のんびり双六小屋のテント場を出発し、黒部源流へ。またとない良い天気。源流碑で沢シューズに履き替え入渓。
下り始めて20分ほど、沢が右に屈曲し真西に向かった先で、案の定最初の雪渓が出現。思った以上に大きい。ブリッジの下をくぐるとかは論外で、やっぱダメか、戻って薬師沢小屋から赤木沢に向かうかと思いつつ、側壁を偵察してみるとあっさり通過。雪が多い分ズタズタになる前の段階であり、かえって安定していた様子です。その先も2カ所同様の雪渓が出てくるも、大きな問題なく通過できた。まあ、たまたま今回はラッキーだっただけで、もう1週間も遅いと危なくて近づけなかったかと思われます。
さて、オソロシイ雪渓も終わって2200m辺りから先が今回最も楽しめた部分。どこでも渡り放題の適度な水量に小淵が点在。そっと淵を覗くとイワナが数匹ボーっと浮いており、こちらに気づくとノンビリ逃げていく状態。釣り竿を持ってくるのを忘れており、あーオレは何てバカなんだ!と後悔しきり。とはいえ指をくわえて見るだけなのも何なので、とりあえず逃げた岩の下を片っ端から探ってみる。名人は一日に何十匹も捕まえるというが、こちらはやっぱり素人。ときどき魚体に触れることはあるが、何しろ穴が細くて深いためどうにもなりませんな。魚もちゃんとそういう隙間に逃げていく様でした。
仕方ないので気を取り直して進むが、やっぱり魚を見ると淵に突入。もうどうにも進まない。まあ、休みだしこのくらいは良いかと小一時間遊びまくる。
それでもジワジワ進むうち、祖父&祖母沢、五郎沢と合わせていくと幅、水量とも増加していき、そのうちただの川になってしまった。こうなると小淵もなく、遊ぶ余地なし。残念ながら行程が捗るようになってしまった。
イワナは諦めてズンズン進んでいくのだが、たまたま途中の淵で岩陰に逃げ込むイワナを発見。またもや懲りずに水に浸かって手を突っ込んでみると、なんとついにイワナの手づかみ捕獲に成功!!神様ありがとう、来た甲斐がありました。どこの神様か知らないけど、とりあえずイワナの神様では無いだろうなぁ・・・。
大迷惑をかけたイワナ君は写真を撮ってリリース。綺麗なイワナだったな。また来よう。
イワナ君の余韻に浸りつつ、最後は単調になった河原を歩いていくと、何やら見たような緑色の大きな淵。唐突に赤木沢の出合が出現。
赤木沢は記録がいっぱいあるので特には書かないけれど、やっぱり明るく楽しい美渓で、これまたホントに来て良かったとヒシヒシと思うのでありました。
この日はのんびり薬師峠止まり。明日は帰るかもう一泊するかどうしよう?
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