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Yamareco

記録ID: 1228511
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜鋸岳

2017年09月03日(日) 〜 2017年09月04日(月)
 - 拍手
midori28 その他1人
GPS
32:00
距離
16.4km
登り
1,618m
下り
2,680m

コースタイム

1日目>北沢峠7:45−駒津峰10:55ー甲斐駒ヶ岳12:45〜13:20ー六合目石室15:00
2日目>六合目石室5:15−中川乗越7:10ー第2高点7:50〜8:05ー鋸岳9:50〜10:30ー角兵衛沢のコル10:50ー戸台川14:20ー戸台大橋17:30
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路>甲府4:35ー広河原6:28〜6:50ー北沢峠7:15
帰路>仙流荘7:33―高遠8:03〜15ー伊那市8:38
その他周辺情報 日帰り入浴:仙流荘(500円)
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
2年前に来たときは工事中だった北沢峠バス停付近。新しい待合所で装備を整え出発です。
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2年前に来たときは工事中だった北沢峠バス停付近。新しい待合所で装備を整え出発です。
申し分ない快晴で、展望を楽しみながら登って行きます。
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申し分ない快晴で、展望を楽しみながら登って行きます。
明日歩く鋸岳への稜線が見えます。ワクワクしてきました。
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明日歩く鋸岳への稜線が見えます。ワクワクしてきました。
雲海に浮かぶ鳳凰三山。
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雲海に浮かぶ鳳凰三山。
目の前にドーンと甲斐駒ヶ岳。直登コースはリュックが岩に挟まって大変でした。
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目の前にドーンと甲斐駒ヶ岳。直登コースはリュックが岩に挟まって大変でした。
甲斐駒ヶ岳山頂に到着。山頂で大休止した後、六合目石室に向かいます。
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甲斐駒ヶ岳山頂に到着。山頂で大休止した後、六合目石室に向かいます。
甲斐駒ヶ岳から六合目石室までに、鎖場が一個所ありました。
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甲斐駒ヶ岳から六合目石室までに、鎖場が一個所ありました。
石室に到着。単独行の男性に写真を撮っていただきました。この後もう1名増えて、宿泊者は4名でした。
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石室に到着。単独行の男性に写真を撮っていただきました。この後もう1名増えて、宿泊者は4名でした。
水場へは石室からトラバースしてテンバに出て、そこから5分ほど下ります。この日はこんこんと湧いていました。
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水場へは石室からトラバースしてテンバに出て、そこから5分ほど下ります。この日はこんこんと湧いていました。
2日目。朝焼けが綺麗です。
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2日目。朝焼けが綺麗です。
明るくなるのを待って出発しました。石室で一緒だった単独の男性が同行してくださることになり、心強い限りです。
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明るくなるのを待って出発しました。石室で一緒だった単独の男性が同行してくださることになり、心強い限りです。
右手に八ヶ岳が見えてきたところで、間違えやすい分岐があります。直進せずにテープに沿って左に上がります。
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右手に八ヶ岳が見えてきたところで、間違えやすい分岐があります。直進せずにテープに沿って左に上がります。
第2高点、第1高点(鋸岳)が近づいてきました。
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第2高点、第1高点(鋸岳)が近づいてきました。
中川乗越。これから登るガレ場です。よく見ると右端に踏み跡が見えます。
中川乗越。これから登るガレ場です。よく見ると右端に踏み跡が見えます。
木を左から回り込み、ガレ場の右端を登ります。
木を左から回り込み、ガレ場の右端を登ります。
第2高点に到着。鋸岳の向こうに中央アルプスが見えます。
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第2高点に到着。鋸岳の向こうに中央アルプスが見えます。
鋸岳を背にして少し下ると…
鋸岳を背にして少し下ると…
赤テープがついている所から樹林帯に入ります。所々右に踏み跡がありますが、テープ通り左を選んで下ります。
赤テープがついている所から樹林帯に入ります。所々右に踏み跡がありますが、テープ通り左を選んで下ります。
樹林帯を結構下って、ガレガレのルンゼを左岸から右岸に渡ります。よく見るとルンゼの真ん中に赤テープがあります。
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樹林帯を結構下って、ガレガレのルンゼを左岸から右岸に渡ります。よく見るとルンゼの真ん中に赤テープがあります。
更にその先の岩場をトラバースすると…。
更にその先の岩場をトラバースすると…。
鹿の窓直下のルンゼに出ました。はやる気持ちを押さえて、慎重に登って行きます。
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鹿の窓直下のルンゼに出ました。はやる気持ちを押さえて、慎重に登って行きます。
岩が剥がれやすい(特に右の岩)ので注意!
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岩が剥がれやすい(特に右の岩)ので注意!
鹿の窓です。やったね!
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鹿の窓です。やったね!
私もくぐって信州側に出ました。
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私もくぐって信州側に出ました。
鋸岳はすぐそこです。
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鋸岳はすぐそこです。
ここを登った後、ちょっとスリリングな鎖場の下降があります。
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ここを登った後、ちょっとスリリングな鎖場の下降があります。
鎖を使わず少し下り、行き詰ってから鎖を手繰り寄せようとしたら、手が届かず焦りました💦
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鎖を使わず少し下り、行き詰ってから鎖を手繰り寄せようとしたら、手が届かず焦りました💦
ここの登りはホールド、スタンス共に豊富です。
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ここの登りはホールド、スタンス共に豊富です。
鎖場は登るほうが楽です。
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鎖場は登るほうが楽です。
鋸岳まであと少しです。
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鋸岳まであと少しです。
鋸岳に到着しました。北ア、南ア、中央ア、八ヶ岳、奥秩父…。富士山以外全て見ることができました。
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鋸岳に到着しました。北ア、南ア、中央ア、八ヶ岳、奥秩父…。富士山以外全て見ることができました。
仙丈岳、北岳、間ノ岳、塩見岳…。ついつい長居してしまいました。
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仙丈岳、北岳、間ノ岳、塩見岳…。ついつい長居してしまいました。
角兵衛沢を下ります。下りで良かったです。こんなところ登りたくないです!
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角兵衛沢を下ります。下りで良かったです。こんなところ登りたくないです!
岩小屋に立ち寄りました。水はちょろちょろ程度です。ガレ場の下りに神経を使い、疲労がピークに…。
岩小屋に立ち寄りました。水はちょろちょろ程度です。ガレ場の下りに神経を使い、疲労がピークに…。
岩小屋を過ぎ、2050mくらいから樹林帯に入ります。カラマツの歩きやすい林を下り続け、戸台川に出ました。
岩小屋を過ぎ、2050mくらいから樹林帯に入ります。カラマツの歩きやすい林を下り続け、戸台川に出ました。
靴を脱いで左岸に移ります。
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靴を脱いで左岸に移ります。
左岸の登山道を歩き、第2堰堤上で右岸に渡り(水はなかった)、途中1回中州に移った以外は右岸を下りました。
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左岸の登山道を歩き、第2堰堤上で右岸に渡り(水はなかった)、途中1回中州に移った以外は右岸を下りました。
戸台河原駐車場。戸台大橋まであと10分ですが、最終のバスはとうに出ています。1時間の車道歩きを覚悟した時、親切な車に拾われました。
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戸台河原駐車場。戸台大橋まであと10分ですが、最終のバスはとうに出ています。1時間の車道歩きを覚悟した時、親切な車に拾われました。

感想

鋸岳は長年憧れ続けた山でした。
昨年同行してくれる人が見つかり、この度1年間温めていた計画をようやく実行することができました。
ルートファインティングが難しいと聞いていたので、お互い事前にルート研究を重ね、特にヤマレコの記録は大いに参考にさせていただきました。
1日目、3回目となる甲斐駒ヶ岳登頂は思いのほか時間がかかり、年齢による衰えを感じました。
2日目、前夜宿泊した六合目石室で一緒になった単独の男性が同行してくださることになり、全員が初めての鋸岳でしたが、赤テープを頼りに慎重に足を進め、順調に鋸岳の山頂に立つことができました。
あまりの展望の素晴らしさについつい長居してしまい、後半の角兵衛沢の下りと戸台川の河原歩きで私が失速してしまったこともあり、戸台大橋で最終のバスには乗れませんでした。苦手な林道歩きが1時間あるかと思うと泣きたくなりましたが、通りかかった地元の方が車に乗せて下さり、本当にありがたかったです。
30mのザイルを持参しましたが、1度も使用しませんでした。ルートを外さなければ、甲斐駒ケ岳から鋸岳へは、ザイルは必要ないかと思います。
しかし、逆ルートをとる場合や、鎖を使っての下降が苦手の人がいれば、ザイルを出したほうがよい箇所もありました。

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