木曽駒ヶ岳（千畳敷カールピストン〜おまけの宝剣岳）

2017年08月13日(日) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 5.4km
• 登り: 520m
• 下り: 516m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:41
• 休憩: 1:51
• 合計: 4:32

6:20 千畳敷駅
7:02 7:09 乗越浄土
7:14 7:23 宝剣山荘
7:24 7:24 天狗荘
7:36 7:56 中岳
8:06 8:20 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
8:29 8:58 木曽駒ヶ岳
9:09 9:10 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
9:18 9:23 中岳
9:33 9:36 天狗荘
9:38 9:38 宝剣山荘
9:55 10:07 宝剣岳
10:10 10:17 宝剣山荘
10:19 10:25 乗越浄土
10:56 千畳敷駅

天候

晴れのちガスり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

秩父の実家を深夜０時に出発して午前３時半ごろに菅の台バスセンター到着。
お盆休みだった事もあり、すでにメインの駐車場は８割方埋まっており、チケット＆バス待ちの行列も１００人近く並んでいました。
午前５時頃には、メインの駐車場が満車になって周辺に駐車場に流しているようでした。

コース状況／危険箇所等

危険個所は特になし。
一応、ガスった後の宝剣岳は、子連れはどうかなと思って、小学４年生の息子には宝剣山荘前で待っていてもらいました。晴れていれば問題ないかと思っていましたが、天気悪いと気分も乗らないですもんね。

賛否は色々ありますでしょうが、運動靴にジーンズで駒ケ岳山頂まで来ている方もいました。

その他周辺情報

こまくさの湯（食事と入浴）

写真

8/13 3:57

午前３時半ごろにして、すでにこの行列。到着して休む間も無くチケットの行列に（見送りに来てくれた）奥さんに並んでもらい、自分はバスの行列に並ぶ。子どもは車の中で待機。

8/13 4:52

午前４時２０分ころにチケット窓口が開くまで並びましたが、その頃には後ろにもはるか長い行列が…並ぶのが後１５分遅かったら、かなり大変なことになっていました。朝焼けを見ながらバスを待ちます。

8/13 5:05

すごくいいタイミングで並べたため、午前５時過ぎに来た、２番目のバスに乗れました。そのおかげで、終始待ち時間ほとんどなしの山行が出来ました。朝の３０分が明暗を分けた感じです。

8/13 5:50

まだ午前６時前。ロープウェイもほとんど待たずに乗車出来ました。でもものすごくぎゅうぎゅうに詰めてフル乗車。係の方が人数を数えて、すごくしっかりと合理的にやっている感じです。

8/13 5:52

ロープウェイは、ちょうど真ん中辺に押し込まれ、外がほとんど見えない…そして揺れても掴むところがない…天井を見上げるとこんなロゴがありました。

8/13 5:59

ロープウェイで７分半揺られ、千畳敷駅に到着！さすがに涼しい〜。ここまで半袖で頑張っていた息子もパーカーを着ます。

8/13 6:02

先週の蔵王に引き続き、見事な雲海に恵まれました。この景色を見ながら、高度順応を兼ねて朝食タイム。コンビニおにぎりと、息子は千畳敷駅で買ったジャムパンを食べました。

8/13 6:17

千畳敷駅を出て、山側に回ると先ほどの雲海に劣らない、素晴らしい眺めが飛び込んできました。これがカールか〜、初めての中央アルプスにテンション上がります。

8/13 6:18

ってなわけで、記念撮影パチリ。息子よ、きょうも付き合ってくれてありがとう！

8/13 6:22

千畳敷カールに向かって登って行きます。この時間は天気も良く、最高に気持ち良く歩き始められました。

8/13 6:32

写真では分かりにくいですが、千畳敷オーケストラの指揮者のごとく、青空に月が白く輝いていました。

8/13 6:32

さて、ここまでが遊歩道。ここから先が登山道のようです。とは言え、とても整備された道で楽しみながら登れます。

8/13 6:41

振り返り見る雲海と千畳敷駅も絶景です。

8/13 6:41

九十九折に登って行きます。あんまり気持ち良くて、息子もついついペース良く登って行きます。寝不足の上、高地なのであまり飛ばすと…

8/13 6:55

ちょっと飛ばしすぎて、休みながら。

8/13 7:06

雲海のはるか遠くに、山が島のように浮かんでいます。

8/13 7:09

と言うわけで、乗越浄土までは調子よくきました。息子もここまでは快調でした。

8/13 7:11

あっちも楽しそうだな〜

8/13 7:11

しかし、向かうはこっちの方。

8/13 7:11

宝剣山荘。ここで息子が少しアタマが痛いと。無理はできないなとゆっくり休んで行くことにしました。

8/13 7:11

宝剣山荘到着時はきれいに晴れていた宝剣岳ですが…

8/13 7:23

少し休んでいるうちにガスり出しました。本当は集中力のあるうちに宝剣岳へ行こうと思っていたのですが、ガスり始めたのと、息子も無理はできないなと思って、帰りに余裕があれば寄ることにして行きはパス。

8/13 7:24

息子もだいぶよくなったようで、ゆっくり中岳へ向けて歩き出します。

8/13 7:27

中岳の巻道は難しいというので、これも帰りに余裕があればと思い、頂を目指します。

8/13 7:28

宝剣山荘方面を振り返るとこんな感じ。無理せず休みながら登ります。

8/13 7:36

中岳山頂で。今回、宝剣岳コースから登ることも選択肢にしていたので購入したハイドレーションシステム。息子はすごく気に入ったようです。

8/13 7:37

あれ、さっきはすごくガスってたのにもう晴れてる。帰りも晴れているといいな〜

8/13 7:40

そして、あれがこれから向かう木曽駒ヶ岳。もうすぐそこです。

8/13 7:41

中岳の上の大岩に腰掛けて、息子に撮ってもらった写真。

8/13 8:18

頂上山荘手前で、また息子の調子が…なので頂上山荘でゆっくり休み、息子が「行こう！」と言うので、最悪おんぶして往復する覚悟で頂上を目指します。でも、またガスり。

8/13 8:27

幸い、だいぶ調子を取り戻した息子は、またスイスイと登って行きます。

8/13 8:33

山頂まで後わずか！

8/13 8:34

よく頑張った！距離的には今までの山行と比べても短いし、けして難しい道のりでもないのですが、寝不足と標高の高さは厳然としてあるのだということを実感しました。

8/13 8:35

広く気持ちの良い山頂。ドローンを飛ばしている人もいました。

8/13 8:39

山頂でお昼ご飯！コンビニおにぎりと、今回は焼豚。食べると息子はみるみる元気に。ん？もしかしてシャリバテだったの？

8/13 9:03

またもや「行こうか！」と息子に急かされ、下山開始です。

8/13 9:32

「巻道行ってみる？」と聞くと「いや、登りたい」と。そんな訳で一気に宝剣岳付近まで戻ってきました。が、しかし、ガスってる〜。「待っている」という息子を残して、一人ダッシュで宝剣岳へ。でも、そういうことをしちゃダメですね。もうしません。ゴメン、息子よ。

8/13 9:42

そんな訳で、軽く走りながら山道を駆け上り、でも鎖場は慎重に。

8/13 9:45

あぁ、こういうところ大好き。

8/13 9:46

幸い渋滞などはしていなかったし、後ろに人もいなかったので、ちゃんと前の人が登り切るのを確認してから。

8/13 9:46

そこそこな高度感

8/13 9:52

振り返ると宝剣山荘。息子よゴメン、待っていてくれ。

8/13 9:53

下を覗き込むとこんな感じ

8/13 9:53

宝剣岳山頂すぐ下の鎖場トラバース

8/13 9:55

トラバースの下を覗き込むとこんな感じ

8/13 9:56

山頂南側の古い社と山頂の先っちょ

8/13 9:57

北側にある新しい社

8/13 9:59

同じタイミングで登った方に撮っていただきました。ありがとうございました！

8/13 10:18

息子よ、お待たせしました！君のおかげで、父はこの夏に後悔なしです。帰りは写真を撮る間も無く駆け下りてきました。

8/13 10:23

再び千畳敷カールへ。

8/13 10:24

カール内はやや渋滞気味

8/13 10:24

登りと下りがすれ違えないところなどでは、それなりに待ち時間が。

8/13 10:29

渋滞しているとなんだか緊張が解けて、途中、思わず足を滑らせ拳大の落石をさせてしまいました。幸いすぐに止まったので良かったですが、気をつけないとですね。

8/13 10:56

そんなこんなで、千畳敷駅まで無事下山！くり返し何度でも言いますが、息子よありがとう！

8/13 12:44

下りのロープウェイやバスもほとんど待ち時間なしで下れたため、奥さん＆娘が迎えに来る予定時間より３時時間も早く下界へ。なので、こまくさの湯でひとっぷろ浴び、あらためて昼飯。

8/13 13:42

それでも時間を持て余し、ブラブラと迎えを待ちました。

8/13 14:40

帰りに寄った中央道諏訪湖SAから見る諏訪湖

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

kzskzs

お盆休み、秩父の実家に戻った際に、初めての中央アルプス・甲斐駒ケ岳に行ってきました。

今回も自分と息子が登山、奥さんと娘が観光というスタイル。ゴールデンウィークに大菩薩嶺に行った時は、自分が車のインテリジェンスキーをポケットに入れたまま登山して、奥さんたちが大変なことになったため、今回は忘れずにカギを渡し、無事、双方楽しめました。

そんな訳で、家族４人で深夜０時ごろに実家を出て、中央自動車道で駒ヶ根へ。コンビニで朝飯＆昼飯を買い込んで菅の台バスセンターに着くと、午前３時時半にもかかわらず、メインの駐車場は８割方埋まっており、すでにチケット＆バス待ちの行列ができていました。

休む間も無く、見送りの奥さんにチケットの方に並んでもらい、自分はバス待ちの列に並びました。自分たちの前には約１００人ほど。自分たちの後にも次々と人が並び始めました。

この時のタイミングが良く、３０分遅れていたら待ち時間が大変なことになっていたと思います。出だしが良かったため、お盆休みにもかかわらず終日ほとんど待ち時間なしで行ってこれました。

この日は、朝はとても天気が良かったのですが、途中からガスってしまいました。それでも、絶景を楽しむことができました。

ただ寝不足と標高の高さは、小学４年生の息子には厳しかったようで、軽い高山病のような症状が出てしまいました。こういうパターンは、本当は一泊で行くのがいいですよね。

自分的には宝剣岳の先っちょに立つのが憧れだったのですが、それが叶ってこの夏の山行に悔いなしです。

それを支えてくれた奥さん＆娘、そして何と言っても一緒に登山してくれた息子には感謝しきれません。

バスで下る途中、息子に「来年は一泊で北アルプスに行こうか」と言ったら、「山小屋よりテントがいいな〜」と息子。お父さん、いろいろ（テントの購入や修行を）頑張ります。