御嶽山〜北と南、2つの異なる顔を持つ霊峰を巡る(中の湯より)

2017年08月13日(日) [日帰り]

• GPS: 10:24
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,446m
• 下り: 1,436m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:30
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:24

3:55 中の湯
4:42 4:42 行場山荘
5:33 5:40 女人堂
6:34 6:34 石室山荘
7:00 7:00 覚明堂 登山指導所・避難小屋
7:09 7:13 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
7:21 7:21 二ノ池本館
7:36 7:36 賽ノ河原
7:52 7:52 三ノ池乗越
8:02 8:03 摩利支天乗越
8:21 8:37 摩利支天山
9:05 9:06 摩利支天乗越
9:28 9:28 飛騨頂上
9:28 9:28 五の池小屋
9:54 9:57 五の池小屋
9:57 9:57 飛騨頂上
10:35 10:38 継子岳
10:54 10:59 継子岳２峰
11:21 11:21 四ノ池（渡渉点）
11:36 11:36 三・四・五ノ池分岐
11:54 12:07 三ノ池（鳥居と祠）
12:10 12:10 開田頂上（三ノ池避難小屋）
12:53 12:53 大岩(鬼崩レ)
13:20 13:21 女人堂
13:51 13:51 行場山荘
14:19 中の湯

天候

快晴☀、微風、湿度低め、徐々にガスが上がる。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆国道19号線元橋信号左折、登山口である中の湯駐車場(6合目)までGoogleナビで正確に誘導してくれますが、途中何ヵ所か標識の無い分岐で迷うかもしれません。いや、きっと迷うでしょう(笑)。
☆中の湯駐車場までの道は色んな名前があり、紛らわしいです。町道屋敷野*千本松線、白崩林道、霊峰ライン、すべて同じ道路です(笑)。沿道には御嶽教の信者さんの霊神碑が立ち並んでおり、夜中に一人で走るにはちょっと勇気が要ります。

コース状況／危険箇所等

☆黒沢口登山道は御嶽山の魅力を満喫出来る一番のオススメ。
☆中の湯駐車場を早めに出発して女人堂辺りでご来光を仰ぐのが”通”の登り方かな。
☆九合目で二の池を経由して五の池小屋方面に抜けられます。
☆山頂周辺部は立ち入り禁止エリア、絶対に立ち入らないように。木曽町のHPを参照してください。
☆女人堂(八合目)から三の池へ通じるトラバース道が復活しました。帰りのルートとしてバリエーションが広がり、時間も短縮され、便利になりました。沢には未だに雪が残っています。雪渓上部を見上げると今にも落ちてきそうな数多くの巨石が転がっており、ヒアヒアものです。滑落の危険等御嶽山の登山道の中では一二を争う危険度ですので、十分注意してください。
☆登山口から女人堂までは木道が続きます。大変整備はされていますが、下山時は足にかなりの負担がかかります。特に濡れている時にはスリップにも注意してください。
☆御嶽ロープウエイに乗って、というプランもありますが、シーズン週末で7時半が最速時間、ちょっとキツいですね。

その他周辺情報

☆日帰り温泉はやまゆり荘
http://www.kis.janis.or.jp/~yamayuri/
茶褐色の色をした天然温泉、本来は無色、鉄分が空気に触れて変色するそうです。
※登山口の近くに日帰り温泉施設は無いようです。

写真

8/13 4:37

六合目にある中の湯駐車場を4時前にスタート。ちょっとスタートが遅れた。

8/13 4:38

行場山荘前を通過、勿論みんな就寝中。

8/13 4:55

晴れだ！ご来光待っててくれよ〜

8/13 4:59

オレンジ色に染まる朝雲に出逢えるだけで十分。

8/13 5:08

森林限界までもうちょっとで雲から太陽が現れてしまった。

8/13 5:11

ヒイヒイ言いながら駆け上がり、女人堂下部にある展望スポットにたどり着く。

8/13 5:12

まぁ、何とか間に合った。

8/13 5:19

近くの恵那山は同時刻、しっかりとした雨だったそうだ。

8/13 5:30

女人堂、この先大感動。

8/13 5:31

御嶽山の本体がドーンと。

8/13 5:33

麓は雲海

8/13 5:34

乗鞍岳に槍・穂高連峰、幻想的。

8/13 5:35

2か月後のナナカマドの変化が楽しみ。

8/13 5:38

朝日に当たってまぶしい。

8/13 5:38

はるか向こうは三の池の外周の山かな。

8/13 5:45

谷口さん、多分ここで既にハイテンション(笑)。

8/13 5:58

ガスが徐々に上がってくる気配、我々の足が速いか？

8/13 6:03

後はてっぺんまで一気に登るのみ。

8/13 6:03

手前は九合目にある石室山荘（営業中）、上部は廃業された覚明堂。

8/13 6:04

田の原山荘、現在ここからは登れない。

8/13 6:04

北は緑で覆いつくされている。

8/13 6:05

金剛童子だろうか、雲海が凄い。

8/13 6:07

ガレているが歩きやすい。

8/13 6:11

槍・穂高連峰も雲に隠れた。

8/13 6:11

秋、真っ紅に染まる斜面

8/13 6:22

標高が上がってきて、少し息苦しさを感じる。

8/13 6:26

モクモクと湧き上がる。

8/13 6:34

はるか昔の噴火の名残の巨石

8/13 6:42

今にも落石が起きそう、慎重に通過。

8/13 6:46

石室山荘に泊まったことはないが・・・展望が素晴らしいだろうな。

8/13 6:52

山頂周辺部に近づいてきた。

8/13 6:58

廃業の覚明堂

8/13 7:00

8/13 7:02

ここにも降ってきたのだろうか。

8/13 7:06

真っすぐ、山頂方面は立ち入り禁止

8/13 7:09

緩やかに二の池へ向かう。

8/13 7:12

二の池到着

8/13 7:13

二の池本館は昨年解体された。

8/13 7:16

真ん中の雲は噴煙の雲

8/13 7:19

水は澄んでいた。

8/13 7:20

雨の度に周囲の山から火山灰が流れ込んでくる。

8/13 7:20

賽の河原へ向かう。

8/13 7:24

摩利支天山が見える。ここを境に北と南で全く趣が変わる。

8/13 7:25

振り返って二の池本館跡と剣が峰

8/13 7:25

時折ガスが上がってくる。右手の山はアルマヤ天

8/13 7:27

御嶽山は花の名山

8/13 7:28

賽の河原が見えてきた。

8/13 7:30

一種独特の雰囲気を醸し出している。

8/13 7:32

光が透き通って美しい。

8/13 7:32

色んな思いが詰まっているエリア。

8/13 7:34

リンドウ

8/13 7:35

ここはあまり立ち止まらないほうが良い、とか聞いたことがある。

8/13 7:38

振り返る。

8/13 7:46

サイノ河原避難小屋の先から見下ろした三の池

8/13 7:47

今までの荒涼とした景色から一変、緑の山へ。

8/13 7:47

振り返って。

8/13 7:50

今が盛り

8/13 7:52

摩利支天乗越へ急登を登る。

8/13 7:55

振り返って、右手奥は継母岳

8/13 7:56

アルマヤ天が突き出している。

8/13 7:56

青空へ向けて。

8/13 8:03

標高を上げる。

8/13 8:04

8/13 8:07

ハートのマークになっていませんか？

8/13 8:07

8/13 8:08

乗越に乗ると、継子岳と継子二峰が。

8/13 8:09

眼下には五の池小屋

8/13 8:11

稜線を歩いて摩利支天山へ向かう。

8/13 8:11

見えた、白山と別山

8/13 8:15

8/13 8:17

8/13 8:18

摩利支天山に向かう稜線歩き、最高。

8/13 8:19

奥に見えるのは継母岳

8/13 8:20

左側のトップが剣ヶ峰

8/13 8:23

継子岳にガスが上がってきた。

8/13 8:24

溶岩でできた山

8/13 8:30

雷鳥がいないかと見渡す。

8/13 8:32

摩利支天山頂上

8/13 8:34

ご満足いただけましたか？

8/13 8:45

帰りは正規のルート、中腹をトラバースするコースで。

8/13 8:51

右手

8/13 8:52

ゴロゴロした溶岩帯にも。

8/13 8:52

8/13 8:53

8/13 8:53

余程甘いんでしょうね。

8/13 8:55

どうやって？

8/13 9:00

8/13 9:00

8/13 9:03

8/13 9:05

摩利支天乗越に戻ってきた。

8/13 9:10

五の池小屋への斜面にて、その後ろ姿は？

8/13 9:10

雷鳥

8/13 9:12

ヒナが三羽

8/13 9:12

子供の動きを常にチェック

8/13 9:13

クゥクゥと。

8/13 9:15

五の池小屋へ下る。

8/13 9:16

ヒナ

8/13 9:17

親子

8/13 9:17

今年の御嶽山は多くの雷鳥が見られたとのこと。

8/13 9:24

振り返って。

8/13 9:28

ガスガス

8/13 9:29

三の池

8/13 9:29

8/13 9:31

五の池小屋に到着

8/13 9:32

布団上げ

8/13 9:52

五の池小屋の真ん前にある五の池

8/13 9:56

五の池小屋から継子岳へ向かう。この辺りは日本でも有数のコマクサの群生地だと思う。

8/13 9:59

盛りは少し過ぎていた。

8/13 10:06

四の池

8/13 10:06

目指す継子岳と継子二峰

8/13 10:07

君の名は、ですね。

8/13 10:11

チングルマ

8/13 10:11

秋がもうそこまで。

8/13 10:11

8/13 10:12

8/13 10:19

山頂付近は板状の岩で形成されている。

8/13 10:22

稜線に出る。

8/13 10:23

左、継子岳、右、継子二峰

8/13 10:23

継子岳、存在感ある山

8/13 10:28

8/13 10:29

群落

8/13 10:32

継子岳山頂

8/13 10:38

継子二峰へ向かう、なだらかな斜面を一旦下って、登り返し。

8/13 10:39

四の池の外輪山

8/13 10:42

背後には摩利支天山

8/13 10:43

盛りの季節に来たかった。

8/13 10:49

継子岳山頂からなだらかに下る。

8/13 10:52

君の名だ。

8/13 10:53

南部の荒々しさ

8/13 10:54

高度感

8/13 11:01

クレーター

8/13 11:03

四の池の小川へ下る。

8/13 11:04

ガスが押し戻されている。

8/13 11:19

熊が住んでいるとの話が・・・今日はいなかったが(笑)。

8/13 11:19

8/13 11:38

四の池の後、急登をクリアして次は三の池だ。

8/13 11:50

畔

8/13 12:01

アルプスをイメージさせる

8/13 12:08

三の池から女人堂へのトラバース道が復活、大変ありがたい。

8/13 12:09

御嶽山の中でも危険な部類に入る登山道

8/13 12:30

朽ちた木道で一気に高度を下げるところも。

8/13 12:31

8/13 12:38

雪がまだ残っている。

8/13 12:43

二つ目

8/13 12:44

絶対に立ち止まらないようにしましょう(笑)。

8/13 12:50

頻繁に落石が発生している。

8/13 12:51

でも楽しいトラバース道だった。

8/13 12:53

8/13 13:03

女人堂が見えて。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS SH-3 オリンパス

感想

よしくん

【山友大感動！！　快晴の御嶽山】

★御嶽山の主な見所を漏らさずご案内しました。
谷口さん、完全にはまりました（笑）。2ヶ月後、錦秋の季節にまた行きましょう。ナナカマドが真っ赤に染まる様はもう圧巻！！

★女人堂から三の池に通じるトラバース道が復活、ルートに幅が出来てうれしいことですね。個人的には時計回りが好きです、下記のルート。
中の湯〜女人堂〜二の池〜摩利支天山〜五の池〜継子岳〜四の池〜三の池〜女人堂〜中の湯

★御嶽山に登る登山者は徐々に増えてはいるのだろうけど、まだまだだと思います。特に中の湯から登る方は少ない感じがします。噴火の記憶がなかなか消えないのでしょう。勿論、山頂周辺は今も立ち入り禁止とはなっていますが、禁止区域をかすめて九合目で上手にトラバースできるようになっています。複数の山小屋も営業されています。このレコをご覧になった方が一人でも二人でも再び御嶽山に足が向けば大変うれしいですね。

コメント

sireotoko

一度行くとはまりますね。
yoshikun1さん　おはようございます
　山友、大感動。天候にも恵まれ、連れて行った甲斐がありましたね。お互い回り方が逆なので2度お会いできました。わずかな時間でしたが、お話しできありがとうございました。

よしくん

Re: 一度行くとはまりますね。
有名なsiretokoさんとは！！
びっくりしました、お会いできて光栄です。
私は昨年10月15日以来の御嶽山でした。
噴火前なら列を成して登山者が登っていたのに。
賑やかな御嶽山に早く戻ってほしいものです。

確かお犬さんと登っておられたような記憶がありますが。
何度かお山でお会いしているような記憶があります。
（正確には追い抜かされている・・・ですが、笑）
これからもよろしくお願いします。

tom32

雄大で美しい山ですね
御嶽山、北陸の山から遥かかなたに眺めたことしかありませんが、雄大で美しいですね。そして、紅葉🍁がもう始まっていることにショック！！。もう、夏山は秋に向かっているんですね😅。

よしくん

Re: 雄大で美しい山ですね
tom32さん
未踏なんですね、
是非一度、衝撃を受けること間違いなしですよ、きっと
昨年は10月中旬が紅葉の見頃でした。
真っ紅に染まります！
白山以上かも！
また行きましょう

ひさやま

ボクも今度，御嶽山へ行こう！
yoshikun1さん，こんにちは。

女人堂から三ノ池へのトラバース道が通れるようになったんですね。これはいい。
今度，近いうちに，yoshikun1さんと同じコースをたどって，
久しぶりに御嶽山へ登りに行こう。
貴重な情報，ありがとうございました。

よしくん

Re: ボクも今度，御嶽山へ行こう！
心が洗われるお山ですね。
是非！是非！
ご存知かもしれませんが、女人堂のちょっと手前まで登ると高い木々が一気になくなり、ご来光の最高のポイントになります。時間を逆算してヘッデン付けて早起き登山頑張ってください。
良い写真、楽しみにしています

onetotani

紅葉時期が楽しみですね。
yoshikun1さん　今晩は。

御来光を目標に早立ちされたおかげで、素晴らしい一日になりましたね。
御来光・展望・コマクサ・雷鳥と良いとこ取りじゃないですか。

噴火警戒レベルは「１」に引き下げられましたが、警戒範囲は火口から
1kmに据え置かれたままです。本格的な復興とはいきませんが、
徐々に元の姿に戻って、見事な紅葉を見せてくれることを
期待したいですね。

その時は絶対「黒沢道」ですね。以前紅葉時期に歩いて見事な
眺めに感激しました。

でも言われるように、中の湯駐車場に向かう道が紛らわしく、
私も行きと帰りでは違う道に出てしまいました。

よしくん

Re: 紅葉時期が楽しみですね。
こんばんはー
前日の23時、集合場所の米原駅で白山と別山のどちらにするか、山友と悩んでいまして(笑)。
お隣の恵那山は朝から雨だったそうで、不思議、やはり何か不思議なパワーを持っているんですね、御嶽山は。
onetotaniさんから女人堂から三の池へのトラバース道が開通したとの貴重な情報を頂き、本当にありがとうございました。素晴らしい周回コースが復活しました。
いよいよ紅葉の御嶽山ですね。昨年は10月15日、最高の紅葉を楽しみました。今年も9月の終わりから要チェックですね、もうすぐです。
鈴鹿のお山もお呼びがかかってきますし、あぁ忙し❗忙し❗(笑)