鋸岳 戸台から
- GPS
- 19:00
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 3,446m
- 下り
- 3,455m
コースタイム
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 3:53
- 合計
- 14:36
天候 | 曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
時々、雨が降ったりしたので、滑りやすい岩がありました。黒く濡れた岩は注意です。鹿の窓手前のナイフリッジでは足を滑らせてプチ滑落してしまいました。立木で止まったのは運が良かった。 |
その他周辺情報 | 仙流荘のお風呂は綺麗でサウナもあります。入湯料は¥500になっていました。 |
写真
装備
備考 | 鹿の窓手前のナイフリッジで、濡れた岩でスリップしてプチ滑落、お尻と膝を強打してしまったが、崖に落ちなくて運が良かった。原因はルートファインディングのミス、よく見ると安全なルートがありました。難しいなと思ったら慎重にならないといけないと思いました。 |
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感想
今回は角兵衛沢から鋸岳に登って、甲斐駒ヶ岳へ抜けるルートを計画していた。しかし、時折雨の降る天候な中、鹿の窓手前のナイフリッジ通過時に濡れた岩でスリップして滑落(数メートルほど)。立木で運良く止まるものの、お尻と膝を強打して行動に支障はないものの痛みで歩行スピードが大幅にダウン。(鹿の窓から第二高点までは緊張感とルートファインディングに神経が集中したせいか、痛みはほとんど気にならなかったが)。中ノ川乗越から熊ノ穴沢に下山を余儀なくされた。ゆっくりとしか歩くことができないので熊ノ穴沢の下降途中で日没になり、ヘッドライトの明かりではルートがわからなくなってきた。これ以上、無理をしてひどいことになる前にテントを張ってビバークをすることにする。適地がなく岩の上だったが、マットのおかげでなんとか寝ることはできた。しかし、水がなくってしまっていたのでお湯が作れず、夕食はオレンジ1個とカロリーバー数本で栄養補給。幸いなことに昼間の気温があまり高くなかったせいか、喉の渇きに悩まされることはなかった。翌日、明るくなってから下山を再開。お尻と膝の痛みと、ガレ場に苛まれながらも、時間はたっぷりあるので焦らないように降りた。途中にあった沢の水で一息ついて、しばらく歩くと戸台川に出合い、あとは河原を淡々と歩いて駐車場に戻ることができた。
滑落した場面を振り返ってみると、安全なルートがあったようだ。そちらを通ればたぶん問題はなかったと思われる。ちょっと難しそうだがいけると思ってしまったことが反省点だ。難路とはいえ、ある程度の人が通行しているので、やばいなと思ったら一呼吸おいて慎重になるべきだった。登山の厳しさの洗礼を受けた感じだ。しかし、生きて帰れてよかった。
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